ロイヤルモータースとその仲間たち

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阪神・淡路大震災 私の体験記 その10

2009-01-25 15:05:55 | 阪神・淡路大震災 私の体験記
発生から2週間後、当時、私は兵庫県中古自動車販売連盟(兵中販)の副理事長をしていて、会員の安否や全国の会員から集まってきた義援金の扱いなど難しい問題が山積みになっていたので、日本中古自動車販売連盟の会長をされていた難波会長の店「朝日オートセンター(尼崎)」に理事全員が集まり「緊急理事会」を開催することになりました。
比較的被害の少なかった朝日オートセンターですが、従業員の避難場所にレストランを解放し多くの方が避難しておられました。

また理事たち本人も大変な時期にもかかわらず、そして交通機関も寸断され自転車やバイクや徒歩で苦労しながら集まって来ました。
ほんとうに当時の理事や事務職員の「心意気」に感銘を受けた事を今も思い出します。
被害の無かった高砂の兵中販事務局から電話連絡の取れるところは全て連絡した結果、幸い組合員には亡くなられた方はいませんでしたが従業員の家族に数名おられたとの報告がありました。
問題は連絡の取れない方々です。 
副理事長(4名)は地域を決めて現地で安否を確認することになり、私は長田区の担当になりました。 
義援金はかなりの金額で、配布の地域や被害状況によりその金額を決めました。
全国の会員の温かい気持ちが被災した会員(私も含め)に伝わり、日頃はそれほど感じませんが、いざとなれば「すばらしい仲間」だと改めて思いました。
また、全国の「タックス」の会員の方たちからもあたたかい義援金をいただき本当に感謝しております。
「ありがとうございました。」
*わたしたちはこの体験を経験し、恩返しをしなければと新潟地震・鹿児島の台風の時は義援金を送りました。
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