ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「インサイダー」

2021年07月15日 | アル・パチーノ
2000年公開の映画の紹介です

監督は、マイケル・マン。
実話が基になっている、長編157分の社会派ドラマ映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ラッセル・クロウ、クリストファー・プラマー。


目隠しをされたCBSテレビ局の番組制作者・ローウェルは、連れてこられた場所でヒズボラの指導者と会話します。
番組“60ミニッツ”のキャスター、マイク・ウォレスとのインタビューの必要性を話し、後日指導者は番組内でマイクの核心に迫ったインタビューを受けるのです。
ジェフリー・ワイガンドは明るいうちに自宅に戻り、会社の荷物が車にある事を妻から問い詰められます。
ジェフリーは会社を首になったと話し、妻は激高します。
ある日、ローウェルが自宅に届けられた小包を開けると、匿名でたばこ会社の内部からの大量の化学データである事を知ります。
間もなく、詳しい人物としてローウェルはジェフリーに電話をかけ、何度目かのやり取りで会う事にこぎつけます。
ジェフリーは退社しても守秘義務があり内容は話せないと言い、その日は話せる内容だけをローウェルは聞くのです。
その後ジェフリーはたばこ会社に呼ばれ、守秘義務について念を押され内容も拡大された事にジェフリーは怒りサインしないまま席を立つのです。
しかし引越しをした後もジェフリーに尾行の形跡やメールに嫌がらせなどが届き、ローウェルはボディガードを用意し、ジェフリーはインタビューに応じることを決断するのです・・・

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原題も同じ『The Insider』
意味は、集団・組織の内部の人。 部内者。 また、内部の事情に通じている人。

この映画はアカデミー賞で、「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ラッセル・クロウ」「脚色賞」「撮影賞」「編集賞」「音響賞」などのノミネートがあります。

映画のラストのテロップではある程度の脚色もある事を載せていて、中心人物のその後にも触れています。
・・が、公開からかなりたっているので、状況も変わっていると思われますがね (∩。∩;)





お立ち寄りありがとうございます
大物俳優陣、緊迫感の漂う157分でござました
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「ジャスティス」

2021年04月10日 | アル・パチーノ
1980年公開の映画の紹介です

監督は、ノーマン・ジュイソン。
腐敗した法曹界の真実を問う、法廷ドラマ映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ジェフリー・タンバー、クリスティン・ラーティ、リー・ストラスバーグ。


留置場に女装した黒人男性・ラルフが入れられ、収監者たちからヤジを飛ばされます。
間もなく判事・フレミングを殴った事で収監されていた弁護士・アーサーは呼ばれ、出る手続きをしていると、
「フレミングは悪人だから、逆らわない方がいい」
と助言されるのです。
アーサーは、自分の依頼人の無罪の証拠をフレミングが見ようともせず有罪判決を出した事で苛立ったのでした。
その後指名されてラルフの面会に行ったアーサーは、刑務所には入りたくないと涙ながらに頼まれるのです。
ある日、同僚2人が歓声を上げて「フレミングの逮捕」をアーサーに伝えます。
さらに、フレミングが弁護をアーサーに依頼した事で、3人は大笑いするのでした。
その後アーサーはフレミングに依頼の理由を聞き、すげなく断ります。
ところが週末一緒に行動する事が多いベテランの判事・レイフォードから、資格をはく奪されるかもしれないから引き受けるよう説得されてしまうのでした。
無罪の証明を見つけながらも、一向にアーサーの頼みを聞き入れないフレミングに、アーサーは憤りを感じてくるのです。
そしてアーサーは、常連の依頼人からあるものをわたされるのです・・

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この映画は、アカデミー賞で「主演男優賞/アル・パチーノ」「脚本賞」のノミネートがあります。
因みにこの年の主演男優賞はダスティン・ホフマン 『クレイマー、クレイマー』、
脚本賞は『ヤング・ゼネレーション』でした。

フレミング役はジョン・フォーサイス。
「冷血」(1968)、「3人のゴースト」(1988)などの出演、
「チャーリーズ・エンジェル」(2000)シリーズでは、チャーリー・タウンゼントの声を担当しています。





お立ち寄り、ありがとうございます
昨日に引き続き、ラストが大好きな映画の1つでございます (*´∪`*)
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「エニイ・ギブン・サンデー」

