西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

バラエティー番組の存在意義

2024-01-14 11:47:39 | Weblog
わたくしはテレビのバラエティー番組というものをほとんど見ない。なぜかというと偉そうだが「くだらない」と感じているからである。くだらない人間のわたくしが「くだらない」と感じているのは同類相憐れむからかもしれぬが・・・。
 そしてバラエティー番組というのは100%騒がしい。うるさいのである。耳の聞こえが悪くなっているわたくしがそう感じるのであるので、耳の聞こえの良い方々はいかばかりであろうか? そして不思議に思うのは「ギャハハハー」という笑い声がやたら回数が多くて不自然なのだ。こんなところで何故笑うというところが多い。以前コラムニストの小田嶋隆さんが無音でバラエティー番組を見たら、笑い声は編集したものであることに気づいたと仰っていた。なるほど、バラエティー番組の笑い声はつくられていたものなのであるのか。
 そう言うことなので、わたくしはバラエティー番組を1時間も見ることができない。大体30分観たら疲れて止めてしまう。
 しかし先日はバナナマンとサンドイッチマンがMCをするバラエティー番組を1時間20分も見てしまった。内容は歌っている人にハモリで邪魔して音程を狂わすという企画とか様々な行為を無音でやるサイレントゲームなどである。企画自体が人を貶めることがないので精神衛生上よろしい。
 何故バラエティー番組を長く観ることが出来ないわたくしが、1時間20分も視聴することができたのであるか? それは正月から暗いニュースが続き気分転換したかったからであろう。能登半島地震、日航機事故、八代亜紀さんの訃報と嫌なコトばかりである。ニュースを見るたびに暗くなる。地震で被害にあわれた方に何かできないかと、呑気なわたくしですら思ってしまう。(現時点では募金くらいしかできないし、ボランティアに行くほどの体力もない・・・・・・)
 いい加減なわたくしでも毎日悲惨な状況を見ると、やはり気分転換したくなるのである。被害にあわれた方には申し訳ないが、バラエティー番組を観てヘラヘラ笑ってしまうのである。そういう意味ではバラエティー番組の存在意義もあるのかな。
コメント (1)
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