中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
公立中高一貫校から学ぶこと
私立の中学入試は、近年負担が厳しくなってきています。
受験準備の開始時期が早まり、カリキュラムが前倒しになり、2教科校が4教科校になり・・・。私立一貫校が大学入試で実績を上げている分、入口もまた厳しい競争になっているところはあるわけですが、これに対して公立校の危機感はやはり大きなものがありました。
公立で一貫校をやる、というのであれば月謝は安いかもしれないが、まだ充分に公立高校の改革が進んでいない段階で、それだけでは多くの受験生を集めることはできなかったでしょう。
そこで、私立と同じ土俵で入試をやらないことにしました。公立一貫校のは受験ではなくて受検です。検査を受ける、ということ。つまり知識はいらない。国語、算数、理科、社会の中で自分で資料を読み取り、考え、結論を導くというPISA型の入試形態。これに内申と面接と作文を組み合わせる。
こういう形になると、細かな知識はいらない分、検査内容になれること、作文をしっかり書くこと、ということに対策の主眼が置かれるわけで、私立の対策よりはだいぶシンプルになります。
つまり敷居が低くなる。入試の準備に長い時間をかける必要がない。習い事も充分に続けられる、というので受検生が集まりました。
さらに公立改革で公立高校の大学入試実績もだいぶ改善されてきた部分があり、人気が高まっています。倍率は7倍近くありますから合格するのはそう簡単ではない。ただ、だからといって長い時間塾に拘束されて勉強しなくてもいい部分がある。親の気持ちで言えば、結局知識問題は出ないから、やることが限られる分、倍率が上がってもそれほど負担感が上がるわけではない。
ただ、人気が高まるにつれて、それに特化した塾のコースが生まれてきました。大手塾の中でも学校別対策の一環として公立中高クラスを作るところがあるようです。
合格実績でみると、私立中高対策をしている子どもたちの中からも合格者がかなり出ているので、地力を見分けるということにおいて、この検査は決して外れてはいない。
つまり、入試を工夫することによって、受験生に負担感を与えずに、基礎学力のしっかりした子を見抜くことができる。
これは私立中高一貫校が考えなければいけない方向だと思います。
実は上位校であったとしても、年々倍率は下がっています。中学受験人口は減少しているのは、少子化ばかりではなく、あまりに増えた負担感に対してそろそろ家庭がNOと言い始めているからです。
逆にこれまであまり注目を浴びなかった私立校にはチャンスが来ているように思うのです。学校の中身を魅力的にすることがまず第一ですが、その上で新たな入試を導入すればその学校の受験生は増える可能性がある、と思えるのです。
スタートした当初、公立一貫校の大学受験実績は当時の公立高校の実績だったので、まだそれほど高いものではありませんでした。しかし、それでも家庭には魅力的に映ったと思うのです。
最近の私立入学試験の問題を見ていて思うのは、やはりかなり高度だということ。例えば場合の数などは大学入試より難しいと思えるときがあります。
そこまでひねらずとも、もっとバランスの良い選抜方法がないのか?
