自動車は住宅展示のように各社が一斉に見れる場所がなく、各販売店を廻らなければいけない。(不便です!)
それで昼から妻と一緒に市内をあちらこちら見て廻りました。
実は販売店めぐりは初めてです。
今までは自動車修理をしている友人がいて、こちらの使い勝手を説明すると「じゃこの車が良い!」とアドバイスをくれていたので、それを買っていたのです。
でも残念ながら、その友人が若くして亡くなってしまったので、初めての販売店廻りなのです。
一番目はインターネットで検索した結果、評判の良いラパンをスズキへ見にゆきました。
お客さんはオイラ達だけでした。販売員は若い男で親切に説明をしてくれます。
外観はとても気に入っていたのですが、乗り込んでみてビックリしました。
インパネのメーターまわりがクリーム色です。こんな白い色は目が疲れます。
それを指摘すると全てパステルカラーで黒色・グレーはありませんと販売員はのたまうのです。
ワゴンR・アルト・軽四はすべて内装とインパネは、まぁ可愛い~!綺麗~!のキラキラ・ギラギラです。
目が疲れていけません。
フロント内装の黒い色調の車は無いのか?と問うと「申し訳ありません残念ながらありません」
でも一台だけありました。ワンボックスの4ナンバー車です。オイラはこれで充分だと思いましたが妻はこんな運送車は絶対駄目と言い張りXとなった。
諦め切れず何回もラパンに乗りましたが、オイラはこの色調と色合いの趣味は絶対無理ということで、仕方が無い。
ダイハツを目指しました。
ダイハツは子供連れの家族が一杯で、子供の騒いでいる叫び声でやかましい!やかましい!
こちらも、ダイハツ車の内装はパステルカラーです。
販売員に訪ねてみると
「ブラック仕様はございます。それはオプションとなり2万1千円高くなります」
トヨタ系のダイハツは商売上手です。
乗り込んでみるとスズキ車でも感じたことですが、フロントの見切りが悪いのです。(前方がどこまであるのか分からない)
確かに足元と空間は広々しているのですが・・・あれこれ乗り込んでみると見切りが良い車が一台ありました。
ムーブコンテです。シートは厚い、座り心地も良い。シートも高さの調整ができます。
気に入ったので見積もりを提出してもらった。
金銭交渉は別にして、これに決めようかと思ったが、スズキのOEM販売をしているマツダへ行けば、内装が黒いワゴンRのAZワゴンがあるかもしれないと頭に浮かんだので、マツダを目指しました。
マツダも今朝広告が入っていたので、お客さんであふれています。
マツダの接客はオイラの車が入った途端に、係員が表に飛び出してきました。
広告では110万円プラス成約すると9万円のナビが無料で工賃だけは必要とありました。
店頭表示価格では110万プラスお客様オプション等で135万円となり諸費用は別途となっています。
見積もりを取ると値引きを入れて110万に成るかもしれませんが、なんだかインチキ臭い販売方法だなぁと感じて、これにて「さようなら」をしました。
販売員は、とても残念という表情で、「又のお越しを期待しています。ありがとうございました」と深々と頭を下げました。
近くにスバル店はありますが、軽四から撤退と表明しているから除外、そしてホンダもありますが経験上ホンダの車は経年劣化が激しいように感じているので、これも除外、また三菱は、初めから除外をしていました。
これで一応目的は達したので、帰ろうとすると妻は「一番安い車「エッセ」は展示してなかったね?」と言うので、そういえばエッセを見てみたいと思い、ダイハツの違う販売店へ行きました。
ここでも子供連れの家族で一杯です。
ところがこの販売店では「ムーブコンテ」も「エッセ」も展示してありません。
販売員に問いただすと、
「展示できるスペースが限られていますので、きょうはエッセは展示したありません。別の場所の置いたありますので、すぐに御用意します」
しばらくすると、ご用意はできましたが、申し訳ありませんが従業員の車ですので、整備工場に入れてあります」工場の方で見てくれと言う。
乗り込んでみると、今まで広い軽四をみてきたので「狭い」の一言です。
従業員の車なので生活感があって後部座席にはかわいい毛布がくちゃくちゃに置いてありました
やっぱり本当に昔の軽四の狭さです。
外から見ると小さく可愛いエッセですが、う~む~やっぱり狭いです。
でも見積もりを取ってもらいました。
ムーブコンテとは50万円程度開きがあります。
さてどうするか?
時間はありますので、じっくり検討してみます。
補助金を計算すると軽四より安いといわれているパッソ等の1000ccクラスの車は、車内が狭いから、検討の余地にいれませんでした。
空間が広いということが車にとって良いことなのか、悪いことなのか人によって違いますが、着座位置を腰を折って入るような車は敬遠したいと思います。
今日半日妻と一緒に車を何台も乗り込んでみて、オイラが考えている車に対する感覚が古くなっているのですね。
①車の前は見えなくてはいけない。
②内装は黒い方が良い(オイラは黒い方が長時間乗っていて疲れないと思うのですが?)
③シートの色は汚れても目立たない色が良い
今 売れている車は逆の発想で作られています。
15年も同じ車に乗っていると、その車の運転感覚が身についてしまうのですね。
一日の大半を特殊車両のトラックに乗車して、自家用車の軽四は初代ワゴンRで普通車はワンボックスですから、腰を落として前が見えないメーターパネルだけが見える車にはとても乗れません。
オイラは時代から取り残されているのでしょうね。