ボランティアに行く前にオリエンテーションの時にも、釜石での最後の時にも「ストレス反応について」のプリントを配られました。
《 皆様はご自身が気づいていなくても心身の疲労が相当溜まっているのではないかと思われます。ボランティア活動直後は一種の興奮状態にあって、自分自身のストレス反応は見過ごされがちといわれています。ご自身の心身の疲れをそのままになさいませんように。(略)
大きな災害にあい、またはその場で活動することで、体や気持ちに様々な変化(ストレス反応)が怒ることがあり、それらの反応は、直接災害に関わった時だけではなく、被災された方から間接的に様々な災害体験を聞くことによっても生じることがあります。
現れ方や強さは人によって異なりますが、誰にでも起こります。…きづ付いた体や心が快復しようとするときに起こるもので、異常な状況の中で起こる「正常な反応」です。 (略)
症状:
◆興奮状態が続く
◆体験を思い出す
◆思い出すことを避けようとする
◆身体の不調
◆周囲との摩擦
◆話せなくなる
対処:
1)ゆっくり休養をとる
2)親しい方と一緒にすごす
3)一緒に活動した仲間と話をし、励ましたり、支えあったりすることが大切です
4)症状が重かったり、対処できなくなったらカウンセラーなどを活用する 》
こうしてブログに書くこと、分かち合える人と分かち合うこと、気持ちの通じる人と話すこと…。疲れは段々取れていくのだと思います。
症状の中で 「早く、また現場に行きたい」気持ちになるというのもあって、とてもうなずけますし、私達が「ボランティアにいっているときに家族や友人は気遣い心配していました」、という文章には帰ってきた日の娘のことを心配し続けた母の憔悴した様子が思い浮かびました。
私は私らしくすごせたので、思っているほど疲れていないと思っていましたがやっぱり母にとっては娘は「子供」で、心配かけたのだなぁと思って申し訳ない気持ちになります。
今日は都内でも渋滞、高速でも事故渋滞で、しかも車内気温はクーラーをつけていても暑くて…夕方に鏡の前で見た顔は誰が見ても疲れている顔そのものだったような気がします。
早く、寝よう!