入試は受験生が学校別対策をするため、そう簡単には変えられないが、「負担を減らす方向で変える」のであれば、受験生には受け入れられるでしょう。
まだ受験生が集まっているから、と私立一貫校が思っているとすれば、それは足元をすくわれることになりかねない。
もっと工夫をしなければならない時期に来ていると思います。
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受験準備の開始時期が早まり、カリキュラムが前倒しになり、2教科校が4教科校になり・・・。私立一貫校が大学入試で実績を上げている分、入口もまた厳しい競争になっているところはあるわけですが、これに対して公立校の危機感はやはり大きなものがありました。
公立で一貫校をやる、というのであれば月謝は安いかもしれないが、まだ充分に公立高校の改革が進んでいない段階で、それだけでは多くの受験生を集めることはできなかったでしょう。
そこで、私立と同じ土俵で入試をやらないことにしました。公立一貫校のは受験ではなくて受検です。検査を受ける、ということ。つまり知識はいらない。国語、算数、理科、社会の中で自分で資料を読み取り、考え、結論を導くというPISA型の入試形態。これに内申と面接と作文を組み合わせる。
こういう形になると、細かな知識はいらない分、検査内容になれること、作文をしっかり書くこと、ということに対策の主眼が置かれるわけで、私立の対策よりはだいぶシンプルになります。
つまり敷居が低くなる。入試の準備に長い時間をかける必要がない。習い事も充分に続けられる、というので受検生が集まりました。
さらに公立改革で公立高校の大学入試実績もだいぶ改善されてきた部分があり、人気が高まっています。倍率は7倍近くありますから合格するのはそう簡単ではない。ただ、だからといって長い時間塾に拘束されて勉強しなくてもいい部分がある。親の気持ちで言えば、結局知識問題は出ないから、やることが限られる分、倍率が上がってもそれほど負担感が上がるわけではない。
ただ、人気が高まるにつれて、それに特化した塾のコースが生まれてきました。大手塾の中でも学校別対策の一環として公立中高クラスを作るところがあるようです。
合格実績でみると、私立中高対策をしている子どもたちの中からも合格者がかなり出ているので、地力を見分けるということにおいて、この検査は決して外れてはいない。
つまり、入試を工夫することによって、受験生に負担感を与えずに、基礎学力のしっかりした子を見抜くことができる。
これは私立中高一貫校が考えなければいけない方向だと思います。
実は上位校であったとしても、年々倍率は下がっています。中学受験人口は減少しているのは、少子化ばかりではなく、あまりに増えた負担感に対してそろそろ家庭がNOと言い始めているからです。
逆にこれまであまり注目を浴びなかった私立校にはチャンスが来ているように思うのです。学校の中身を魅力的にすることがまず第一ですが、その上で新たな入試を導入すればその学校の受験生は増える可能性がある、と思えるのです。
スタートした当初、公立一貫校の大学受験実績は当時の公立高校の実績だったので、まだそれほど高いものではありませんでした。しかし、それでも家庭には魅力的に映ったと思うのです。
最近の私立入学試験の問題を見ていて思うのは、やはりかなり高度だということ。例えば場合の数などは大学入試より難しいと思えるときがあります。
そこまでひねらずとも、もっとバランスの良い選抜方法がないのか?
入試は受験生が学校別対策をするため、そう簡単には変えられないが、「負担を減らす方向で変える」のであれば、受験生には受け入れられるでしょう。
まだ受験生が集まっているから、と私立一貫校が思っているとすれば、それは足元をすくわれることになりかねない。
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学校が始まったら
学校が始まった途端、何となく勉強のペースが落ちているな、と感じることが多いかもしれません。
夏休みは夏期講習もあるし、結構勉強をがんばった子どもたちが多いのです。
しかし、ここで学校が始まって生活のリズムが変わります。夏休みは朝から講習だったりしたが、しかし、夜に塾はなかった子が多いのです。
学校が始まると、朝から学校で、夜は塾になる。
そう、生活時間が実はかなり長くなる。しかし、当たり前ですが、受験勉強にかけられる時間が減ります。
加えて6年生の秋から塾の授業日数が増えるので、さらに勉強時間が減る。
ので、実はペースは落ちて当たり前なのです。
したがって、やるべき勉強内容を吟味し、優先順位を決めて実行しないと、なんか勉強している割に進まない、という気持ちになってしまいます。
