選挙前安倍ポンが「政治空白を作ってはならない」と言ったそのままに、戦後最低最悪の首相が何の道理もなく居座り続ける現況は「政治空白」そのものかも知れない。これはどう考えてもひどい、言わば「真夏の怪談」である。400年前だったら安倍ポンの首は今頃四条河原に晒されているだろう。いや、今でも顔面蒼白の安倍ポンはキョンシーみたいだ。これを尚も擁護し続け「改革の続行」を訴える小泉チルドレンらはいったい何者だろうか。さしずめ悪霊に魂を抜かれた亡者の群れだろうか。六回連続で敗訴した国が「地裁判決の統一性」などと屁理屈を捏ねて尚も控訴を繰り返し被爆者を弾圧し「ものの道理」というものに刃向かう。これが安倍ポンの言う「専門家の意見を聞いた上で」という奴だ。各々独立した裁判所が統一した見解で右へ倣えの判決を書いたらそれこそ異様で問題である。「同道した他国軍が攻撃されたらどうするか?」などと、そもそもタッグを組んで戦場に同道しない限りあり得ない事態をひねくり出し想定して、なし崩しに「自衛権」を拡張解釈するのも前駐米大使ら「忠米亡国」の「専門家」らである。こやつらはひょっとして、戦争をしたくてしたくてしょうがない連中なのだろうか。選挙で負けても退陣しないなどというのはまさしくヒットラーの手口だ。これにおずおずとしか異を唱えないメディアは既に「翼賛報道」を開始したのだろうか。おのおの方、いつまでも「勝利」に浮かれていてはなりませぬ。これからが勝負です。では今我々に出来ることは何か。それは取敢えず、無能の暴君=安倍ポンに肩入れし、倒れかかった旧悪を助け起こすかのようなありとあらゆる動きを逐一チェックし、それらを完膚なきまでにぶっ潰すことである。報道で言うならば、何かと言えば右へ転がりたがる連中=産経と読売には格別目を光らせて警戒していなければならない。w . . . 本文を読む
あちこちのブログにほぼ同じ記事を回して載せるのも知恵がないので、ちょっとばかり工夫して(?)なるべくいろんな話題に首を突っ込んでみようかと。笑。*留まるところのない自民党内の安倍ポン批判だが、その中で私がようやく気骨ある本格的なものが出て来た気がしたのが、後藤田正純発言である。流石血は争えない。笑。彼は津島派だったか、業界団体依存かつ地方切捨ての余波で、今回の選挙で一番負けた「派閥」だそうだ。福田派の末裔が田中派の末裔に一服盛ったということになるのだろうか。これが安倍ポンをして「私の政策は支持された」と嘯かせる根拠にもなっているのである。私は知らなかったが、この人はあの「中年のマドンナ」様をお嫁さんにしてしまった人でもある。笑。アンチ安倍ばかりに目立って貰っても困るということか今や完全に賞味期限切れとなった感のある「小泉チルドレン」40名程が「改革続行」を安倍ポンに御注進したというニュースもあった。彼らは間違って当選した人たちだから、次の選挙では余程のことがない限り全員(かどうか)討ち死にだろう。安倍ポンに改革もへちまもない。彼らを一掃することが改革の第一歩だと私は思っている。・・というわけで、今日は他所のブログでは取り上げ切れなかったニュースを幾つか並べてみました。コメントは・・いずれ書けたら書きます。あっちゃ~っ。ぁそ。 . . . 本文を読む
何をどう反省するのかは秘して語らぬ安倍ポンだが、最近口にしなくなった『戦後レジュームからの脱却』を、あるいは反省しているのかも知れない。センキョ前までは言いたい放題だった安倍は臆面もなく『社保庁改革』までをもこの『脱却』そのものだと言い張り、戦後民主主義・憲法第九条・教育基本法をかなぐり捨てて、ひたすら戦中・戦前への回帰を目指すかの如くだったが、我々一般庶民一般国民が目指したのは、かかる奇形かつ時代錯誤そのものの、「狂気の沙汰」の安倍ポン首相を輩出せざるを得なかった『自民党政治総体』からの『脱却』だったのかも知れないのである。安部ポンは小泉ポチの御指名でまんまと総理の座を射止めたが、そのポチのデビューはと言えば、野党民主党の掲げた『構造改革』政策の、その言葉のみを剽窃し「これに従わないなら自民党をぶっ壊す」と宣言して、当時民主党へ流れかけていた世論を丸ごと自民党へ引き戻し得たというトリッキーなものだった。