日々はつれづれ

旅に出たいと思いつつ、過ぎていく日々のつぶやき。

4月にみた映画

2010年04月30日 | テレビ・映画・舞台


4月にみた映画をつらつらと。
ネタバレ含みます。ご注意ください。


タイタンの戦い
まずは画像にもあるタイタンの戦い。試写会が当たりました。
映画館では3Dもあるそうですが、試写会なので2D上映。
そのせいか「ここは3Dの迫力を出すためのシーンなんだろうなぁ」というタメ画がちらほらありました。
確かに画面は綺麗だし迫力はあったんですがねぇ。
内容とテンポがかなり微妙。
育ての家族を殺されて、ハデス様に復讐を誓ったペルセウス。
「あくまで自分は人間として戦う」にこだわってしました。
が、仲間が次々と死んでいく中でとうとう神様の力をつかうことに。
…だったら最初からそうしろよ。と思わずつっこんでしまいました。
それくらい仲間があっけなく退場していきます。
そして大サソリとのバトルシーンが長かった!
仲間を次々と失った大死闘だったのに、サソリを操る仲間がすぐに現れるし…。
さっきの死闘は何だったんだと思うくらい、あっさりサソリに乗って移動するし…。
でも細い道をおそるおそる踏み外すサソリちゃんが可愛かったです。
しかしサソリバトルで集中力を切らした私は、山場のクラーケン戦では盛り上がれず。
クラーケンもごつくてあまり可愛くなかったです。
そしてラスボスのはずのハデス様はあっけなく退場…。
ルシファーのような雰囲気のハデス様はかっこよかったのに!!
身勝手だけどちょっぴり子煩悩のゼウスパパは素敵でした。


パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
奇しくもこちらも神様と人間のハーフ・デミゴッドが主役。
こちらの舞台は現代で、お父さんの存在を知らない少年が主人公です。
ある日ゼウスの剣を盗んだと濡れ衣を着せられ突如追われるパーシー。
訳のわからぬままお母さんに連れて行かれたのはデミゴッドたちの訓練所。
隠れ里のような場所で剣技などを磨くデミゴッドたちがたくさんいました。
てか多すぎ!? 神様たちはそんなに頻繁に地上に降りて恋をするのか!
と思わずあきれてしまいます。でも子供には会っちゃいけないそうです。
ずっと側にいた友達はパーシーの守護者である森の精だったり、
ヒロイン(武闘系)も一緒にアイテム探して別ステージへと進んだりとRPG的な流れです。
それがわかりやすくて、私は「タイタンの戦い」より楽しめました。
けれどこちらのハデス様はパンクなおっさん…。
そしてペルセポネはワイルド系セクシー美女。
このふたりに思い入れがあるアリーズ世代としては少々複雑でした。
(アリーズ:ギリシャ神話をモチーフにした少女漫画)


シャーロック・ホームズ
やっぱりドラマの影響か、ホームズは色白で神経質で根暗でジャンキーでオールバック。
でも強いイメージがありました。
今で言うなら「相棒」の右京さんを不健康にしたような。
だから武闘系のホームズってどうなんだろうとは思っていたのですが。
…思ったよりよかったです。あれはあれでアリ、みたいな。
それよりもワトソンがかっこよすぎ!!
お医者さんだし戦争経験者だしホームズと行動を共にしているし、頭が良くて度胸があるとは思います。
でもそれがホームズの影で目立たないというか。
人がいいというか、控えめと言うか。
それがワトソンに対する私のイメージ。
しかしジュード・ロウのワトソンはクールで渋いです。
決して死んだと思ったホームズが目の前に現れても気絶しそうにはありません。
これはこれで、別物としてアリです。私は。


第9地区
南アフリカで難民となったエイリアン。
スプラッタなシーンが結構ありましたが面白かったです。
舞台が南アフリカというのがまた何とも言えません。
多くのエイリアンは知能が低く、本能的と思われています。
そのエイリアンたちを別の難民施設に移動させようとした人間たち。
プロジェクトリーダーの主人公はエイリアンが作った液体をかぶってしまいます。
そしてだんだんとエイリアン化していく主人公…。
それを作ったのは隠れて暮らしていたエイリアンのリーダー。
子供エイリアンがまた可愛かったです。何気に天才(笑)。
主人公がすごく身勝手なのですが、そこがまたリアルだと思いました。
そしてラストシーンがよかった!
このラストがすごく好みだったので、印象に残る映画となりました。


シャッター アイランド
冒頭で錯覚についての映像がありました。
それを示しながら「錯覚を起こすから気をつけてみてね」としつこいくらいの誘導。
「決してラストをみていない人に教えないでね」というのもありました。
…ここまで煽られたら身構えてしまうというものです。
そして素直に騙されるには、私たちは漫画やテレビやゲームを見てきてしまったというか。
ラストは想像の範疇。あっけなかったです。
最後の最後でちょっとしたひねりがありますが、それすらも想定の範囲内と言うか。
ただ、視点が切り替わった後のスピード感というか見せ方はおもしろかったです。
面白くない訳ではないけど、もうひとひねり欲しかったです。
トリックが分かった後も、映画を見直す気にはならないかも。
でもやはり見応えがあったのはディカプリオ。
急いで歳をとったような姿が残念ではありますが、やっぱりこの人は好きです。
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