中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
あと1年、このままで良いか?
最近の大手塾のスタイルというのはやはりシステム化、定型化されています。カリキュラムとテキストが決まり、月例テストに日程が決まっているので、それまでの間に教える内容を教えてしまい、練習させるべき問題を練習させる、というプログラムになっています。
したがって講師陣も決められた内容を決められた時間で教える。しかし、子どもたちの理解度には差が当然あるわけで、それを「塾が決めた時間」内に理解できる子がすべてというわけでは当然ありません。その分、それをどこかで復習したり、練習する必要があるわけですが、塾が決めている授業数なり練習の工数(問題数)が多ければ必然的に他のことをやる余裕はなくなります。
で、問題はこの流れに乗れなかったとき、なのです。乗れている分には別にどうこういう必要もない。そのまま乗って行けばいいわけです。ただ、乗れなかったら取り返せないのか?と言えばそんなことは当然ない。
しかし、同じやり方では難しいでしょう。なぜならばシステム化されている以上、あまり余裕を持たせない。いっぱいいっぱいの工数で組み立てて、他のことはできないようにできているからです。
だからうまくいかなかったら、やり方を変えるのが一番良いのです。もちろん多少なりとも時間をかけて様子を見ることは大事だが、それでも1年で充分。1年間大きな成長が見いだせないとすれば、それはやはりそのやり方を変えないと、同じことが続くだけ。
5年生の終わりの退塾率が一番高いのはこのためです。
でも本当のことを言えば、もっと多くないといけないくらい、なのです。実際に結果が出ているわけではない場合がもっとあるからですが、しかし、この先になれば少しは変わるだろう、という気持ちがどうしても出てくる。
しかし6年生になれば通塾日が増えたり、課題がさらに多くなりますが、今でもやりきれないのに、さらに積み残しが増えるだけ、という場合が多い。
5年生から6年生に進むにあたり、もう一度良く勉強のやり方を点検してみてください。
今日の田中貴.com
溶解度に関する問題
5年生の教室から
じっくり考える
今日の慶應義塾進学情報
やさしいから難しい
冬期講習のお知らせ
にほんブログ村
コメント ( 4 )
« どこかに預か... | 過去問、暗記... » |
今日の先生の記事も、3年足らずですが、日能研に息子を通わせた私がずっと感じていたことが書かれていました。
息子は国語以外の三教科はそこそこ、悪くはなかったですが、ずっと国語に足を引っ張られる日能研生活でした。
算数がちにクラスが決まるので、国語をじっくり伸ばせないのです。期間講習もいっぱいいっぱいで難関コースの国語授業など、読解に関してはお客さん状態でした。算数も場合の数や数論が苦手なので、なんとかついていけるくらい。得点するためにも、社・理を頑張らせる感じでした。大手塾の授業はカリキュラムにはまらないと無意味なものになりますが、長期休暇の間さえ、立て直す余裕は与えてくれないです。
最後の最後に集団塾をやめて、些か余裕が出来たので、昨日先生の場合の数を購入しました。息子は勉強は好きですし、好奇心も向上心も高いですが、早合点と思い込みからのミスと、問題文の読み解きや条件整理が不得手で算数偏差値63が最高です。大概、60前後でした。
得意の理科は更に大量のミスに悩まされましたが、秋からかなりミスは減りました。ただ、イマイチの理解なところをわかった気で済ませイマイチなまま(科学の計算など)があります。
それと、磁気はなかなかなんですが、電流が苦手なので(志望校には電流はあまりでない)、時間の余裕があれば先生の動画を購入したいと思っています。
算数難問の問題文の読み解きと整理‥。あと僅かの期間で伸ばせるのか、ミスはもっと減らせるのか‥それが出来れば、最後にぐんと伸びるのですが‥。
ミスはなかなか注意していても、直りません。もとより、自分が間違っていると考えてることは少ないからですが、だからルーティンで見つけるしかないのです。
例えば、答えがわかったとか、出たときにもう一度必ず問題文を読む。
このステップで、単位のミスや、求めるものの勘違いを防ぎます。
算数だと、条件と思われるところに下線を引き、使った条件にレ点を入れて、使っていない条件がないかを確認する。
計算は、その場でもう一度見直す。(いわゆる逆算は、時間がかかってしまうので、見直して確認します。そのために当然、式や計算は書いておかないといけませんが。)
そういう一連の決まり事を決めて、過去問をやるときに必ず実行していけると、ミスの見つけ方がわかってきます。
もとよりできる子もミスはするのですが、試験時間中にそのミスを修正する力があるので、点数がまとまるので、その方法を最後、しっかり身につけて欲しいと思います。
息子にも読ませました。目からウロコとはこのこと‼という感じでした。
今まで、集団塾に相談しても、個別の講師でも、このように具体的に教えてくれたことはありません。
先生に教えて頂いた方法をルーティンにして頑張ります。
弱点補強に先生の動画(DVDにしました)を使わせて頂きます。よろしくお願いいたします。
ただ、練習しないとなかなか癖がつきません。
もう、これはこうしないと気持ちが悪い、というようになると、かなりいい線までいけると思います。
ぜひがんばってください。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。