昨日は久しぶりに赤い名鉄電車に乗った。あまり混んではなく立っている人が数人という程度だ。
何駅か過ぎて、発車間際にリックを背負い野球帽を被った中年の男が乗り込んできた。
左肩には望遠レンズをつけたカメラを載せていた。
鉄道ファンのようで、すぐに手帳を出してメモをし始めた。
その手帳にはびっしりと文字がかけれていて余白がない。
ナンシー関の原稿のようだ。(オイラは生原稿を見たことは無いが改行がない活字で想像しているだけです)
とにかく細かい字で、腕時計を見てから書いているので自分が電車に乗った時刻を記載しているようだ。
今度は窓の景色をみて時計をみるメモをしている。時計を見るメモをする景色をみる時計を見るメモをする。
この繰り返しで、いったい何を書いているのだろう?
ゆっくりと近寄ってみようとしたが、どうもこの混みようでは不審がられるだろうなぁ・・・
顔をみると、あれ!この人何処かの撮影地で見かけたことがあるぞ!・・・という顔だ。
いつだったか・・・昔々・・・
それにしては顔がふけていないなぁ・・・昔から中年顔だった?
こんな神経質なメモをする人だっただろうか?別人か?いや確かにオイラが若い頃に出会っている人だ。
電車は次の駅に到着した。その中年は腕時計を見ながら電車を降りていった
全く顔は変わってい・・・・今も昔も同じ顔をして年を喰っていない?
体重=量ることを忘れました。