Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
昭和スタイルのギター漫談が似合いそうなルックスの友人:35歳♂独身、がいる。
今時のツーブロック・ヘアーにオサレ眼鏡という出で立ちで、
若者向け雑誌の街角スナップで紹介されても良さそうなパーツが集合した彼なのだが、
全体として見ると何故だろう、大橋巨泉だ。
その巨泉君の趣味は、釣り。
もともとは別ジャンルの釣りにのめり込んでいたらしいのだが、
仕事が忙しい/釣場は遠い/お金もかかる/倍率ドンっ、
いつも素敵なはらたいらさんに1,000点、というわけで、
お手軽に琵琶湖までバス釣りに出掛けていたところ、今ではすっかりバスに魅了されている。
【バス】と言っても、
日帰り食べ放題の欲望が渦巻く『貸切大型60人乗り』的なモノでは無く、
掛布・岡田とともに強力なクリーンナップを築いた元阪神の助っ人ガイジンのことでも無く、
ましてや「おーとーこーなんてシャーボンだまぁ~♪」と歌いながら愛を発信する湿度高めの場所でも無い。
ここで言う【バス】とは、スズキの仲間の魚類のことだ。
先頃、『巨大なバスを抱えてにこやかに微笑む写真』を携えて事務所にやって来た巨泉君。
釣りをしない自分には恐怖のグロ画像にしか見えない巨大なバスも、
本人からすればメモリアルも良いところの60cmオーバーな物件らしく、
【1】他人に見せびらかしたい
【2】「すごいね」と言って欲しい
【3】あわよくばmy事務所のプリンター(A1サイズまで出力可能)で拡大プリントして欲しい
という、3択の女王顔負けの下心満載状態で浮き足立っていた。
最終問題で「倍率ドン、さらに倍」の状態で「篠沢教授に全部」、
その教授が正解してしまった時のエクスタシー感を想像させる表情でバス釣りの話を続ける巨泉君。
バスに対する愛が強過ぎるあまり、「バスが可愛くてしかたがない」のだと言う。
その言葉を聞いて、
思わず「ぁあ、、、」という諦めと納得が入り交じった言葉がもれた。
結論:巨泉君の彼女~彼曰く『平原綾香似』は、人間離れしたレベルのバス顔の持ち主