9月から10月に進むにつれて、生活のリズムができて、「できる時間の中でやるしかない」という気持ちも強くなるから、集中力が増していきます。
しかし、学校が始まった当初はなかなかリズムが整わず、「何か進まない」という気持ちになってしまいがち。
気持ちが消極的にならないように、秋の勉強のスケジュールを具体的に決めて、やるべきことに集中していきましょう。
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寮のある学校
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そう、生活時間が実はかなり長くなる。しかし、当たり前ですが、受験勉強にかけられる時間が減ります。
加えて6年生の秋から塾の授業日数が増えるので、さらに勉強時間が減る。
ので、実はペースは落ちて当たり前なのです。
したがって、やるべき勉強内容を吟味し、優先順位を決めて実行しないと、なんか勉強している割に進まない、という気持ちになってしまいます。
9月から10月に進むにつれて、生活のリズムができて、「できる時間の中でやるしかない」という気持ちも強くなるから、集中力が増していきます。
しかし、学校が始まった当初はなかなかリズムが整わず、「何か進まない」という気持ちになってしまいがち。
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科目の優先順位
これから模擬試験が始まるので、やはり知識を増やして行かなければなりません。したがって、社会や理科の生物、地学あるいは漢字、ことわざ、慣用句などの勉強に時間がかかるでしょう。
しかし、やはり科目の優先順位の第一位は算数だと思います。
算数はやはり合格者平均点と不合格者平均点の差が一番大きくなる。社会などの知識分野はやはり後半になってみんなががんばる分、差が縮まってくるので、それほど大きな差にはなりません。
でも算数は100点を取りうる科目なので、成績が良ければ合格可能性は高くなる。だから、算数をがんばるべきなのです。
ただし、もちろん算数だけやったのでは当然、だめで、この辺のバランスを上手に考えていかないといけない。
そして算数でこれから一番重要なポイントはミス対策です。
確かに難しい問題が出る学校も少なくありませんが、しかし、難しい問題は多くの受験生が出来ない部分があるので、差はあまり開かない。
しかし、みんなができる問題をミスで失うと、やはり差をつけられてしまいます。したがってミスをなるべくしない方法を考えないといけないのです。
模擬試験や過去問など問題演習をする機会が増えるでしょう。塾でも試験形式の授業が増えると思いますが、そこでやはりしっかり復習する。
ミスをやったら、それを記録する。
どうして、ミスをしたのか。どうしたら防げたのか。これを考えながら、演習をやっていかないと、いつまでたってもザルで水を汲むようなものになってしまいます。
これはやはり実戦的に練習しながら、本人がやりやすい方法を見つけていく必要があります。
できる子どもたちもミスはします。ただ、彼らは試験時間内に修正する術を知っている。それで間違えなくなるのです。
自分ができるはずの問題を間違えなければ、実は、結構高得点を取れるものなのです。
秋の練習ではしっかりミス撲滅を目指してください。
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過去問が遅れる塾
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暗算はどこまで?
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過去問の計画を立てる
これから過去問をやりこんでいく時期に入ります。
第一志望、第二志望あたりまでは2回ないし、3回。第三志望以下も最低1回はやっておきたいところです。
で、やれば当然やり直しが必要になるわけで、試験時間の倍ぐらいの時間が必要になります。したがって、ある程度計画を立ててやり続けていかなければいけない。
そこで、秋の学習計画を立ててください。
多くの塾では、秋になると塾の回数が増えます。これまで日曜日に授業がなかったところも日曜日に授業が入る。
その分、家庭での学習時間が減ります。
したがって、思うほど勉強が進まないということが起きやすい。授業が増えれば、当然、復習の時間もいるし、宿題もやらなければいけないから、それは当たり前の話です。
そこで、塾のスケジュールを入れてみて、いったい入試までにどれだけ家で勉強できるかを考えてみてください。
そして、その時間をまず過去問に割り当てる。2学期の塾が始まったところで、授業の復習や宿題にどのくらいの時間がかかるかもわかってくれば、さらにそれを割り当ててみてください。
終わらない?