岸井・猪瀬らに顕著な「ポチポチ親衛隊」は参院選直後にも健在で、何かと言うとポチの治世を懐かしむ本性を隠し切れずにいたが、今更「シェ-ン、カミィ-バァック!ママ、ラブズ、ユー!」の小泉コールのご時世でもないと悟ったのか、なんとか軌道修正をして急場を凌ごうとしている。話は変わるが、石原御大の「猪瀬後継指名」はこのお調子者でワンクッション置いて、その一期か二期後のリバウンドを石原ファミリーで戴こうという壮大な(?)「東京都乗っ取り計画」があるのだと、どこかの呑み屋で力説している人がいて、週刊誌ネタか何か知らないが、私は初耳だったので面白かった。もしそうだったとしても、そんなにうまく行くかどうかだけど。笑。 . . . 本文を読む
小池防衛大臣はアメリカ様へ何やら『説明』に出掛けたと言うのだが、「参院で日本政府与党が少数派に転落した際はどうなるのか」といった我が法体系のイロハを先方が知らぬ筈もなく、実際は「オヤビン、てえへんだ。民主党の奴ばら、とんでもねえこと言ってまっせ!」と危うくなった『特措法』とその対策・事後策を相談に行ったのだろう。一方小沢さんはシーファー駐日大使を党本部に呼びつけて、忙しい中、民主党の立場と政策をわざわざ説明してやったのである。が、大使は「日本の国際貢献」の重要さを強調し、小沢さんは国連決議を経ていないブッシュ政権の見切り発車に異を唱えたということで、初対面の両者の主張はまったくの平行線を辿るしかなかったのである。会談は45分間。米国大使は「欲しい情報があったら何でも言ってくれ」と政権党でもない民主党にしきりと媚を売り、対する小沢さんの方は「また会いたくなったら言ってくれ」と礼を失することなく体よく追い返したそうである。*石原東京都知事はかつて『NOと言える国・ニッポン』とかいう本を出したことがあったが、彼も都下にある米軍基地に関しては幾つか注文を出している。これに比して我が外務省はというと、伝統的に恥も外聞もあったものか、見え見えの対米従属路線を歩んでいるわけだが、これに「おんぶにだっこ」の自民党政権もまた、アメリカ様のおっしゃることには殆ど全て「あなたの言う通り、私の聞く通り」で通して来た。在沖縄の米軍基地問題など、沖縄住民の意向を米軍に伝えるどころか、逆に米軍さまのおっしゃることをオーム返しに沖縄住民に伝えることに概ね専念して来たわけである。こういう植民地だか属国だかわからない我が国の現況がようやく変化する兆しが、その端緒が見えて来た。それもこれも、我が国民の自民党一点張りの投票行動が大きく変化しつつあるからである。と言って、各党の得票率に今回大幅な変化があったということでもないのだから、民主党に於かれましては是非とも「驕り」も「傲慢」も「油断」も「手抜かり」も全てご無用で願いたい。憲政の常道に立脚し、国民一人一人の目線に立って、名実ともに自公のふしだら政権を凌駕していただきたい所以である。なんちゃって。w . . . 本文を読む
とち狂ったマザコン・安倍ポンはしきりと『反省』を口にするのだが、どこをどう反省するのかは言わない。反省だけなら猿でも出来るが安倍ポンは猿以前かも知れない。そんな敵将の首を敢て獲らないのか、獲りたくても獲れないのかはっきりしない(←多分その両方だ♪)が、まあいいでしょう。笑。『1円』問題では「先のない幹事長が言うことか!」と墓穴を掘っている「コップの中の嵐」の自民党を尻目に、今度は参院民主党が「122人」という数合わせに苦心し始めたが、これまではそんな贅沢な(?)悩みなど俎上に上って来なかったのだからせいぜいゆっくり悩んでちょうだい。笑。いろいろうるさいことを言ってきそうな社民党は後回しにして、小沢さんはまず手始めに田中ヤッシーと国民新党に統一会派を電話で打診したというニュースであるが、ヤッシーはともかく、この際それこそ「1円でも高く売りたい」国民新党は即答を避けたようだ。統一会派を組んだら最後、豪腕小沢の民主党に呑み込まれてしまうことを警戒しているのだろう。