2020年10月08日 | アル・パチーノ
2000年公開の映画の紹介です

監督はオリヴァー・ストーン。
プロアメリカン・フットボールの世界、フィクションのドラマ映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、キャメロン・ディアス、デニス・クエイド、ジェイミー・フォックス、ジェームズ・ウッズ、マシュー・モディーン、チャールトン・ヘストン、アン=マーグレット、アーロン・エッカート。


2001年、マイアミ。
アメリカン・フットボールチーム『マイアミ・シャークス』は3連敗中で、ヘッドコーチのトニーはゲキを飛ばします。
ところが、相手チームのディフェンスに阻まれてクウォーターバックのキャップは大怪我をして退場し、2番手も潰される始末です。
仕方なく後一人しかいないウィリーをトニーは指名し、試合慣れしていないウィリーは円陣を組むなり吐いてしまいます。
ハーフタイムでは、トニーは皆にカツを入れます。
「ミスをするならデカく、俺は怒らん。
つまらん試合はするな、地元だ、後半はぶっとばせ。」
ところが、ウィリーは次第に波に乗り、トニーの云う事を聞かず点を稼ぎ勝利に導くのです。
その後もウィリーの活躍は続き、CMにも起用され、ウィリーは鼻高々になって行くのです。
お見舞いに行ったトニーは、椎間板の手術をしたキャップから
「大事な試合には出れるから見捨てないでくれ」
と言われます。
大きな試合が近付いたある日、自宅にウィリーを呼んだトニーはキャップ起用を穏便に話します。
しかしウィリーは顔色を変え、大激怒するのです・・

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プロリーグの名称、チームの名称、ボウルゲームは全て架空のようです。

この映画は白熱した試合に、じっくり時間をとられています。

≪ 付録 「アメリカン・フットボール」と「ラグビー」のおおまかな違い ≫

「ラグビー」

イギリス発祥のスポーツで、イギリスやフランス、NZ、南ア等で人気。
1チーム15人(FW8人、BK7人)、試合時間は前後半それぞれ40分。
得点はトライが5点、トライ後のキックが2点、相手の反則から得たペナルティキックによる得点が3点。
試合の流れの中で攻守が頻繁に入れ替わります。
7人制ラグビーは、2016年のリオ五輪からオリンピックの正式種目になったようです。

「アメリカン・フットボール」

アメリカで盛んに行われているフットボール。
1チーム11人、試合時間は4クォータ計60分(1Q=15分)
得点はタッチダウンが6点、その後のキックが1点、地面に置いてキックをするフィールドゴールが3点。
1プレーごとに試合がストップして攻守が入れ替わります。
1回の攻撃で前に投げられるパスが1回のみあります。

ほぼ、箇条書きですが・・・
ううむ、なるほど。
どちらも見ごたえは、満点ですな。






お立ち寄りありがとうございます
日本でのラグビーワールドカップで熱狂していたのは丁度去年の今頃でした
ふくも燃えておりました
また、熱狂できる日を心待ちにしているのです
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「ボーダー」

2020年06月05日 | アル・パチーノ
2010年公開の映画の紹介です

監督はジョン・アヴネット。
クライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーティス・ジャクソン、カーラ・グギーノ。


男性が、画面に向かって話します。
「私はデイブ・フィクス。
第1級刑事で、ニューヨーク市警に30年勤務。
その間に、14人もの人を殺害した。
全ての始まりは、ランドールの事件だった・・・」
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ニューヨーク。
4年前、ランドールと言う男は恋人の娘を殺害し裁かれましたが、陪審員の評決は無罪でした。
事件を担当した刑事、ルースターとタークは判決を不満に思い、その後タークがランドールをわざと嵌めて刑務所に入れた事にルースターは気づいてしまいます。
その頃、悪党が殺され詩が書かれたカードが側に置かれる事件が相次ぎます。
警察内部で、「犯人はこれじゃないか?」とルースターは警察手帳を掲げます。
ルースターとタークはマーカスという大物売人を追っていて、ある時タークはトイレで麻薬を使う女性を見かけます。
その女性・ジェシカは弁護士で、2人はジェシカにおとり捜査の依頼を持ちかけるのです。
別室で状況を覗っているルースターとタークは、ジェシカとマーカスのやりとりを見ています。
ところが、怯えるジェシカにマーカスは気付き、2人は救出に向かい銃撃戦になってしまいます。
その後、失態からルースターとタークは職務を外され、他の任務に就かされ、精神科医の診察を受けることにまでなってしまうのです・・・

