彼岸とは仏教用語で迷いの世界(叉は現世)を此岸(しがん)というのに対して、悟りの世界(叉は来世(らいせ)
を彼岸という。
日がまっすぐに西に沈むので西方浄土を思う期間として彼岸の行事があるともいう。
昼と夜の長さが同じになるし、昔から建物に彼岸の夕日が真ん中に沈むように設計されているらしい。
新しい所では「あべのハルカス」の柱の間に夕日が入るし、遺跡のアンコールワットの塔と塔の中心に入る。
今日から四天王寺さんでは十想観(じっそうかん)が開かれてお祈りがはじまる。
西門の鳥居の中心に陽が入るのを眺めたいと思いつつ実現していない。
彼岸の入りでお墓参りに行く。
ちらほらとお参りの方の姿がありました。
今日の日を{彼岸太郎} {入り彼岸} {さき彼岸} 初手(そて)彼岸}というと歳時記にある。
毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規
今日彼岸菩提のたねをまく日かな 芭蕉
お墓の帰り夫に桜を見せようと公園に寄るもあまり関心が無い様子でした。
すべてオオヤマザクラです。