他に共産党も個々賛成出来る政策では野党共闘を組むことに異存はないようだし、安倍ポンとつるむつもりで「新党日本」を飛び出した先見の明のない荒井広幸(だった?)など「洞ヶ峠」を決め込むしかないといったところで、時局が動き始めた今、所詮は人間のすること、超人的な所業は望むべくもないが、この際誰がどう動くのかをつぶさに観察して行くことも我々の楽しみの一つと思うし、人間学の勉強にもなるだろう。私は気が短い方だから、個人的には小沢さんの「居合い抜き」が炸裂して、速攻で現自公政権を切り捨ててくれたら言うことはないが、そううまく行くものかどうか「さあお立会い」の小沢劇場開幕である。w . . . 本文を読む
謀略の季節である。自民党は民主党をなんとか切り崩そうとあれこれ揺さぶりをかけて来るだろう。既に読売や産経を取り込んでの謀略は始まっていると考えた方がいい。敗戦の意味を希釈し曖昧化する作業も当然開始されている。自民党の悪足掻きはこれからが本番である。彼らは政権からずり落ちないという唯一絶対の大目的のためには手段を選ばない連中である。「おのおの方、ご油断めさるな!」である。こればっかしや。笑。尤も一旦政権の座から転げ落ちると、今度は先を争って次々と離反~離党が続くのだから、あの人たちにあっては政治理念その他はあまり関係なくて、ただひたすら「政権ごっこ」「政策ごっこ」をしていたい連中であり、つまりは彼らは総じて「与党の中にいてナンボ」の猟官主義者の群れなのである。共産党のように「ロマン」だとか「確かな野党」だとか言う人たちもどうかと思うが、その対極に位置するのが自民党に集う連中である。これを「両極端は似たり寄ったり」という。・・というわけで、今日は昨日の権謀術策の続編と、「相撲協会の陰謀」についての小論をお届けしますです♪ . . . 本文を読む
梅原猛《仲麻呂が書いたといわれる「大織冠伝」の中に、鎌足が『六韜』を愛読したことが出てきます。福永光司さんを講師にして『六韜』を三人で読んだんですが、これはじつに驚くべき本でして、マキャヴェリズムなんです。まず文韜、つまり内部攪乱で敵の勢力を弱め、武韜は最後にやれ、とある。その内部攪乱の方法がまたえげつない。例えば、権力者がいたら、その側近にもぐりこんで、徹底的におだてあげろ、そうすれば彼は反省を失って判断力が低下するだろうとか、もし彼に寵姫がいたら、彼女のライヴァルにもっと美しい女を送りこめ、そうすれば宮廷は二つに割れてえらいことになるだろうとか、外交使節として隣国から優秀な人物が交渉に来たら話をまとめるな、愚鈍な者が来たときにはまとめろ、そうすれば愚鈍な者が重んじられ優秀な人材は失脚して、隣国は弱まるだろう、ざっとこんな具合です。マキャヴェリもこんなひどいことは書いていない。(笑)》(←『日本学事始』p66より)*今日のサンプロに民主党の重鎮のお二人が出演されて面白くも興味深いことを言っていた。民主党の黄門様=渡部さんは小沢さんよりちょうどピッタリ10歳年長の75歳だそうで、冒頭「先の自民党総裁選では国家国民のためには福田さんがいいだろうが、政権交代実現のためには安倍の方がいいと私が言ったら、その通りになりつつある。今回も国家国民のためには安倍の一日も早い退陣が望ましいが、政権交代のためには続投が望ましい」と言い放って笑いを誘った。藤井元幹事長は論理的に話を組み立てる人で、私は好きだ。暫く見ていなかったが、こういうご老体も健在なのだから、民主党もなかなか人材豊富である。・・といったところで、権謀術策にかけては誰にも負けないという人間は自民党には有り余っているが、先の大敗によって彼らは全員「一時ショック死状態だった」というのが同じくサンプロに出演した舛添の分析である。別に死んではいないのだから国民批判の大爆発によって「判断停止」に陥ったというところだろうが、劣勢となった参院では「対決法案」は通らないわ、「国政調査権」が発動されて旧悪に関する「情報開示」が要請されるわ、いずれは「問責」されるわで、これは安倍ポンに最後まで「責任」をとって貰うしかない、策の講じようがない「打つ手なし」「泥を被るのは嫌だ」の自民党お歴々であって、今更理知的判断など働くわけがないだろう。 . . . 本文を読む