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なんとこの映画で、ゴールデンラズベリー賞「最低男優賞/アル・パチーノ」のノミネートがあります。

「ゴッドファーザー PART II」(1975)、「ヒート」(1996)以来の大物共演ですが、
「ヒート」の時のツーショットは合成ではないかと噂があったようで、初めて知りました。
この映画は、合成のしようが無い程相性のいい掛け合いが頻繁にあります。

4度目の「アイリッシュマン」(2019)のDVD化を心待ちにしているところです。





お立ち寄りありがとうございます
応援頂いて、ますます頑張ります (p*・∀・)p
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「Dearダニー 君へのうた」

2020年03月24日 | アル・パチーノ
2015年公開の映画の紹介です

監督はダン・フォーゲルマン。
実話をもとにしたドラマ映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、アネット・ベニング、ジェニファー・ガーナー、ボビー・カナヴェイル、クリストファー・プラマー。


1971年。
音楽会社を訪れている若いダニー・コリンズは、インタビューされて崇拝する歌手は“レノン”と答えます。
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2014年。
往年のロック・スターのダニー・コリンズは、ツアーで客を魅了していますが昔のヒット曲が殆どでした。
ある日、マネージャーのフランクが、ダニーの誕生日に驚くようなプレゼントを持ってきます。
フランクは、40年前のダニーのインタビューの話をした後、それを読んだレノンがダニー宛に手紙を書いたが、音楽会社がコレクターに売ってしまい、それを何とか手に入れた、というのです。
箱を開けたダニーは、額に入ったダニー宛のレノンからの手紙を読み、感激します。
間もなく若くてだらしのない妻と別れて、カバンに荷物を積め、ダニーはニュージャージーに自家用機で飛びます。
そしてダニーは、会った事が無い自分の息子・トムの自宅を訪ねます。
妊婦の妻・サマンサと幼い娘がいて、サマンサは「何故、今さら」と話します。
ダニーは「人生を変えようと思った」と話します。
しかし、仕事の最中に戻ってきたトムはダニーを追い返すのです。
ホテルで酒を飲み続けるダニーに、従業員のメアリーが話しかけ、お酒を付き合うのでした。

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この映画は、ジョン・レノンが新人アーティスト・英シンガーのスティーブ・ティルストンに宛てた励ましの手紙が、数十年を経て本人に届いたという実話から着想を得た作品のようです。

老ロックスター、ダニー役はアル・パチーノ。
この映画で、ゴールデングローブ賞/主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門)にノミネートされています。
劇中では歌声を披露していますが、プレミア試写会の席で、
「歌を唄ったことについては勘弁してほしい。役柄で仕方なかった。」
と、謝罪したそうです。
さらに、大勢の前で歌う必要があると台本で知った時は、緊張から
「歌詞を覚えておくのもやっとだった」
とか。






お立ち寄り、大変ありがとうございます
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「ブラック・ファイル 野心の代償」

2020年02月15日 | アル・パチーノ
2017年公開の映画の紹介です。

日系アメリカ人・シンタロウ・シモサワ監督の、サスペンス映画です。
主演・出演は、ジョシュ・デュアメル、アリス・イヴ、マリン・アッカーマン、イ・ビョンホン、
更に初共演のアル・パチーノ、アンソニー・ホプキンス。


世間では大手製薬会社ピアソンの薬物違反が話題になっています。
ピアソンのCEOのアーサーは、愛人のエミリーから助言されますが聞き入れずオフィスに戻ります。
その夜、自宅に戻ったアーサーは携帯のメールに怪我をしているエミリーの画像を受け取ります。
アーサーはすぐに警察に連絡し、間もなく犯人から250万ドルを指定のギャラリーに持ってくるようメールが入ります。
指定の時間に到着したアーサーですが、警察の指示を聞かず接触してきた犯人を殴りつけるのです。
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それより1週間前。
連勝を重ねる弁護士のベンは、昔の恋人・エミリーからメールをもらいバーで会います。
エミリーは問題を抱えているアーサーの恋人で、パソコンでその証拠を見つけ、どうしたらいいかベンに相談します。
ベンはエミリーの部屋で証拠のUSBメモリーを受け取り、上司に訴訟に勝てると豪語します。
ところが数日後エミリーを訪ねたベンは、エミリーの死体を発見してしまうのです・・・

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原題は『Misconduct』
意味は、非行・まずい経営・誤った管理・不始末・職権乱用・違法行為

正に、泥沼!!

