あこがれの!水間鉄道に乗ってきました。
南海電鉄貝塚駅に隣接している水間電鉄貝塚駅。 自販機できっぷを買って駅に向かうと改札でバスガールみたいなスタイルのかわいい改札嬢が切符を切って2~3案内をしてくれました。 出発
水間寺までの5.5kmに八つの駅があり九つ目が終点の水間観音駅。
市電みたいに駅の間隔が短い・・・といっても市電が死語になりつつある現代、若い人には感覚がとらえられないかも知れません?
どの駅にも駅員さんはいません。
車掌さんもいません。
運転手さんが後ろの窓?を開けて改札します。 もちろん、後ろのドアからは出られません。
線路の近くに家があり、なんとなく湘南電車の趣がありますが観光が主力になっているようには感じられません。 水間鉄道は本来「水間寺」行きの為に地元の人たちが設立した電鉄会社ですが乗降客を見ていると現在は日常に乗る、まさに「地元の足」になっている感がします。 南海電車に乗り継ぐと大阪まで一時間圏内で通勤・通学ができます。 その立地条件がいいのか沿線には人家が多く神戸電鉄みいに田園や山などほとんど見あたりません。
終点の水間観音駅は90年前の開業当初からのコンクリート製で水間寺を模して建てられたそうです。
平成11年国の登録有形文化財に登録されました。
また、鉄道員がいません。 目にするのは貝塚駅、水間駅の改札に一人と運転手の3人でした。・・・水間鉄道を維持しようとする痛ましいほどの努力が感じられました。
日本で2番目に運賃の高い神戸電鉄の努力を期待します。
神戸電鉄は阪急系列に入りましたが、昔は地元の方々が努力をして作ったものです。
大正時代の人々の鉄道を建設しようとする情熱には、その当時のその地域の人口を思えば感服します。
参考: 湘南鉄道 大正14年免許申請 昭和5年開業
神戸電鉄 大正12年免許申請 昭和2年開業
水間鉄道 大正12年免許申請 大正14年開業
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