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2006平成予備校 後日談

ご覧いただけましたか。

やあ、やっぱり太ってますねえ。画面からはみ出しそうでしたが。

終わったあと、子どもたちからもメールを貰いました。その中で卒業生からもメールがあり、久しぶりにメール交換ができてよかったです。

しかし、テレビ制作というのは大変な仕事ですね。多分あの3倍くらいの時間がかかって収録されていたのですが、あそこまで絞り込むのは編集が大変だろうなあとつくづく思いました。

e-duce.netもがんばらないといかんなあ。

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今の子どもはどうやって遊ぶのか?

私はエルフィーキッズでひとつ試してみたいことがあります。

映像やテレビから切り離された空間で、小さな子どもたちはどんな遊びを創り出してくれるだろうか?という点です。


今の子どもたちはたくさんの刺激や情報を与えられています。だから、与えられることになれてしまっている。しかしそうなると自分で創り出すことが難しくなります。

小さい子どもたちは遊びの天才です。どんなものでも遊び道具にしてしまうし、いろいろなゴッゴ遊びを発明します。

だからキッズではある意味、暇にすることも大事にしたいと思っているのです。与えることばかりを考えるのではない。空間と時間があるからこそ、そこから子どもたちが何かを創り出していけるようにしたいと思います。

すでに子どもたちにはいろいろな能力が備わっていると思うのです。そこにスポットライトをあてて、自信を培ってあげることができれば、少なくも前向きで元気な子どもたちに育ってくれるのではないかと思っているのですが。

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ITと教育

IT(情報技術)の中核はインターネットです。10年前の私たちの生活と極端に違っているのは、このインターネットと携帯電話ではないかと思います。

情報が瞬時に必要な人の手に届くようになりました。これは自分から発信する人にとっては大変便利なことです。自分が考えていることを調べたり、自分の書きたいことを人に見てもらうにはこんなに便利な道具はないでしょう。実際に私のブログもこうして簡単につくることができているわけです。

ではインターネットで子どもたちを教えられるのか?これが私の最初の疑問でした。その意味では、ソフトウェア、動画などいろいろなものが開発されましたが、あれから10年何が残ったでしょうか?

実は子どもの学習に関するものはそれこそ何一つ残らなかったといって過言ではないのです。そしてWEBに関する技術は少なくももう、行き着くところまで来ています。イーラーニングはきわめて高度な段階まで来ています。画像も大変きれいですし、ストリーミングにしてもスピードに問題はありません。

でも、子どもたちはあまりそれに関心を持たないでしょう。なぜか?

それは子どもたちが受動的になることを拒否するからです。どんな場合でもITが子どもの相手をするためにはあるパターン化が必要になります。例えばデジタルテストで4択にするなど、形式を決められるのです。ストリーミングであれば何分間かはその動画を見なければならない、ここがきらいなのです。

子どもの感受性、興味、これは自在に動きます。だからその場その場で指導する側が上手に反応しなければならないのです。だからITで子どもの動機付けを維持できないのです。

唯一、彼らがITで楽しめるのはゲームです。だからゲームの文化は脈々と続いています。今のゲームはそれなりに多くの工夫がされていて、多種多様な変化を仕掛けられるので子どもたちにとっては楽しいのでしょう。同じことが教育ソフトでできないかといえば、できる可能性があります。ただ、ゲームと同じ開発費をかけても売れないだろうと思われているから、誰も作らないのが現状と思います。

ITは子どもを直接教えるのには役にたたない、良い先生をそろえた方が良いのです。ただ、その先生が子どもたちの情報を整理したり、入試の状況を考えたり、忙しい保護者のみなさんと細かい情報の交換をするにはITは大変便利です。発信する側にとってはこんなに便利な道具はありません。e-duce.netもその観点から作り、保護者のみなさんにカリキュラム内容を発信しているのです。また偏差値を計算するのに、電卓を使うところはどこにもないでしょう。すべてプログラムで電算処理されています。その意味でITを使う場面はたくさんあるのです。

これからの教育は、力のある先生が情報技術をしっかり使って、子どもたちに発信し、子どもたちの多種多様な反応に上手に対応していくということが中核となると私は思っているのです。


