今日は世の中休み。でもわれわれは凍てつく寒風の中、調査へ出かけます。でも久々の楽しみ。世俗の垢を落とし、自然の中へ。至福の時です。寒風の調査の後の温泉。これを知ってしまうともうやめられない!
そして、自然は確実に新しいメッセージを伝えてくれる。
前日の夜は、こどもの頃の遠足の前、修学旅行の前を思い出す。
わくわくどきどき。
でも、雪雨がなければやっぱりもっといいけれど。
さ!出発だ!
の後に
そして、自然は確実に新しいメッセージを伝えてくれる。
前日の夜は、こどもの頃の遠足の前、修学旅行の前を思い出す。
わくわくどきどき。
でも、雪雨がなければやっぱりもっといいけれど。
さ!出発だ!
の後に
情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント朝日新聞社このアイテムの詳細を見る |
この本はさすが現場の人の本。先に朝日新聞と東大共催のシンポジウムで朝日新聞の悪口を書いてしまったが、この東京本社編集局長の本はなかなか迫力がある。私のようにフィールドという雑多な、しかしその中に秩序のある自然の観察・観測をしていると「同じだ!」という場面が多い。
現場に取材に行く前に仮説を立てろ、しかし予断を持つなというメッセージは私たちの作業と同じである。私がまだ学生だった頃、教授は「現場に行く時は、頭を真っ白にしていけ!偏見を持つな!」と教えられた。その時私は、<そんなこといったら何にも見えないじゃないか?なんか変だぞ>と思ったものである。最も私はその教授が嫌いで反発していたことにもよるのだが。なぜなら、学生がこうではないか、ああではないかと観察をしてくると、いつも「それは偏見だ」といって興奮して否定にかかるその態度が皆に嫌われていたのである。でもよく考えると、仮説を持ち「頭を柔軟にせよ」ということであった。そのことは本格的に研究をするようになって気がついたことである。
新聞記者も同じことをやって、事実を発掘している。ま、どの職業についてもこれは変わらないね。
理論と実験と観察・観測、そこから得られる仮説を帰納と演繹によってまわせ。さすれば真実に近づく。まさに科学の方法であるね。そういえば、朝日新聞に就職が決まっている子がいたんだ。悪口もいってしまったがこんなすごい人もいる。頑張って欲しい。
今日は終日氷雨。どこへも行く気にならず久々の寝て曜日。
学生下宿に泊まった後、抜けるような朝の、巣鴨の「とげぬき地蔵」を記そう。
説明文を読むと、いかに迷信の世界であったとはいえ、すがるような人の思いが胸に迫る。25歳(数えでは23!)で命が消えそうになるなんてはかなすぎる。今は医学の進歩で皆長生きしてしまうので、逆に命の尊さがないがしろにされている、と思う。
今は体に病があることも老化とともに問題であるが(私も)、こころの病も多い。とげがこころに突き刺さった人がいかに多いことか。このお地蔵さんはそんなことにも効かないかね。
ところで、このお地蔵さんの手に持っているものはなに?とげにしては大きいしーー??
それにしても、菊がきれいだね。私は昔から菊はなにか抹香臭くて好きではないが、精魂込めた菊はいいかも(年かな?やはり)
しかし、今日の菊まつり巣鴨は、氷雨で悲惨だったかもね。
学生下宿に泊まった後、抜けるような朝の、巣鴨の「とげぬき地蔵」を記そう。
説明文を読むと、いかに迷信の世界であったとはいえ、すがるような人の思いが胸に迫る。25歳(数えでは23!)で命が消えそうになるなんてはかなすぎる。今は医学の進歩で皆長生きしてしまうので、逆に命の尊さがないがしろにされている、と思う。
今は体に病があることも老化とともに問題であるが(私も)、こころの病も多い。とげがこころに突き刺さった人がいかに多いことか。このお地蔵さんはそんなことにも効かないかね。
ところで、このお地蔵さんの手に持っているものはなに?とげにしては大きいしーー??
それにしても、菊がきれいだね。私は昔から菊はなにか抹香臭くて好きではないが、精魂込めた菊はいいかも(年かな?やはり)
しかし、今日の菊まつり巣鴨は、氷雨で悲惨だったかもね。