そう、そういうことが起こるのです。
ですから、本当に授業を増やしていいのか、という問題が出てくる。
増やすのが学校別の授業になるのなら、それは優先しなければならない、ということであるならば、他の時間を見直すしかない。
本当にすべての授業に出なければならないのか。
塾によっては「過去問をやるよりも、塾のことをやりなさい。」と指導するケースもあるでしょうが、やはり過去問はしっかりやるべきなのです。
過去問以外にも、暗記テキストをやらなければいけないし、模擬試験のやり直しもあるでしょう。
やることは増えるが、しかし、家庭学習の時間は減るのでかなり厳しい状況になっているはずです。
早めに計画を立てて、時間を調整しないと、時間はどんどんなくなっていきます。
今月中に秋の学習の見通しをまず立ててください。
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第98回 お父さん、お母さんが記述の採点をするなら
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8月28日の問題
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で、やれば当然やり直しが必要になるわけで、試験時間の倍ぐらいの時間が必要になります。したがって、ある程度計画を立ててやり続けていかなければいけない。
そこで、秋の学習計画を立ててください。
多くの塾では、秋になると塾の回数が増えます。これまで日曜日に授業がなかったところも日曜日に授業が入る。
その分、家庭での学習時間が減ります。
したがって、思うほど勉強が進まないということが起きやすい。授業が増えれば、当然、復習の時間もいるし、宿題もやらなければいけないから、それは当たり前の話です。
そこで、塾のスケジュールを入れてみて、いったい入試までにどれだけ家で勉強できるかを考えてみてください。
そして、その時間をまず過去問に割り当てる。2学期の塾が始まったところで、授業の復習や宿題にどのくらいの時間がかかるかもわかってくれば、さらにそれを割り当ててみてください。
終わらない?
そう、そういうことが起こるのです。
ですから、本当に授業を増やしていいのか、という問題が出てくる。
増やすのが学校別の授業になるのなら、それは優先しなければならない、ということであるならば、他の時間を見直すしかない。
本当にすべての授業に出なければならないのか。
塾によっては「過去問をやるよりも、塾のことをやりなさい。」と指導するケースもあるでしょうが、やはり過去問はしっかりやるべきなのです。
過去問以外にも、暗記テキストをやらなければいけないし、模擬試験のやり直しもあるでしょう。
やることは増えるが、しかし、家庭学習の時間は減るのでかなり厳しい状況になっているはずです。
早めに計画を立てて、時間を調整しないと、時間はどんどんなくなっていきます。
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比べるよりも
お母さん同士の話から、
「~ちゃんは、学校から帰ってから、6時間も勉強してるんだって。」
とか
「~君はもう、過去問終わっちゃったんだって。」
という話を子どもにされる場合があるかもしれません。
本人がやる気になってほしい、と思う気持ちもあって、こういう話をされるのでしょうが、逆にそういう話は「比べる」ことを子どもに促している部分もあります。
「~ちゃんのお母さんは、いつも算数を教えてくれるんだって。」
「~君のお父さんはいつむ塾に迎えにきてくれるんだって。」
という話をお父さん、お母さんが聞いたらどんな気持ちになるでしょうか?
「ウチはうちよ。」
と思われるのであれば、子どもも
「ボクはぼくよ。」
と思ったとしてもおかしくはない。
むしろ、そうあってほしいと思います。
人がどうであるか、ということは、受験ではあまり重要ではない。入学試験というのは、本人が受験する入学試験で合格点をとればいいだけのことであって、だれそれがどうであるか、ということは何も関係がない。
むしろ、何をやらなければいけないか、ということが明確になって、それを実行していくことが大切で、やらなくてもいいことは「やらない」と決めることも本当に大事なことなのです。
つまりそこだけに注力していればいいので、他のことは眼に入らなくていい。
これからは、いろいろとお母さん同士で情報が行き交う時期に入ってきますが、あまり心を揺らさないことです。
「ウチはうちよ。」
と考えることが一番大事な心構えでしょう。
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数をあてる問題
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本人がやる気になってほしい、と思う気持ちもあって、こういう話をされるのでしょうが、逆にそういう話は「比べる」ことを子どもに促している部分もあります。
「~ちゃんのお母さんは、いつも算数を教えてくれるんだって。」
「~君のお父さんはいつむ塾に迎えにきてくれるんだって。」
という話をお父さん、お母さんが聞いたらどんな気持ちになるでしょうか?
