西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

見た目ではわからない猫の性格

2007-11-28 20:57:51 | Weblog
 我が家では二匹目の猫を飼っている。娘が「心の癒しのために猫を飼って」という願いに答えるためだ。
 今年の5月、役場の支所に捨て猫家族が檻に入れられていた。親猫1匹、子猫4匹だが、子猫はいずれも可愛らしいのだ。
 そのうちの1匹を飼うことにした。全身雪のように白く、目は透き通った淡いブルー、品のある顔立ちで家族全員、「わー、かわいい」と大絶賛であった。
 しかし、この猫は性格が悪かった。そして素行も悪い。
 やたら噛むのである。いわゆる噛む猫です。手首のところの服を噛みつつ放つ猫キックも強烈である。
 今は太って身が重いのであるが、まだ身軽な頃はおばあちゃんの背中に飛び乗っては威嚇していた。猫に飛び乗られた(おんぶおばけみたいですが)哀れなおばあちゃんは、夢に猫が出てきてうなされたそうです。
 また、先日お風呂の浴槽を洗っていた妻がうっかり猫を風呂場に閉じ込めてしまったときのことである。(この猫はなぜか風呂場が好き)20分くらい立って、解放されたのであるが、根に持っていたのか、しばらくして妻の腕をかぷっと噛んでおりました。
 それから、娘がふざけて猫をからかって遊んだ後のこと。いくら凶暴な猫でも人間にはかなわなくて、悔しい思いをしていたよう。娘が座っていると、やおらジャンプして、頭に猫パンチを一撃くらわしたそうです。あなおそろしや、おそろしや・・・
 可愛らしいのは、朝起きて腹ペコでご飯をくれと、ぐるぐる鳴いているときだけです。
 娘もこの猫では癒しにならーん!と泣いております。
コメント
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