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雨模様が続くが北からの高気圧が張り出しもう雨雲は秋雨前戦となっている。 昨年の8月の中旬頃に南京町で中国の寺の関帝廟です是非、お参りくださいと案内地図をもらった。 8月28日~30日は旧暦の7月15日~17日で中国はお盆の日で一昨日の29日神戸の関帝廟へ行ってみた。神戸市営地下鉄三宮駅から次の兵庫県庁駅で下車し西へやや北方向へ約15分ほど歩くと直ぐ判った。山門を潜り中門へ行くとお盆のお供えを準備している人たちは全て中国語の会話でまるで中国へ行ったようだ。
中国、蘇州の寒山寺へ観光に行った時、中国人のお参りは大きな線香を持ってお参りしているのを思いだし大束の線香(500円)買うとご婦人が日本語で線香の火の付け方やお参りの仕方を丁寧に教えてくれた。 寺内にいる方は神戸生れの在住の帰化した華人(華僑)である。会話は中国語だが生活は日本人同様の生活をしている。
世界の四大文明の一つである黄河文明を発祥として知られている中国の歴史は4000年と云われているが全く無知なのでお参りを済ませてから世話役らしき人に関帝廟について聞いてみた。中国の後漢の時代に王朝を復興させた三国志の英雄で関羽が王朝によって47番目の神格化された神様だそうで日本では武人の英雄は神社に祀られているが中国では関帝廟(寺院)に祀り、中国大陸、台湾に関帝廟が多くあり、日本では横浜、京都、神戸と長崎に代表的な関帝廟があるそうである。つまり、現在は中国(華僑)の商売繁盛の神様のようだ。
中国のお盆は旧暦は8月28日がご先祖様をお迎えし、8月30日にお帰りの日だそうで昨年にお亡くなりになられた家で関帝廟にその様子を飾るそうで神戸在住の華人は約14000人いるが今年お帰りなられたご先祖様のご家庭は少ないと世話役が教えてくれた。
中国寺院の本堂へ線香を持ち入ってみた本堂には色々の神像があり、一体毎に線香をあげているが成るほど大束の線香が必要なのだ。本堂内は煙で満煙しているいる。
中国の礼拝は座布団の上に膝を折り曲げ平服して拝むようだ。日本の神社は「2礼、2拍手、1礼」より厳しい姿勢だ。
寺院の境内を散策して休憩席に戻ると説明してくれた世話役は神戸生まれの神戸育ちの華人の二世で烏龍茶ををサービスしてくれた。神戸関帝廟の年中行事を聞くとこのお盆だけだそうである。神戸長田区には神阪中華義荘があり阪神間を中心とした華系(華僑・華人等)の共同墓地があると教えてくれた。中国は多民族、多宗教国家で、儒教、、道教、仏教、イスラム教、キリスト教、等があるが中国憲法では信仰は自由とされているが現在の中国の共産主義社会ではキリスト教やイスラム教の新たなる教会や寺院の布教活動などに規制があり、むしろ潰されると上海に行った時上海在住の日本人から聞いた事がある。この後、三宮に戻り「中華冷麺」を食べ家に戻ると歩行計は5568歩を示していた。
TVの放映は家内が見たそうです。
関帝廟旧暦のお盆は賑やかだと昨年知りました。寺院のお世話をしている方は日本人と知りながらみんな親切でした。
中国には王朝が認めた武人や偉人の英雄は神として寺院に祀られる事を初めて知りました。(日本も朝廷が認定した英雄や偉人は神社に祀られるが中国を真似たようです。)
明治朝廷は明治天皇が自ら明治神宮に祀られました。
日露開戦の武人で英雄の「東郷平八郎元帥は」死後、神様として朝廷から「東郷神社」に祀られたのが日本最後の神様だそうです。
コメント
中国では権威の象徴とて色で区別されていたようです。赤が最高位で王位の色だうです。僧侶の仏衣の色も格が違うようです。
(京都にいた時会社のOBから聞きました。)
日本の神社や寺院には平安神宮、、厳島神社、日光東照宮や神戸では生田神社(官幣中社)が代表的です。
でも、お稲荷さんの鳥居はどこでも赤色
朱塗りの材料はベンガラで高価なものだそうで防腐剤の役割をするそうです。
日本と同じ様にご先祖様をお迎えして お送りするのですね
朱色の祭壇と言うのでしょうか とても華やかで綺麗ですね
こんなに豪華におこなわれるって凄いですね
私も中国に行って「兵馬俑」を見たとき歴史の深ささにびっくりしました 学ぶ事がいっぱい有ります
5568歩も歩かれたって 優秀ですね
参拝者が少ないのは関帝廟へ着いたのは10時半ころで、ご婦人たちがお供え物を準備している最中で午後から或いはご先祖様がお帰りになる30日が賑やかになるのでしょうか。
横浜関帝廟へ行ったことが有りませんので何とも言えません。
神戸関帝廟の建物、華和(中日)折衷で疎蘇州の寒山寺とは別で、良い感じです。
人が少なくてのんびりした感じですね。