「ウチはうちよ。」
と思われるのであれば、子どもも
「ボクはぼくよ。」
と思ったとしてもおかしくはない。
むしろ、そうあってほしいと思います。
人がどうであるか、ということは、受験ではあまり重要ではない。入学試験というのは、本人が受験する入学試験で合格点をとればいいだけのことであって、だれそれがどうであるか、ということは何も関係がない。
むしろ、何をやらなければいけないか、ということが明確になって、それを実行していくことが大切で、やらなくてもいいことは「やらない」と決めることも本当に大事なことなのです。
つまりそこだけに注力していればいいので、他のことは眼に入らなくていい。
これからは、いろいろとお母さん同士で情報が行き交う時期に入ってきますが、あまり心を揺らさないことです。
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夏バテする子
今年の夏もようやく、暑さの峠を越えた感じがしますが、暑さはお彼岸まで続くでしょう。
この暑い中で6年生は本当に頑張ってきました。二十数日間の夏期講習を受け、復習や宿題、あるいは過去問と勉強を続けてきたわけですが、今年は特に暑かった分、相当体力を消耗しているでしょう。
夏休み中は結構緊張しているし、気持ちも前向きになっている子が多いのでまだ何とかなるのですが、9月になって学校が始まり、普段の生活が始まった頃から、食欲がなくなったり、風邪を引きやすくなったりします。
結局のところ、身体が疲れている分、抵抗力も弱くなっているから、病気にかかりやすくなるのです。
具合が悪ければしっかり休まないと、体調がすぐれない状態が長引きます。子どもたちは大きくなったようでいて、まだスタミナが十分にあるわけではない。瞬発力は結構備わってくるのですが、長い時間勉強したり、集中を続けるのは難しい。これが高校受験生や大学受験生とは決定的に違うところです。
サッカーの試合でも子どもたちの試合時間を短くするのは、体力が続かないからで、だから上手に休んでいくこともこれからは大事な作戦の一つになります。
9月になってペースが落ちないように、これからの1週間は体力の回復に努めてください。
特に大事なのは睡眠時間。
あまり夜遅くまで起きていることのないようにしてください。
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選抜クラスをつくる学校
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この暑い中で6年生は本当に頑張ってきました。二十数日間の夏期講習を受け、復習や宿題、あるいは過去問と勉強を続けてきたわけですが、今年は特に暑かった分、相当体力を消耗しているでしょう。
夏休み中は結構緊張しているし、気持ちも前向きになっている子が多いのでまだ何とかなるのですが、9月になって学校が始まり、普段の生活が始まった頃から、食欲がなくなったり、風邪を引きやすくなったりします。
結局のところ、身体が疲れている分、抵抗力も弱くなっているから、病気にかかりやすくなるのです。
具合が悪ければしっかり休まないと、体調がすぐれない状態が長引きます。子どもたちは大きくなったようでいて、まだスタミナが十分にあるわけではない。瞬発力は結構備わってくるのですが、長い時間勉強したり、集中を続けるのは難しい。これが高校受験生や大学受験生とは決定的に違うところです。
サッカーの試合でも子どもたちの試合時間を短くするのは、体力が続かないからで、だから上手に休んでいくこともこれからは大事な作戦の一つになります。
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これからは家庭学習が重要
来週からは、もう学校が始まるところも多くなります。夏期講習も大詰め。いよいよ秋の学習へ入っていくわけですが、秋の学習はやはり自分の机の上でやる勉強が非常に重要になります。
例えば過去問もそうだし、知識の暗記もそう。応用問題をじっくり考えたり、一行問題の練習をしたり。
それぞれの課題をどう克服していくか、ということに眼が向いていかなければなりません。
塾はそれなりに、子どもたちの課題の最大公約数をテーマとします。例えば頻出問題の練習をしたり、国語の記述問題の添削をしたり。しかし、そこが本人の課題になるとは限らない。
やはり、自分の課題にいかに向き合うか、ということを整理しておかなければなりません。
そろそろ塾の先生と秋の学習について相談をしておきましょう。
やらなければいけない課題を挙げてもらう。家庭でももちろん考える。そしてその中から優先順位を決めてしっかり実行していく。
計画を立ててください。
例えば過去問についても、いつ、何をやるかをしっかり決めておかないと、ずるずるとずれ込んでしまう。
