ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ディバイナー 戦禍に光を求めて」

2020年02月26日 | 実話をもとにした映画
2016年公開の映画の紹介です

監督・主演はラッセル・クロウ。
オーストラリア、アメリカ合作の戦争ドラマ映画です。
オーストラリア・アカデミー賞・作品賞を受賞している、ラッセル・クロウの初監督作品です。


1915年、第一次世界大戦中のトルコ、ガリポリ。
オーストラリアとニュージーランドの部隊は、トルコ軍との戦争でたくさんの兵士が亡くなります。
オーストラリアの農夫・ジョシュアも3人の息子の死の知らせを受けていました。
4年後、心の病の妻までも亡くすと、息子を生存を信じるジョシュアはトルコに向かいます。
イスタンブールで何とか見つけた宿は、敵対していた国の未亡人が経営していました。
ジョシュアはガリポリに入り、現地に詳しいトルコ軍のハーサン少佐から戦地を案内されます。
水脈を探し当てる職人"The Water Diviner"でもあるジョシュアは、その力で息子の遺体に近付いていくのです。

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この映画は、実話をもとに脚本が書かれています。
ガリポリで戦争墓地の建設に関わったイギリスの軍人の手記をヒントにしているんですね。

ラッセル・クロウは初の監督業について、
「脚本を読んだ瞬間、映像までが目に浮かんできた。
 他の映画の監督とのやりとりで、知識や経験が培われていて、今回の監督は自然な流れ」
だったとか。

≪ ガリポリの戦い 豆知識 ≫

第一次世界大戦中、連合軍がイスタンブール(トルコ)占領を目指してガリポリ半島に上陸を行った作戦。
陸・海・空三軍の総力による大規模な上陸作戦としては世界初のようです。
同盟国側が準備を整えて待機していた為、連合軍は負けを喫して撤退しているんですね。
 連合軍側のオーストラリア・ニュージーランド軍団はほぼ戦争が初めてで、上陸記念日は国民の祝日となってるとか。






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