「ロス・インディオス&シルヴィア」の元ボーカルで歌手のシルヴィアさんが11月28日に肺がんのため52歳の若さで亡くなりました。
大阪市の出身。佐川満男の店で歌っているところをスカウトされ、ロス・インディオスに初代女性ボーカリストとして参加。1979年のデビュー曲『別れても好きな人』が大ヒットとなり、一躍スター歌手となりました。翌年には、この曲で日本レコード大賞ロング・セラー賞を受賞しています。
その後も、「ロス・インディオス&シルヴィア」として活動し、『それぞれの原宿』、『うそよ今夜も』、『コモエスタ赤坂』などの曲をヒットさせました。
1982年の菅原洋一と歌ったデュエット曲「アマン」のヒットを転機にひとり立ちして、『愛のキャラバン』でソロ歌手として活動を始め、テレビやステージでも活躍しました。
2009年に精密検査の結果肺がんであることが判明し闘病生活を送っていましたが、入院先の病院で眠るように亡くなったとのことです。
「ロス・インディオス&シルヴィア」のデュエット曲は、多くの人たちに歌われてきました。これからもまた、デュエットの名曲として歌われ続けることでしょう。
心より御冥福をお祈り申し上げます。