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ウバユリ(姥百合)

2019年08月21日 | 日記
ユリ科ウバユリ属。 丘陵地や山地に生える多年草。 少しばかり湿った半日陰ないし、日陰を好む。 大型の百合の仲間、背丈は大人の肩くらいにになる。 花が咲く頃には葉が枯れてなくなることから、葉がない→ 歯がない、ということで歯がない老婆に因んでウバユリと言われる。 現実には葉が残っている場合もある。 ウバユリは食べることも出来ます。食用になるのは春にまだ芽が出たころの若葉です。花が咲く頃には鱗茎をたべることができ、タマネギみたいなものです。若葉は非常にアクが強く苦いので,長時間ゆがいて、さらに水で長めに晒しましょう。 ウバユリに似た「バイケイソウ」という植物があり、これは毒性がありますので要注意。バイケイソウには鱗茎はなく、ウバユリの特徴の紫の葉脈もありません。原産地:日本原産。 関東地方以西から四国、九州に布する。 中部地方以北、樺太、千島には大型の変種、「オオウバユリ」が分布する。  開花期:7月~8月。 花は四方に向かって咲かせます。花数は普通2~3個程度、花は白色系であるが純白ではなく、黄緑がかったもの、鉄炮百合の様にはぱっと開かない。 ギリシヤ語の「心臓」と「ユリ」が語源。花はユリに似ているが、葉は心臓型であることから。 花言葉:「威厳」、「無垢」。
写真  ウバユリ (8月13日・清水公園)