バ~様は毎日、看護士さんにオイラの携帯に電話をかけてもらって
「早く家に帰りたい!迎えに来てくれ!」と叫ぶ。
電話をかけた!ということで満足するようなのだが、やはり心配になるのでオイラや妻が見舞いに行く。
「骨など折れとれせん!早く帰りたい!家で寝とりたい!」同じ言葉しか言わない。
もしバ~様が家に帰ってきたら今までのようにデイサ~ビスやショートステイへは拒否するだろうと思う。
今の症状では、自分の身体のことも忘れているようなので、誰かが24時間面倒を見なければいけない。
だから家には帰らず、このまま介護施設に入所する予定をしています。
可哀想だなぁと思うけど、バ~様が帰っても家族が今までのように生活が出来ない。
「長生きをするもんじゃないなぁ、良い事がひとつもない」と元気な頃にバ~様が時々言っていたけど
その通りだなぁとオイラも歳を喰ってきて、つくづく思うのです。