オイラは基本的に暇を持て余しているから、今読んでいる村上春樹著「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」朝日新聞社刊の中で旅に持って行く本を紹介している。それはチェーホフ全集全18巻ということだ。旅には適当に1冊だけ持っていくらしい。ネットで検索すると中央公論社で1961年年刊となっていた。そうするとヤフオクの情報が流れてきて、たちどころに「全巻揃っていますよ!どうですか!」と誘惑してくるのです。しかし旅の途中で置いてくるということも書いているから好きな本を置いてくるというのも・・・いかがなものか?
オイラは人の誘惑には強いのだが、本とカメラの誘惑には極端に弱い。しかしなぁこの歳になるまで読んだことが無いが、名前だけを知っているチェーホフをオイラは読むのだろうか?・・・読まないなぁ。
一冊の本を読むということは、誘惑の迷宮に自ら進んで入り込むような・・・18冊もあるチェーホフなぁ・・・まず明日、ボックオフへ行って立ち読みしてくるか?と思考を巡らしている。しかしチェーホフはあるのだろうか?たぶん無いだろうなぁと思っている。