少なくとも第一志望や第二志望まではやりこんでおかなければいけないわけですが、それが割とうまくいかない。
ひとつには子どもたちの時間がまた少なくなる。秋は授業が増える塾がほとんどです。だから、また家庭学習の時間が少なくなる。
加えて秋は学校行事が多い。運動会が秋にあるところもあるし、それ以外にも連合運動会だったり、音楽会だったり、学芸会があったりする。
練習する時間を朝とる学校もあるので、勉強時間はさらに少なくなります。
その結果として、しっかり勉強がやりこめないまま秋が過ぎていく、ということになるとなかなか力は付きません。
塾の先生は当然、塾の授業をとるように勧めるでしょうが、しかし、本当に必要かも考えておくべきでしょう。
秋の学習は家庭学習を中心にしないと課題が克服できないので、その辺もよく先生と相談してください。
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算数、応用問題の頻出テーマ
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慶應湘南藤沢中等部 第2回 学校説明会
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例えば過去問もそうだし、知識の暗記もそう。応用問題をじっくり考えたり、一行問題の練習をしたり。
それぞれの課題をどう克服していくか、ということに眼が向いていかなければなりません。
塾はそれなりに、子どもたちの課題の最大公約数をテーマとします。例えば頻出問題の練習をしたり、国語の記述問題の添削をしたり。しかし、そこが本人の課題になるとは限らない。
やはり、自分の課題にいかに向き合うか、ということを整理しておかなければなりません。
そろそろ塾の先生と秋の学習について相談をしておきましょう。
やらなければいけない課題を挙げてもらう。家庭でももちろん考える。そしてその中から優先順位を決めてしっかり実行していく。
計画を立ててください。
例えば過去問についても、いつ、何をやるかをしっかり決めておかないと、ずるずるとずれ込んでしまう。
少なくとも第一志望や第二志望まではやりこんでおかなければいけないわけですが、それが割とうまくいかない。
ひとつには子どもたちの時間がまた少なくなる。秋は授業が増える塾がほとんどです。だから、また家庭学習の時間が少なくなる。
加えて秋は学校行事が多い。運動会が秋にあるところもあるし、それ以外にも連合運動会だったり、音楽会だったり、学芸会があったりする。
練習する時間を朝とる学校もあるので、勉強時間はさらに少なくなります。
その結果として、しっかり勉強がやりこめないまま秋が過ぎていく、ということになるとなかなか力は付きません。
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入試までに失敗はやりつくせ
これから模擬試験が始まるし、また、塾や家庭で過去問をやったり、問題演習をする機会がどんどん増えます。
しかし、そういうところで失敗をすることが多いでしょう。ミスもいろいろしでかすかもしれない。
最初から、そううまくいくものではないのです。
むしろ、ありとあらゆる失敗やミスをやった方が良い、とすら思います。
ミスをするから、ミスをしない方法を考える。
間違えるから、正しい解き方を覚えるのです。
最初から、何となくうまくいった、というのはかえって本番ではアダになることが多い。
先日、イチロー選手が4000本のヒットを打ちましたが、そのコメントに
「いい結果を生んできた誇れる自分はいない。4000安打を打つためには8000回以上も(凡打で)悔しい思いをした。それと向き合ってきた。誇れるとしたらそこではないか。」
というのがありました。
つまり失敗はやはり成功の元なのです。
たくさんの失敗をしたからこそ、そこから学ぶことが多い。またできるようになることが多い。
ただし、それは失敗を前向きにとらえる必要があります。
その失敗をしないために、何をすればいいのか。どういう勉強や練習をすればいいのか。
それを考えて実行しなければ、失敗は何のプラスにもならなくなります。
結果を気にするあまり、失敗に対する落胆の気持ちが大きくなりすぎると、前向きには考えられなくなり、自信がなくなります。
しかし、結果は結果として受け止めつつも、そこから次にどうするかを考え続ける限り、成長を続けることはできるのです。
入試本番まで、多くの失敗をして、そこからたくさんのことを学んで、最後に笑えるようにがんばっていきましょう。
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最初から、そううまくいくものではないのです。