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デジタルテスト

頼んでいたデジタルテストができあがってきました。

子どもたちに知識を覚えてもらうのに、何かいい手がないかと考えて作った仕組みで、今ホームページに出ているクイズ、エルフィネアの発展版です。時間を計り、時間内に10問~20問のテストを4択もしくは記入で答えます。最初の記録がレコードされ、あとは練習してそのレコードをどのくらい越えるか試すことができ、最高記録が表示されます。

95年からしばらくITと教育というテーマで調査研究をしてきました。スタンフォードまで出かけていって当時もてはやされていたイーラーニングの仕組みも見せてもらい、担当者ともいろいろ話をしました。結論は少なくも対象が子どもたちの場合、子どもたちの動機付けを維持できない面が強く、なかなか効果が現れにくいと言う点でした。もちろん、動機がしっかりしている人、(例えば、昇格するためにある試験をクリアしたいとか、専門課程の資格をとろうとかいう場合)には有効です。その結果からe-duce.netは子どもを入れたいというしっかりした動機をお持ちの保護者を対象にしようと思ったのです。ただ、子どもたちの学習成果でアナログともっともちがったのが、この知識反復テストでした。

同じ内容をシャッフルして繰り返し、練習していくとあきらかに短時間に知識をマスターすることができるのです。

ただ、ITで解答を判定できるのは4択などのように定型的な情報に過ぎません。記述になると当然判断はできないわけで、やはり応用できる分野は限られますが。

で、それをIT的にいろいろ取り入れて出来上がったのがデジタルテストです。
今月中にテストを終えて、全塾生が使って理社や英語の単語テストなどを実施していきます。

昨日は5回、5年生の社会を私自身がやってみたのですが、(同じ問題です、念のため)5回とも満点が取れませんでした。

これはどちらかというと脳年齢の問題かなあ?と落ち込んでいるのですが。
デジタルテストは反射能力も必要で、そこに衰えが。。。



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「うるせえなあ」

新学年になってお母さんといっしょに勉強を始めた子どもたちがたくさんいると思います。しかし、ああしろ、こうしろといっているうちに、子どもが「うるさいなあ」と言い出すことがあるかもしれませんね。

このことばを聴くと、親は頭に血が上ります。

「だれがこれまで、こんなに苦労して育ててやったと思うの!」まあ、そう思う気持ちもわからんではありませんが、実は教育的にはこれは「お赤飯もの」の「慶事」なのです。

子どもは自分に自信がないうちは、親の言うことを良く聞きます。親の言うことを聞くことが自分を守ることだと本能的に知っているからです。

しかし、自分で経験してできるようになってくると、今度は自分の考え通りにやってみたいという気になってきます。それが第一次反抗期といわれるもので、早い子だと小学校3年生くらいから始まるでしょう。

このとき、無理やり親の言うことを聞かそうというのではなく、微妙に距離感を作ってあげるといいのです。とはいってもすべて自分でできるなどとは思っていません。だから、自信がなくなれば、すぐ擦り寄ってきます。その距離感を上手にとってあげれば、コミュニケーションもできるし、子どもの考えていることもわかるでしょう。

親子関係はかくあるべしみたいな固定観念を持っていると、その点を上手に見極められません。本人が「自分でやりたい」時には自分でやらせてみる、自信がないときはまた近寄ってみる、そういうメリハリをつけてあげるといいでしょう。それがまた本人の自立を促してくれます。

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平成予備校2006

3月12日放送の番組に解説・採点で出ました。

時間が合えばごらんになってください。撮影自体は非常におもしろかったです。
疲れましたけど。

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ドジノート

間違えた問題、できなかった問題は大事にしましょう。
できればそれだけを集める工夫をすると学習が大変効率よくなります。

ノートでもカードでもかまいません。
表に問題を、裏に解答、解説を書いてください。

テストをそのまま切り取って貼っても良いし、
コピーして加工してもいいでしょう。

要は、できなかった問題をやり直す機会を定期的に作る
ということです。

子どもは問題を見ながら解きなおし、できるものと
できないものにわけて、できないものだけまたやり直す
という繰り返しをさせてください。

そうすれば、常にできないものだけがアップデートされますから
子どもの得意、不得意分野の傾向などがはっきりして、対策も
しやすくなるでしょう。
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