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僅差の勝負を制するには

この時期、子どもたちの力はどんどんついていきます。

そして、子どもたちがこれまでの成績に基づいて志望校を選択すると、その学校の合格偏差値に近い受験生が集まることになります。

したがって一般の模擬試験とは違い、その合格偏差値に近い集団が受験することになるので、子どもたちの差はあまり大きくはない。

だから合否は1回の試験で結果が変わりやすくなります。

複数回受験の学校だと、第1回と第3回では第3回の試験の方が難しくなるのがふつうです。

しかし、第1回は残念で、第3回で合格する、という子もいます。

それだけ受験生の差が僅差なので、ちょっとうまくいけば合格し、ミスをすれば残念な結果になる、ということなのです。

したがって、難しい問題ができることよりも、やさしい問題を間違えない、ことが大事です。

この時期はとにかくていねいさを大事にする。たくさんの問題を解かずとも、難しい問題を解かずともよいから、ていねいに、きちんと自分ができる問題を確実に得点する練習をしてください。

できる問題は間違えなくなった、というのが合格する子の最大の特徴です。


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あてはめ、は最後の手段

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早く始めすぎない

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12月21日の問題







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一行問題のワナ

算数のテストで案外、注意が必要なのが一行問題です。

算数の入試では前半、形の決まった一行問題を出す学校が少なくありません。

この形が同じ、というのがクセモノ。

つまり、解いたことがある、見たことがある、と思い込んでしまうケースが出てくるのです。

「ああ、あれね。」と最後まで読まずに、そう思い込んでしまうと、なかなか元に戻れなくなります。

ということで一行問題の練習もたくさんでなくてよいので、ずっと続けてください。

大事なことは「問題文を最後まで読み切ること」。

「あ、わかった」は絶対にしない。

問題文の条件を確実に理解してから、解くようにしてください。そこがしっかりしていれば、ミスによる時間のロスはかなり減るはずです。


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ちょっと離れた塾に通う

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入試まで、あと少し、だから最後までがんばろう

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しっかり狙う







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最後にやることを絞る

いよいよ、入試が近づいてきました。

残りの期間でやり切れることはそう多くはないので、ここはしっかりやることを絞り、確実に実行していくことが大事です。

すでに併願校を含めて、受験する学校が絞り込まれているのと思うので、その中で終わっていない過去問をがんばる、というのが一般的ですが、それ以外にも、知識の暗記や時事問題をやるというのもあるし、最後の模試で気になったテーマをもう一度復習する、という方法もあるでしょう。

大事なことは、あれもできない、これもできない、と考えるより、これだけは最後にしっかりやり上げる、と考えることです。

これは冬期講習中も同じです。

しっかり準備をやり切りましょう。


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暗算は危険

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成長途中の子

本人はそれなりにがんばっているのだけれど、いろいろな準備が足りていない、と感じられる子がいます。

基本的には幼い。いろいろなことがまだ十分にこなせない。試験時間に間に合わない。知識が覚えられない。勉強の好き嫌いがあって、やらない教科の成績がすこぶる悪い、などなど。

だからといって成長していないわけではない。3か月前のことを考えれば、半年前のことを考えれば、それなりに成長しているのです。

ただ、中学入試に間に合わないかもしれない。

で、そこで間に合う学校に入れてしまうのか、もう少し先まで結論を伸ばすのか、親としては悩みどころでしょう。

これまで受験勉強をしてきたのだから、入れる学校に入れて、受験勉強以外のところも含めて成長してもらえばいい、という考え方もあれば、行かせたい学校だけ受けさせて、あとは高校受験にしよう、という考え方もあるでしょう。

どちらでもいいと思うのですが、ただ、本人は決して悪くはない。

本来、成長に締め切りはないわけで、いつかちゃんとできるようになればいいのですが、受験はやはり締め切りがある。中学受験が本人の目標にとって間に合うものであったかどうか、だけのことであって、先に期待すればいいのです。

そういう意味では全員が成長途中といえる現在、子どもを長い目で見ることも忘れてはいけません。


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競争しないと勉強しない?

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パソコンで勉強する

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スポーツ用語に関する問題







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スランプを克服するには

どうも最近調子が悪い。

後からできるのだけれど、ミスが多い。

知ってたのに、思いつかなかった…。

まあ、そういうことは誰にでもあります。

しかし、そういうことが良く起きるとつい、「スランプかもしれない」と思ってしまいがち。今までスランプなんて言葉を知らなかったはずなのに。

で、そういうときは、まずはやさしい問題に取り組むことです。こんなの瞬殺、とか言っている問題までよく間違えるもの。

だから、ていねいに解く練習をもう一度する。

培った力はどこにも行かないので、つい慌ててミスが増えていたり、疑心暗鬼になって間違えたりしていることが多い。

ひとつひとつていねいに解いて、満点近くとれるようになれば、自信を取り戻すことができます。

入試は自分のできる問題を確実に得点すれば良いので、ていねいに、ていねいに解いていきましょう。


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注意ばかりが増えていないか?

