ぼきが
週5(しゅうご)
で
かよっていた
アルバイト先
に
あべちゃん(仮名=かめい)
と
言う
おっさんが
いてた
(ぼきは
2020年5月31日
日曜日で
やめたのだが)
としのころは
70歳だ
せいべつは
男性で
独身
立場は
ぼきと
おなじで
あるばいとだ
あべちゃんは
その
アルバイト先
の
スーパーで
ゴミ担当チーフを(ごみたんとうチーフを)
している
ゴミ担当チーフの
部下は 0人だ
直属の上司は
店長のみだ
スーパーから
でる
大量のゴミを
かたずけるのだ
段ボール
発泡スチロール
普通のもえるごみ
もえないごみ
PPバンド(プラスチック製のうすっぺらいひもみたいなもの)
ペットボトル
空き缶
などなど
各売り場の
ひとたちが
売り場ごとに
ごみをあつめ
ごみしゅうしゅうばしょまで
もっていき
その
ゴミ収集場所に
おいていく
すると
その
ゴミ収集場所に
いてるのが
あべちゃんだぁ~
ぼきは
この
あべちゃんが
だいすきだ
だいたい
この
あべちゃんは
1mあるくのに
10秒くらいかかる
なので
ぼきは
あべちゃんに
「あべちゃんの
へ~(屁~)は
コロナより
すごいよな~~
くらうと
一発即死(いっぱつそくし)やよな~」
と
言うと
あべちゃんは
「このやろ~~
おまえ~ころすぞ~~!!
いうてええことと
わるいことがあるぞ~~」
と
約14秒かけて
ぼきに
いいかえし
1m
10秒かけて
おいかけてくる
が
ぼきに
おいつけない
なにせ
1mあるくのに
10秒ほどかかるのだ
そこの
スーパーは
まいあさ
ゴミ収集車が
きて
大量のごみを
もっていくのだが
そのとき
ごみを
そとにだしておかないといけない
そのため
スーパーの
裏口のほうの
室内にある
こみ収集場所から
ゴミ収集車が
くるころ
ゴミを
そとに
だしておかないと
いけないのだ
ゴミは
駕籠車(かごしゃ)に
まんたんで
5~6台は
ある
その
ゴミで
いっぱいの
かごしゃを
しつないから(室内から)
そとにだすと
すぐ
カラスがやってくる
かしこいカラスは
その
ごみを
つっつき
ちらばらす
なにせ
えいようまんてんの
ゴミだ
カラスは
毎日のことなので
みのがさない
くちばしで
ゴミをつっつき
ちらばらす
ちらばったごみは
ごみ収集車も
もっていってくれない
ちらばった
ゴミは
かぜ(風)にふけて
どこかえ
とんでゆく
なので
ここで
とうじょうするのが
われらが
ヒーロー
あべちゃんだぁ~~
ごみが
からすに
やられないように
みはっている
りょううでを(両腕を)
こしにあて
じ~~っと
ごみのところに
たっている
からすも
わかっているのか
あべちゃんが
たっているのに
ごみを
つっつく
なので
たっている
いみが
ないときがある
あるひのこと
ぼきが
さかなや部門の
発泡スチロールを
ごみすてばに
もっていったら
いつものように
あべちゃんが
からすの
みはりばんを
していたので
ぼきは
あべちゃんに
言った
「からすのほうが
あべちゃんより
かしこいやろぅ」
と
いうと
あべちゃんは
「うぇEEEええええ」(ええ~)
と
言い
「おれのほうが
からすより
かしこいわ~~
おまえ~
ころすぞ こらぁ~~」
と
いうので
「だって
ほんとうのことやん」
と
ぼきが言うと
あべちゃんは
「ちょっと
まて~~こらぁ~~」
と
1mを
10秒かかる
あしで
おいかけてきたので
とっとと
にげた
そして
ぼきは
あべちゃんに
「あんまり
ごみからはなれると
あべちゃんより
かしこい
からすに
また
やられんで~~」
と
いって
にげた
ちらっと
うしろを
ふりむくと
とおくで
あべちゃんが
げんこつを
ふりあげ
ぼきに
なにか
おこっていたが
ほっておいた
また
あるひのことだった
ぼきは
あべちゃんに
愛の
こくはくをした
いつものように
魚部門から
でた
発泡(はっぽう)スチロールの
ごみを
「つきてい はっぽう
もってきたで~~」
と
かごしゃに
まんたんの
発泡スチロールを
おいていくと
あべちゃんは
燃えるゴミ
と
燃えないゴミ
の
しわけをしていたので
ぼきは
その
ごみすてばのなかで
あべちゃんに
言った
「あべちゃん
ぼきは
なんでか
しらんけど
あべちゃんのことが
すっきやねん」
と
言うと
あべちゃんは
「うぇEEEええええ」(ええ~)
「おれはな~
おとこがきらいなんや~~
おまえ
あっちゃへいけ~~
きもいんじゃ~~!!」
と
30秒かけて
ふられた
そんな
あべちゃんだが
その会社に
勤続22年
働いているらしい
ぼきは
もう
そこをやめて
8日たつが
あべちゃんは
げんきに
してるのだろうか???