自民執行部は選挙に負けたからというだけの理由で1円だなどと言い始めたが、これはあまりに唐突である。そもそも自民党の政治家たちが全体として国民からまるで信用されていないから1円などという議論が出て来るのであるが、しかし執行部が何を血迷ってこんなことを言い出したのか、何が狙いなのか、私にはさっぱりわからない。発案者は和歌山の世耕か。静岡の片山か。他党は知らず、自民党にそんなことが守れる筈がない。この政党が裏金なしでどうやって活動するんだ?!ばかものが、自殺行為だ(はあ?)。自民党がそんなに清潔な党だったら誰も悩まずに済む。で、そんなことは放っておいて、小沢さんが米大使と会う。ジャジャ~ン♪いよいよ小沢外交の開幕である。こっちが「会う必要がない」と言ってるのに「一ちゃんたらもう、そんな冷たいこと言わないで、どうしても会ってちょうだい♪」と言ってくるから、忙しいところわざわざ時間を割いて会ってやるんだ。もっとじらしてやってもいいんだが、ここは小沢さんの腕の見せ所だ。イエスマン=安倍ポン・ポチ・外務省とは一味も二味も違うんだというところを思う存分見せつけてやれ!平和主義原則論でもいい。積年の恨みだ(はあ?)、言いたい放題言ってやれ。それでもって向こうが偉そうに「内政干渉」みたいなことを言って来たら毅然とした態度で突っ撥ねろ!世界中に戦火を振り撒いているアメリカの私闘に、わが平和国家がコミットする理由なんて爪の先ほどもないんだ!国連軍になら最大限協力するとでも言ってやれ!行け行けドンドンでいいんだ。為す術もなく困り果てているのは安倍ポン頼みのアメリカとアメリカ頼みの自公政権だ。しかも敵は安倍ポン同様落ち目のブッシュじゃないか。鼻先で笑ってやればいいんだ、小沢さん、ここが正念場と思って頑張れぇ~っ♪なのだ。w . . . 本文を読む
私の予測を遥かに超えるスピードで政局が変動している。だいたいが、自民がここまで大敗するとは思ってもみなかった。笑。党幹部らが当初党内事情だけでこの難局に対応しようとした自民党は、今「内紛勃発寸前」である。これも予想外の事態で「内輪揉めしていられる状況ではない」を通り越して、今や公然と内部批判をする勢力と他方彼らを「自分だけいい子になろうとしている」と目の敵にする勢力との相克が浮き彫りになって来た。むろん安倍を選んだ責任はポチだけにあるわけではない。自民党全体の責任である。「安倍を降ろせないとなると自民党そのものがおかしくなる」という党内批判勢力の主張は「挙党一致」「人心一新」の「内閣改造論」で一旦収まるかに見えたが、自民靖国派=産経新聞の世論調査でも安倍ポン内閣の支持率が22%にまで下落し「今仮に総選挙を実施すると民主200自民74だ」などという驚異的なシミュレーション結果が出てみると、もう「安倍ポン擁護」に奔走するのは山本一太くらいしかいない(笑)ような雰囲気が醸成されてしまったから、オベンチャラしか言わない太鼓持ちに取り囲まれた本人は間抜けにもまだ気づいていないらしいが、何をやり何を言っても「後手後手」「言い訳専門」の安倍ポンの施政はまったくの無力・無効になってしまった。元々赤城同様政治家としてのセンスがない不出来な「三代目」に過ぎないのだろう、一旦その能力を疑われたら最後、今度は余人を数倍する努力が注がれないことにはなかなか「汚名挽回」とまでは行かないのである。私はこの国の国民世論がここまで厳しくなることは予想出来なかった。ある意味脱帽である。w . . . 本文を読む