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4・5年生、ついていけないと感じたら

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一文を短くする工夫

国語の記述問題は、これまでも大分練習してきたので、書けるようになってきているでしょう。ただ、ここからは採点者にわかりやすく書く、という工夫が必要になります。

先生方はもちろん、一生懸命読んでくださるとは思うのですが、しかし、中学入試の採点は短時間で行われます。当日試験があって、もうその夜には合格発表をしている学校が増えましたから、やはりそれなりのスピードで読んでいるわけで、だったらやはりわかりやすい方が良い。

字をていねいに書くのはもちろんですが、コツはひとつの文を短くすることです。だらだらと書かない。ひとつの文はひとつのことだけ言えばいい。そうすると、読む方にリズム感が出てきます。したがって読みやすくなる。何が言いたいのかもわかりやすくなる。

さらに言えば、結論を先に書く。そして説明は後から加える。途中で、時間切れになったとしても、最初に結論が書いてあれば、0点にはなりにくいし、それを短く言い当てられるから、得点がまとまりやすいところはあるのです。これまではただ書く、ということに気持ちがいっていたと思いますが、これからは読む人の気持ちになって書いてみる、とさらにすばらしい答案ができあがるでしょう。



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生物に関する問題

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バランスの悪さを改善する

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前日の宿泊







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上手に重ね着する

ここのところ、寒波の襲来で寒い日が続いています。

子どもたちの恰好を見ていると、それなりに防寒が始まっているのですが、しかし、相変わらず塾にくると「暑い!」と言っている。

まあ、それなりに暖房が効いているわけですが、これは入試でも同じ。

学校の設備は近年どんどん進んでいて、昔のように寒い学校は少なくなりました。

その分、試験途中で暑い、と思うことはあるわけですが、それを「上がっている」と勘違いしてしまう子がいます。

そういうとき、うまく体温調整をするために、着ているものを脱げるようにしておいた方が良い。

セーターよりはカーディガン。トレーナーよりはフリース。

面接がなければ、自由が利く服装の方が力は発揮しやすい。

服装でもうひとつ注意が必要なのが首回りです。

寒いので、つい首回りが高い洋服を着てしまう場合があるのですが、これが教室では邪魔になる。やはり首回りはマフラーで寒さを防いだ方が良いでしょう。教室では取ってしまえばそれですみます。

これからの時期、上手に重ね着して風邪をひかないように気を付けてください。


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読んだことのある文章が出題されたら…

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家で復習ができるか

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12月15日の問題







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とにかく問題をよく読む

算数の問題を解いている子が、
「え、意味がわからない」
と言って持ってきました。

確かに、言い回しに多少の紛らわしさはあるものの、このくらいは普通にある。

「もう一度よく読んでごらん。入試では先生には聞けないから」

と言って再び考えてもらいました。そのうち、

「ああ、そういうことか」

と納得して解き始め、数分をせずに解き終えたようです。

算数の点数を上げるのに、一番大事なのはここです。

つまり、よく問題読むこと。注意深く、どういう状況なのかをしっかり把握する。

グラフを書いてもいいし、図を書いてもいい。とにかくていねいに読み取ることでヒントが見つかり、ミスが減ります。

慌てて解くのではなく、じっくり読むように心がけてください。


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第303回 準備をやり切る

6年生の教室から
出題者のつもりで解く

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都道府県の形







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面倒だが…

問題を正確に解くためにやることは、基本的に面倒なものなのです。

式や筆算をちゃんと書く。

図やグラフを書く。

問題を確かめる。

計算を見直す。などなど。

ひとつひとつ、面倒だが、そういうことをちゃんとやるから、正確に解けるようになる。

そういう面倒な作業がちゃんとできるかどうか、というのは今後も力をつけていくために必要な資質ですから、がんばりましょう。

面倒だ、と思っても、それをやるのが勉強だ、ぐらいに考えてほしいと思います。


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睡眠不足

5年生の教室から
まずは勉強がおもしろくなるようにする

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12月13日の問題







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自信がついた子

ここに来て、勉強が積み重なった分、いろいろなことがわかってきます。

で、「あ、これ、わかる」という気になると、危ない。

本人が思っている問題とちょっと違ったり、あるいは、慌てて条件を読み落としたり・・・。

しかし、それも経験を積んでくると、慎重に解くということができるようになる。

ルーティンを実行し、もう一度問題を確認したり、その場で計算を見直したり・・・。

今まで間違ってきた経験がここで活きるのです。つまり間違えることは本来、悪いことではない。本番で間違わなければいいわけで、むしろ模擬試験で経験を積んでミスを犯さない方法をマスターできればいいわけです。

最終的に自信のある子、というのは、そういうところまで目が行き届くようになる子、です。

「これ、わかる」はまだ危ない。「わかりそうだけど、何かあるかな」ぐらいに慎重に構えて解けるようになれば、まず間違えなくなります。

成績の良い子も、ミスはする。しかし、試験時間内にそれを修正する力があるわけで、残りの時間、それができるように練習を続けていきましょう。

ちょっとずつ慎重に解こうとする気持ちが出てくれば、それが自信につながります。


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読んでいただく、という気持ち

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一番最後はどこか?

慶應進学特別から
歴史で一番出題される時代







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