監督はこの映画が初作品で、素人の為、皆からアイディアがたくさん寄せられる現場を作り上げていったんですね。
アル・パチーノにもアイディアを募ると、
「ニューオーリンズ鈍りで喋らせてくれ」
と提案され、取り入れたんだとか。

この映画はこの後泥沼化していきますが、撮影現場は楽しそうですね。

ベン役はジョシュ・デュアメル。
テレビドラマ『オール・マイ・チルドレン』(1970-2011)で、エミー賞 を受賞しています。
「トランスフォーマー」(2007)シリーズの出演があります。






お立ち寄りありがとうございます
劇場公開の映画でも都市、期間を限定する作品も多く、この映画のようにレンタルで見つけて共演を歓喜する作品も多々あります
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「カリートの道」

2020年01月26日 | アル・パチーノ
1993年公開の映画の紹介です

監督はブライアン・デ・パルマ。
エドウィン・トレスの同名小説と続編『それから』が原作のクライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ショーン・ペン、ペネロープ・アン・ミラー、 ジョン・レグイザモ、 ルイス・ガスマン、 ヴィゴ・モーテンセン。


モノクロで、カリートが撃たれるシーンが映ります。
ストレッチャーで病院の中を運ばれながらカリートは語ります。
「心配するな、俺の心臓はしぶとい」
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30年の刑をを受けている元麻薬王のカリート・ブリガンテは、親友でもある弁護士デイヴ・クラインフェルドのおかげで5年で法廷に立ち、「社会病が治ったから、これからはまっとうに生きる」と言ってのけ、
判事から十分に嫌味がこもった「釈放する」の言葉を受け取ります。
自由を喜ぶカリートはデイブに感謝し、祝杯を上げながら自分の夢を語ります。
本当に足を洗う事に驚くデイブですが、自分も出資しているクラブを任せる話をします。
5年ぶりのシャバは変わっているものの、カリートは伝説の英雄のままでした。
既についているオーナーとクラブ経営を始めたカリートは、夢の為におとなしく過ごしお金をためます。
ある日、昔の仲間・ラリーンが会いに来てやたらカリートに状況を根掘り葉掘り聞きます。
カリートは車椅子のラリーンの下ごころに気付き、どんな理由であれ仲間が裏切ったことを残念に思うと言い放ちます。
一方、デイブは弁護士として有能で成功していましたが、実は麻薬漬けでした。
ある日、カリートに頼みごとがあると話し、犯罪の手助けを依頼します。
恩にきているカリートは金はいらないと話し、引き受けるのです・・・

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作者のエドウィン・トレスは、ニューヨーク州最高裁判所の元判事なんですね。

この映画は、ゴールデングローブ賞で「最優秀助演男優賞/ショーン・ペン」「最優秀助演女優賞/ペネロープ・アン・ミラー」のノミネートがあります。

あらすじには登場しませんが、カリートの恋人・ゲイル役はペネロープ・アン・ミラー。
「ドン・サバティーニ」(1990)、「チャーリー」(1993)、「アーティスト」(2012)などの出演があります。
テレビドラマ、テレビ映画の出演が多いようです。





う~ん、ショーン・ペンは畜生役、はまりすぎ・・
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「スケアクロウ」