「赤城の更迭なら今すぐ出来る」という私の忠告に従ったのか(笑)安部ポンは昨日朝まで「続投」を表明していた赤城を官邸に呼びつけ「一から出直したらどうか」とクビを言い渡した。「何を今更」である。この男は何かいつもピントがずれている。お前だよ、お前。一から出直すべきなのはお前だろうが!・・ところで『豪邸』に住まう彼の両親が当初なぜ「事務所になんか使われていませんよ」などと自分の息子を売るような話をしたのか私にはその意味がわからなかったが、今日の「ムーヴ!」によれば、彼は石油会社を経営する長男と折り合いが悪く、母親はその長男派だから「私の目の黒いうちは次男(更迭された大臣)のいいようにはさせない」と日頃から言っているということである。何があったのか知らないがこんなことまで暴露されたのでは彼の政治生命にも響いて来るだろう。そうかと思えば、中川と青木は選挙前実は「40を切ったら安倍退陣」で合意していたんだとNHKの朝7時のニュースは突然流した。これも「何を今更」である。しかし党内には「次がいない」のだから、だとしたらここは野党に次を譲るしかない理屈である。安倍ポンの「逆襲」は当面秋の特別国会で自衛隊「特措法」の延長に反対する民主党の「国際(協調)感覚の欠如」を最大限にアピールすることしかない。今回参院選は「自民党よ目を覚ませ!」という一時的な「お灸」に過ぎないからそこをつけば保守票は戻って来るという希望的観測があるのだが、果たしてそうか。公平に言って、私には伊達や酔狂で今回の投票行動があったとは到底思われない。地方区で6対23、比例区でも大差という結果は自公にとって極めて深刻で、自民の宣伝に惑わされることも恫喝に屈することもなく、選挙民はよくよく考え抜き思い詰めた上で民主を選択したのである。今後民主党に重過失がない限り、この流れをひっくり返すことは不可能である。中川などは政治資金を「1円以上は領収書」などとぶち上げているが、宮崎県・奈良県に顕著だったように元来「買収と供応・利益誘導と裏金」を主要戦術とする自民党にそんなことは逆立ちしても不可能だから『日刊ゲンダイ』には「やれるもんならやってみろ」と笑われてしまうのである。かかる自民党に何ら厳しい注文が出来ない財界もお粗末なアホ揃いであって、『政財官三位一体』の支配構造は今音を立てて崩壊しつつあるように私には見える。 . . . 本文を読む
選挙権、被選挙権というのは言うまでもなく基本的人権に属するものである。これは権利であって義務ではない。「今回の投票率59%は少な過ぎる」と憤慨する向きもあったようだがこれは「大きなお世話」というもので、何らかの信念で投票へ行きたくない人は行かないでいいのだし、「センキョなんかよりパチンコの方が大切だ。俺は三度の飯よりパチンコの方が好きだ」というのならパチンコしていればいいのである。どこかの国のように99.8%の投票率なんて「恐怖政治」と言い換えてもいいのだ。自民党のかつての所謂「集票マシン」にもこれに近いものがあった。選挙当日になると町や村の顔役や有力者が道の角かどに立って道行く人に「あんたもう選挙は済ませただか?」と声をかける。体や足の不自由な人には毎回毎回党や後援会関係者が車を回す。地縁血縁業界団体医師会農協漁協取引関係・・で雁字搦めにした上で特定候補への投票を強いる。と、そこまで圧力をかけて利用して来た各地方地方の人々を、小泉構造改革はすっぽり切り捨ててしまったのである。日本全国に蔓延してしまった数々の過疎村やシャッター商店街を、自公アホンダラ政権はどうしてくれるというのか?・・だいたいが「固定票」だとか「浮動票」だとかいう用語も人を愚弄するものである。例えば毎回毎回選挙の度に自民党候補に投票している人だって、別に「固定」しているわけではない。たまさか何らかの理由で毎回自民党に投票しているだけの話で、次回から共産党に入れても何ら不都合や不具合は発生しない。人間は機械ではないのである。投票行動は自由である。「浮動」などとさも浮ついているかの如き命名はいったい何なんだ?!それを言うなら、全ての「票」は本来「浮動票」なのである。逼迫感も緊急性も重要性も合理性も何も感じさせない政党に誰が信を置き票を投じるだろうか。何の根拠もなく、ただ単に自民党が呑み易いというだけの理由で「5万円」などと言い出した公明党は大いに自らを恥じるべきである。というわけで、とにかく自公政権、とりわけ安部ポンの政権はとっくに賞味期限を過ぎているのだということを、みんなで毎日じわじわと、真綿で首を絞めるが如く、言って言って言い続けましょう、安部ポンが首相官邸から引っ越すその日まで。w . . . 本文を読む