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最初から、何となくうまくいった、というのはかえって本番ではアダになることが多い。
先日、イチロー選手が4000本のヒットを打ちましたが、そのコメントに
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つまり失敗はやはり成功の元なのです。
たくさんの失敗をしたからこそ、そこから学ぶことが多い。またできるようになることが多い。
ただし、それは失敗を前向きにとらえる必要があります。
その失敗をしないために、何をすればいいのか。どういう勉強や練習をすればいいのか。
それを考えて実行しなければ、失敗は何のプラスにもならなくなります。
結果を気にするあまり、失敗に対する落胆の気持ちが大きくなりすぎると、前向きには考えられなくなり、自信がなくなります。
しかし、結果は結果として受け止めつつも、そこから次にどうするかを考え続ける限り、成長を続けることはできるのです。
入試本番まで、多くの失敗をして、そこからたくさんのことを学んで、最後に笑えるようにがんばっていきましょう。
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そこまでの負担はさせたくない
ゆとり教育が終わって、公立教育に対する信頼が回復していく中で、ここ数年、中学受験人口は減少し続けています。
ただ、それが良く言われる経済的な負担が大きいから、というわけでは実はないようです。
例えば、私立の授業料が払えない、ということではないのです。
「でも、小学校3年生の後半から塾通いでしょ?週2日とか3日とか夜遅くまで塾に行って、家族で食事もできないし、みんなで遊びに行けないのはあまり、良いとは思えなくて。」
この考えはある意味自然だと思うのです。
最近は塾が自分のところに生徒を囲い込もうと考えて、カリキュラムを前倒しにしたり、組み分けをやってなるべく早くから競争させようと意識しているところがある。
そういう話がいろいろ聞こえてきて、
「そこまでしなくちゃいけないのかしら?」
と思うご家庭が増えているのは、ごくごく自然なことだと思うのです。公立もそこそこがんばっているのなら、そこでもいいかな。それよりはもう少し、余裕のある小学校生活を送らせてあげたい。スポーツもやらせてあげたいし。
こういう意見を塾はもっと真摯に考えていかなければいけないと思います。
負担ばかり強いることが、本当に正しい道筋ではない。
本当のプロであるならば、もっと効率よく、もっと妥当なところで受験準備を収めるという努力をするべきであろうと思うのです。
ところが塾間競争に眼が行って、「あっちが6年1学期で終わるなら、こっちは5年3学期で終わる」みたいなことに心血を注いでいるのは、ある意味、家庭の気持ちを汲んでいない。
小さい時は、もっと家族とゆっくりできる時間がほしいはずなのに、そういう方向に眼が向いていないのは、やがて自分の首を自分で締めることになりかねないと思います。
経済力があったとしても、子どもの教育については家庭に考えがあり、「そこまでの負担をさせるぐらいなら」と家庭が思うようになれば、中学受験のマーケットは確実に減少していくでしょう。
すでに公立一貫校を含め、いろいろな選択肢が出ている。昨今報道されている公立の小中高一貫校も今後注目を集めるでしょう。それに対して、中学受験は本当に新たな選択肢を提供しているようには見えない。
むしろ負担ばかりを強いていることについて、多少なりとも考えていかないといけないのではなかろうとか、と思うのです。
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例えば、私立の授業料が払えない、ということではないのです。
「でも、小学校3年生の後半から塾通いでしょ?週2日とか3日とか夜遅くまで塾に行って、家族で食事もできないし、みんなで遊びに行けないのはあまり、良いとは思えなくて。」
この考えはある意味自然だと思うのです。
最近は塾が自分のところに生徒を囲い込もうと考えて、カリキュラムを前倒しにしたり、組み分けをやってなるべく早くから競争させようと意識しているところがある。
そういう話がいろいろ聞こえてきて、
「そこまでしなくちゃいけないのかしら?」
と思うご家庭が増えているのは、ごくごく自然なことだと思うのです。公立もそこそこがんばっているのなら、そこでもいいかな。それよりはもう少し、余裕のある小学校生活を送らせてあげたい。スポーツもやらせてあげたいし。
こういう意見を塾はもっと真摯に考えていかなければいけないと思います。
負担ばかり強いることが、本当に正しい道筋ではない。
