ロイヤルモータースとその仲間たち

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父と濟々黌

2012-08-16 14:06:44 | ハイキングおじさんの「ひとりごと」
8月6日に亡くなった父の出身校で従弟も応援に来阪するとの連絡があり、8月13日濟々黌の応援に甲子園に行ってきました。
父が元気であれば必ず応援に行っていた筈です。 選抜で優勝した時は全試合応援に行きハイおじさんも連れていってもらった記憶があります。 感激し泣いていた姿が今も目に浮かびます。
父にとっての濟々黌は青春そのものだったのでしょう。
  
対戦相手は春の選抜8強の鳴門

            
地元では濟々黌が甲子園出場と号外がでたそうです。前試合が終わる前に甲子園に到着したのに満員で入場できません。
結局3回が始まる頃やっと外野に入場できました。 入ると甲子園に近い鳴門高校がアウェー状態で黄色(スクールカラー)の服や帽子が外野席にも大勢います。 


            
戦前の予想に反し3対1で鳴門高校を破り一回戦を突破ました。  応援団の方に「おめでとう!」と握手をし写真を撮らしてもらいました。 

            
黄色のラインの学生帽は普段使用しなく、高校野球と卒業式の時に使用するそうです。 現役の学生以上に全国から集まったOB(先輩)が多く、あちこちで急遽ミニ同窓会をする話が聞こえてきます。・・・うらやましい~!

阪神電車で神戸に向かう途中、濟々黌カラーを着ている初対面の年配の方二人が同窓会の話を始めました。
ハイおじさんも話したくなり軽い気持ちで「実は父も濟々黌出身でして!」と話に割り込んでいくと「おいくつですか?」と尋ねれ「実は今月の6日に亡くなり・・・・・」ハイおじさん自身全く想像もしていなかったのですが、急に胸が詰まってなかなか「94歳です。」が声にならず相手のお二人もあっけにとられたと思います。 あとは何を話したか覚えていません。 お葬式の時もこんなもんかと思っていたのに!

午後4時、熊本の従弟とその娘さん達が我が家に立ち寄り仏壇にお参りして頂き、在阪の従弟たちと西宮で食事をしました。
熊本の従弟と4人の子供たち全員、濟々黌出身で野球部の話になり、今回も寄付金がなんと一億円集まったそうです。 そして濟々黌は進学校で推薦入学が無く、野球をしている選手はなんとか皆に着いて行き甲子園が終わった翌日から選手を集めて特別に進学の授業を行い、OBもそれを全面協力するそうです。
現役とOBの絆が大変強い学校です。   これもちょっとうらやまし~い!

熊本県立濟々黌高等学校を知りたい方          
コメント
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