金魚日和

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ベッドの罠

2013年05月16日 | 生活

Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
  

朝は布団の中でグダグダしていたい。

極力長い時間グダグダしていたい。

出来れば翌朝を迎える位までグダグダしていたのだがそんなワケにもいかず、
十分にグダグダを満喫出来ないまま、適当なところで布団から這い出て来る毎日だ。
その『煮え切らない感』たるや、同棲28年目にしていまだキス止まりのカップルのごとし。

my出社時刻の設定は8:30。

逆算すると、
8:00には家を出て←7:50には朝食を終えて←7:40には身支度を整え終えておかねばならず、
結果、布団内でグダグダしていられるのは7:30が限界、という事になる。

例えば、目覚まし時計を7:25にセットすると、5分しかグダグダしていられない。
それは悲しい。
そうかと言って7:00位にセットすると、
「あと30分もある♪」という安堵感から、グダグダを通り越し、爆睡モードで二度寝する危険性がある。

その『どっち付かず感』たるや、料亭でありながら店名が【ジンバブエ】という店のごとし。


適切なグダグダ・タイムを模索は木を切る(ヘイヘイホー♪)、もとい、模索する過程で、
秘策は木を切る(ヘイヘイホー♪)、もとい、秘策をあみ出した。
題して【遅刻だ!と思ったらあ~ら不思議♪ちゃんと時間内におさまっているのよ大作戦】。


手始めに、『日本標準時』からmy目覚まし時計の時刻を10分進ませる。
その後、目覚ましタイムを7:20に設定、スヌーズ機能:4分毎にアラームが鳴る、をセットする。と、

7:20に叩き起こされるも「…あと10分あるな…」と浅い眠りに落ち、
7:24に再度起こされグダグダ開始、
7:28に「そろそろ起きないとマズいな」と思いつつも7:32まで粘る。
7:36には布団からの脱出を決め、
7:40、死ぬ気で布団から這い出て来る。

都合20分間のグダグダを味わいつつ、実際には7:30に起きているというこのミラクルっぷり。天才かも。


「だったら日本標準時のまま7:10にセットすれば良いではないか」という意見もあろう。
だがそれだと7:30に起きれば良いニンゲンは、7:10に叩き起こされるとムカつくのだ。

予定された時刻(=架空の7:30)を超過することでグダグダ欲求を満たしつつ、
しっかりと社会人としての役割も果たす(=実際の7:30に起きる)というこの絶妙さ。

その『ミラクル感』たるや、
同棲28年目にしていまだキス止まりのカップルが
【料亭ジンバブエ】の創業50周年を記念して行われた大抽選会で避妊具を射止めた時のごとし。


そうやって今朝も目覚めたわけだが、
7:28にスヌーズ機能をオフった時、無意識に目覚まし時計を耳元に置いていた。
7:32、鼓膜を破壊する距離でアラームが鳴った為飛び起き、今でも右耳の調子が悪い。