本当のプロであるならば、もっと効率よく、もっと妥当なところで受験準備を収めるという努力をするべきであろうと思うのです。
ところが塾間競争に眼が行って、「あっちが6年1学期で終わるなら、こっちは5年3学期で終わる」みたいなことに心血を注いでいるのは、ある意味、家庭の気持ちを汲んでいない。
小さい時は、もっと家族とゆっくりできる時間がほしいはずなのに、そういう方向に眼が向いていないのは、やがて自分の首を自分で締めることになりかねないと思います。
経済力があったとしても、子どもの教育については家庭に考えがあり、「そこまでの負担をさせるぐらいなら」と家庭が思うようになれば、中学受験のマーケットは確実に減少していくでしょう。
すでに公立一貫校を含め、いろいろな選択肢が出ている。昨今報道されている公立の小中高一貫校も今後注目を集めるでしょう。それに対して、中学受験は本当に新たな選択肢を提供しているようには見えない。
むしろ負担ばかりを強いていることについて、多少なりとも考えていかないといけないのではなかろうとか、と思うのです。
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夏休みの残りを有効に使うには
最近は、夏休みが8月31日まででないところが増えてきました。
週休2日になって、土曜日の授業がなくなった分、そこにしわ寄せがくるわけで、暑い最中、また学校が始まるのは大変です。このような季節なら、本当は9月中旬まで夏休みにしていてほしいところですが、そういうわけにもいかない。
で、残りの夏休みが少ない分、学校の宿題もそろそろお尻に火がついている部分があるかもしれませんが、受験勉強もやらなくてはいけないことがまだこなせていないという場合があるかもしれません。
この場合、私は算数を中心に、やるべきことを一気にしぼった方が良いだろうと思います。
例えば過去問を10年分やる、というのではなく5年分をきっちり仕上げる。それでも大変ならまず算数を確実にこなす、というように絞り込むのです。
これだけは完全に仕上げた、といえる勉強を1つでも2つでもいいからやり切ることでしょう。
算数の過去問についてやったのなら、もう一度やってもできる、と思えることが大事。ただ解いたのではだめです。「次は満点が取れる」と豪語できるようでないといけない。
ただ、そう豪語しても取れないことの方が多いですが、少なくともそういえるぐらい勉強した、ということが大事なのです。
これだけ勉強すれば合格する、という絶対的な量はありません。例えば100勉強した子が落ちて、50しか勉強しなかった子が合格する、ということだって当然ある。努力は人を裏切らない、というがしかし、その実がしっかりしていなくて、時間ばかりがかかっていても、効果はありません。
残りの期日を見据えて、「やり切れるのはこのくらいだな」という分量に縮めましょう。
そして、それを完全にやり切ることが大事です。やりきった、わかった、ということが自信につながるし、それができるとそこから波が広がるように理解が進むことが多いのです。
残りの時間は短いかもしれないが、それでもやり切れることはあるので、精一杯やったな、という感じが持てるようにしてください。
夏休み、終わりよければ、すべてよし、ということで。
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この場合、私は算数を中心に、やるべきことを一気にしぼった方が良いだろうと思います。
例えば過去問を10年分やる、というのではなく5年分をきっちり仕上げる。それでも大変ならまず算数を確実にこなす、というように絞り込むのです。
これだけは完全に仕上げた、といえる勉強を1つでも2つでもいいからやり切ることでしょう。
算数の過去問についてやったのなら、もう一度やってもできる、と思えることが大事。ただ解いたのではだめです。「次は満点が取れる」と豪語できるようでないといけない。
ただ、そう豪語しても取れないことの方が多いですが、少なくともそういえるぐらい勉強した、ということが大事なのです。
これだけ勉強すれば合格する、という絶対的な量はありません。例えば100勉強した子が落ちて、50しか勉強しなかった子が合格する、ということだって当然ある。努力は人を裏切らない、というがしかし、その実がしっかりしていなくて、時間ばかりがかかっていても、効果はありません。
残りの期日を見据えて、「やり切れるのはこのくらいだな」という分量に縮めましょう。
そして、それを完全にやり切ることが大事です。やりきった、わかった、ということが自信につながるし、それができるとそこから波が広がるように理解が進むことが多いのです。
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