2019年12月15日 | アル・パチーノ
1973年公開の映画の紹介です

監督は、ジェリー・シャッツバーグ。
2人の男性の友情を描いた、ドラマ映画です。
主演・出演は、ジーン・ハックマン、アル・パチーノ。


カリフォルニアの田舎道。
刑期を終えたばかりのマックスは、道路に降りる時、鉄条網にひっかかり土手を滑り落ちます。
大きなプレゼントの箱を抱えたフランシスは、笑いながら自己紹介します。
しかしマックスは相手にせず、その後2人は何時間も無言のままヒッチハイクの車を待ちます。
やがて、トラックの荷台で町に降ろされた2人はカフェで食事をします。
マックスはフランシスに仕事の話を持ち掛け、呼びやすい名前を聞き、フランシスをライオンと呼びます。
2人は仕事先をピッツバーグと決め、その前にライオンの目的地・デトロイトに寄る計画を立てます。
その夜のモーテルで、ライオンはカカシの話をし、マックスは「そんなはずない」と笑います。
デトロイトへ向かう途中、マックスは妹の家に寄り、2人は歓迎されます。
数日泊って帰る前にマックスとライオンは、妹と妹の友人とバーに飲みに行きます。
ライオンはノリノリで楽しく過ごしますが、マックスは男と喧嘩になってしまい、2人は刑務農園に送られてしまうのです・・

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原題『Scarecrow』は、「カカシ」「みすぼらしい人」「痩せ衰えた人」などの意味です。

この映画はカンヌ国際映画祭で「パルム・ドール」と「国際カトリック映画事務局賞」を同時に受賞しています。

フランシス、ライオン役はこのころ30代前半のアル・パチーノ。
今では珍しいコミカルな演技に注目です。

さて、4度目の共演となるロバート・デ・ニーロとW主演の「アイリッシュマン」が・・限定公開のようです。

≪一度目≫ 記事UPしてます
「ゴッドファーザー PART II」(1975)
ロバート・デ・ニーロ役が若かりしヴィトー役の為、すれ違いです。

≪二度目≫ 記事UPしてます
「ヒート」(1996)
警部補(パチーノ)、強盗団のボス(デ・ニーロ)と、敵同士の役どころ。

≪三度目≫
「ボーダー」(2010)
ニューヨーク市警察の名コンビ役です。





いつもお立ち寄りいただき有難うございます
今では渋さ前面ですが、かわい~アル・パチーノの一面です
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「ハングマン」

2019年09月18日 | アル・パチーノ
2018年公開の映画の紹介です

監督はジョニー・マーティン 。
サイコスリラー映画です。
主演・出演はアル・パチーノ、カール・アーバン、ブリタニー・スノウ。


殺人課の刑事レイ・アーチャーは、ワゴン車に車を当てられ激怒して追跡し逮捕します。
1年後、退職したアーチャーの相棒だったルイニーは、ある女性と会います。
犯罪ジャーナリストのクリスティで、許可をもらいルイニーの捜査に同行します。
無線で呼ばれルイニーが到着した場所には、被害者の女性が首をつられ文字が刻まれていました。
現場には子どもの遊び「ハングマン」が描かれ、ある数字が2種類書かれていました。
気になったルイニーはアーチャーを訪ねます。
書かれていた数字は2人の警官バッジの番号だったのです。
3人は検視医から詳しく様子を聞き、犯罪の残酷さを知ることになります。
第二の殺人が起き、連続猟奇殺人事件となり、クリスティはある事に気付きます。
それは1年前に殺害されたルイニーの妻の事件でした。

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ルイニー役はカール・アーバン。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「スター・トレック」シリーズ、「マイティ・ソー バトルロイヤル」(2017)の出演があります。

≪ ハングマン・ゲーム とは ≫

相手の考えた単語を当てる2人用のゲームです。
紙に絞首台と、出題者が決めた単語の数を表すアンダーバーを書きます。
文字を当てる側が単語を一文字づつ言い、当たったら単語の位置のアンダーバーの上に記入します。
はずれたら、絞首台に首つりの絵を胴体一つづつ書いていきます。
どちらが完成するかで勝敗が決まるっていう、なんとも怖~いゲームなんですね。






ハングマン ゲーム

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「スカーフェイス」

2019年07月26日 | アル・パチーノ
1984年公開の映画の紹介です

監督はブライアン・デ・パルマ。
1932年の『暗黒街の顔役』が元になっているクライム映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、スティーヴン・バウアー、ミシェル・ファイファー、メアリー・エリザベス・マストラントニオ。



