川崎市の教職員232人、旅費不正受給や服務規定違反で処分…市長「大量処分は非常に遺憾」
(読売新聞) 2024/02/21 09:13
川崎市立学校に勤務する多数の教職員に旅費の不正受給や服務規定違反があったとして、計232人が懲戒などの処分を受けた問題で、福田紀彦市長は20日の定例記者会見で「ルール違反で大量処分となったのは非常に遺憾だ」と述べた。
一方で、出張時に自家用車を使ったのに公共交通機関を利用したと申請した旅費の不正受給に関しては、独自の見解を披露。現在は災害時にのみ認められている自家用車の使用が以前は出張時にも認められていたとして、「事務整理がきちんと行われなかった。制度設計上の責任も重い」と主張した。
これに関連し、市は4月から、事前に登録した場合に限って出張時の自家用車の使用を認める。
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出張旅費を不正受給、出退勤登録怠る…川崎市立校の教職員ら78人を懲戒処分
2024/02/15 20:08神奈川新聞
出張旅費を不正受給、出退勤登録怠る…川崎市立校の教職員ら78人を懲戒処分
多くの教職員が処分され、頭を下げて謝罪する川崎市教育委員会の担当者=同市役所
(神奈川新聞)
川崎市教育委員会は15日、出張の旅費を不正受給したり、出退勤登録を怠ったりしたなどとして、市立小中学校、高校などの教職員ら計78人を戒告や減給の懲戒処分、154人を文書訓告などの処分にしたと発表した。
旅費の不正受給を巡っては、市教委は昨年3月に教職員16人を懲戒処分にした。その後の調査で、さらに教職員136人が2018年度から22年度までの間、自家用車で出張したにもかかわらず、電車やバスで移動したと偽って料金を請求していたことが今回判明した。不正受給総額は103万9606円で、既に全額返還された。
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派遣型風俗店に勤務・スカート内盗撮…大阪府警の「処分者」250人、不倫も目立つ
読売新聞 によるストーリー • 16 時間
20240224土
大阪府警の昨年1年間の懲戒処分と内部処分を合わせた処分者は250人(前年比50人増)で、過去2番目に多かったことが、読売新聞の情報公開請求でわかった。パワハラとセクハラを巡る処分者は93人で前年の56人から大幅に増えた。府警は「相談体制が整い、被害者が声を上げやすくなってきた」としている。
府警によると、懲戒処分(19人)の内訳は、免職と停職が各3人、減給10人、戒告3人。複数の女性のスカート内を盗撮したとして、府迷惑防止条例違反容疑で書類送検された男性警部補(46)や、女性向け派遣型風俗店に勤務して約240万円の報酬を得た男性巡査(27)がいた。2人とも依願退職した。
内部処分(231人)の内訳は、訓戒35人、注意196人。パワハラやセクハラのほか、不倫が目立った。警察署勤務の男性警部補(53)は、2014年の噴火で63人の死者・行方不明者が出た御嶽(おんたけ)山(長野・岐阜県境)の立ち入り禁止区域に許可なく侵入。
災害対策基本法違反で罰金10万円の略式命令を受け、本部長注意の処分を受けた。
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裏金議員は何人?首相「安倍派は30人以上…」明確に答えず「机に2000万。犯罪行為の隠蔽だ」 国会で論戦【詳報】
2024年1月29日 17時13分
自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を受け、国会は29日、衆院と参院の予算委員会で「政治とカネ」の問題に関する集中審議を行った。
裏金事件の発覚後、初めてとなる国会での本格論戦。自民党の再発防止の中間取りまとめに対して身内からも批判が出た。野党側からは実態解明のため、自民党全議員の調査や裏金議員の一覧表を求める声が上がった。
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「闇パーティーやりたい放題」…岸田首相「就任祝う会」の巧妙さ 野党が批判、首相は「純粋な祝賀会」主張
2024年1月29日 21時34分
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、国会は29日、衆参予算委員会を開き「政治とカネ」の問題に関する集中審議を行った。衆院予算委では、岸田文雄首相が自身の支援者らが主催した首相就任を祝う会を巡り、野党から脱法的だとの追及を受けた。首相は「法に従って行った会だ」と述べて違法性を否定したが、野党は「収支報告書に記載されていない闇パーティーではないか」と批判し、会計資料などの国会提出を求めた。(小椋由紀子)
◆岸田氏側が開催事務を行い、事後に320万円寄付を受けたと指摘
立憲民主党の大西健介氏が質問した。2022年6月に首相の地元・広島で開かれ、約1100人が出席した「内閣総理大臣就任を祝う会」に関し、会費1万円で飲食の提供はないことを指摘。さらに、首相が代表を務める自民党広島県第1選挙区支部に主催した任意団体から約320万円が寄付されていたことや、受付・経理などの事務を同団体ではなく岸田事務所が担っていたことなどを挙げ、「実態は政治資金パーティーだ」と批判した。
政治資金パーティーであれば、政治資金規正法に基づいてその旨の明記や、政治資金収支報告書への収支の記載が必要になる。大西氏は、任意団体による開催だとしても、収入見込みが1000万円以上になる場合には、事前の届け出が必要であることも強調した。
◆首相「不慣れと聞いて私の事務所がお手伝い」違法性否定
首相は「祝う会は、地元政財界の皆さんが発起人となり開催いただいた純粋な祝賀会と認識している。事務局から不慣れだとの相談を受け、私の事務所がお手伝いした」と説明し、政治資金パーティーとの見方を否定した。
大西氏は「ダミー団体をかませば政治資金収支報告書に書かなくてよいとなれば、闇パーティーをやりたい放題だ」と追及。祝う会を主催した任意団体の代表が、「岸田文雄後援会」の代表も務めていることを指摘した上で、案内状や会費収支の明細など関連資料の提出を求めた。首相はこれに対し「(予算委の)理事会等の指示に従う」と応じた。
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