1980年。
キューバのカストロ政権は避難民をアメリカへ解放し、トニー・モンタナは多くの人々と共にフロリダに着きます。
トニーは経歴から難民の隔離施設へ送られますが、知り合ったマニーから話を持ちかけられ政治家を殺害して永住権を手に入れます。
マイアミでトニーとマニーに来た裏社会の仕事は小さいもので、トニーは激怒し息巻きます。
根性を見込まれて大きな仕事をトニーたちは引き受けますが、罠にはまり銃撃戦となるのです。
その後トニーは直接依頼主にブツと現金を渡しに行きます。
トニーはここでも引けを取らない話し方で、フランクはトニーに言います。
「私は筋金入りのタマを持った男を探していた。
その男をいつもそばに置いておきたい。」
トニーは間もなく高級スーツを着て、高級車を購入します。
ある日、フランクの右腕のオマールと共にボリビアの麻薬王・ソーサに取引に行ったトニーは自分で話を進めてしまいます。
フランクは金額の大きさに激怒しますが、トニーはデカく仕事を広げるべきだと話すのです。
その後クラブでマニーが帰った後、酔いつぶれる寸前のトニーに銃が撃たれ、辺りは騒然となるのです。
ソファーに身を沈めたトニーは、刺客2人に応戦します・・・

*****************************************************
170分の長編映画です。
ゴールデングローブ賞では「作曲賞」「主演男優賞/アル・パチーノ」「助演男優賞/スティーブン・バウアー」にノミネートがあります。

トニー・モンタナ役はアル・パチーノ。
アル・パチーノ自身『トニー・モンタナ』をとても気に入り、役のためにキューバの港からの亡命者と過ごして、ラテン・アメリカの習慣や道徳観を学んだんですね。

あらすじには登場しませんが、フランクの愛人・エルビラ役はこの時25歳ほどの透き通るようなミシェル・ファイファー。
その後「恋のためらい/フランキーとジョニー」(1991)でも、アル・パチーノと共演しています。

この映画は公開当時、評論家などは低い評価だったようで、その後次第に、マフィア映画のカルト的な傑作としての評価に変わって言ったんですね。

ゲームも登場し、その後のトニーを操れるそうな!!

最新・リメイクの情報がありますが、監督が二転三転・・
主演はディエゴ・ルナ。
舞台はマイアミからロサンゼルスに代るそうです。





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「ミッドナイト・ガイズ」

2019年06月19日 | アル・パチーノ
2013年公開の映画の紹介です

監督はフィッシャー・スティーヴンス。
合計年齢もビッグなクライム・コメディ映画です。
主演・出演はアル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン、アラン・アーキン。


元ギャングのヴァルが28年の刑期を終えて外に出ると、昔の仲間のドクが迎えに来ていました。
「老けたな」
「お前よりは若いさ」
ヴァルはドクが堅気になって絵を描いている毎日に驚きます。
ドクの質素な部屋に招かれるも、ヴァルはパーティに繰り出そう、と売春宿へ向かいます。
調子が出ないヴァルの為に、2人はドラッグストアへ忍び込み、高血圧用などドクも必要な薬をたくさん盗みます。
再び売春宿へ行き、ドクは電話を借ります。
相手はヴァルに恨みを持っているギャングのボス・クラップハンズでした。
外に出たヴァルは、クラップハンズの手下の高級車を盗み、もう一人の仲間を訪ねます。
そこは老人ホームで、ハーシュは車椅子で酸素を付けている状態でした。
ところが、ヴァルとドクをみるなり、連れ出してくれと頼むのでした。
鍵がなくボタンで操作する車に驚きつつ、ハーシュは昔通りの運転技術でパトカーを巻いてしまいます。
すると、トランクからバタバタと音が聞こえ、ドクは銃を構えて開けました。
中には縛られた女性が入れられていたのです・・

********************************************
この映画の撮影の頃・・
 アル・パチーノ 72歳
 クリストファー・ウォーケン 69歳
 アラン・アーキン 78歳

主題歌のジョン・ボン・ジョヴィの楽曲「Not Running Anymore」はゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートされています。

この映画のインタビューで、
アル・パチーノが劇中使用のバイアグラについて、
「私はこれを使ったことがない。これは告白であると同時に自慢でもある」
なんて語っていたんですね-

アラン・アーキンは他の二人との共演について、
「アル・パチーノは見ていても共演しても刺激的な俳優」
「クリストファー・ウォーケンとの共演は俳優人生の中で一番の驚き」



かな~り昔

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