暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#165

2021-03-02 08:36:09 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 日本:携帯電話各社の値引き競争が、日銀にとってはデフレ圧力になる、と。しかし、日本でもしインフレが確認されれば、それは日銀のある程度の”マイナス金利深掘り”が出てくると見られています。日銀の3月政策決定会合での「点検」で、①ETF買い入れの柔軟化・買い入れ目標額の撤廃、②イールドカーブの振れ幅の拡大を容認する、と見られていますが、これらがマーケットに織り込まれれば、それは金利の下落となるので(日本の金利は現在上昇傾向)、為替等には要注意。

…米が”本格的なインフレ”となってくれば、それはマーケットにとっては悪材料となってくるけれど(それは「実質金利の急上昇」という形で現れてくる)、しかし、今はまだ米の実質金利はマイナスなので、故に、まだ緩和状態な今。

実質金利がマイナスな今は、”株の優位性”が低くなっているので。⇒株への投資妙味が無い。⇒故に、コモディティマーケットへと流れる、という構図な米の現況(⇒故に、コモディティや金利のスピード違反な上昇でのインフレ期待からの、先週の金利上昇だった面もある、と)。しかし、株が調整しても、”営業キャッシュフローマージン”(現金フロー)が高い米IT企業には、金利上昇でのグロース下落でも、痛くもかゆくもない、という現況。

⇒等々、これらが今の「VIX」を表しているのではないか、と。従来、10台を維持してきたVIXだが、コロナで20台以上で推移しているここ1年。⇒この「20台推移の意味」が、「アフターコロナでわかる」とNYホリコさんやみずほ証券の大橋さん。「20台推移の意味」が分かるのはまだまだ先ですが、”アフターコロナによりVIXが下落していくのか”にマーケットは注目している、と。どこかで調整した時に何が起こるのかが見えてこない、未知な領域の今。故に、注目はVIX & いずれ上昇してくると見られている米CPI(コモディティ上昇、サプライチェーン再構築etc. で、米の生産率が上昇している今なので)。過去において、こんなにインフレ圧力が懸念された時代は無かった、とも、みずほ証券の大橋さん。「1年先は、まだそんなにインフレは上昇していないが、3~5年後にはインフレ圧力が確実に強まっているだろう。故に、長期金利も上昇してくるだろう」と。⇒”インタレストガバレッジ”(下に行くほど、悪化。今はまだリーマンショック時よりも上を保っている)に注目、とも。

FRBは、テーパリングの実施時期においては、①マクロ経済を見て、②企業業績を見て(テーパリングで、企業の利払い負担が増すので)、してくるだろう、とも、みずほ証券大橋さん。

ワクチン接種の加速で、経済が日本よりも圧倒的に回復している米なので、”センチメントが大幅に回復している”を織り込み始めた米。

米ISM製造業景気指数が強かったので、資源国通貨、豪$加$が強かったNY時間。今夜のブレイナードFRB理事(次期FRB議長と噂されています)や連銀総裁の発言etc. に注意(静かなら底堅く推移すると見られている。マーケットのインフレ懸念を冷ます発言が出てくるかどうかに注目。3/4 NY時間には、ウォルストリートジャーナルのイベントにて、パウエル議長が参加するので要注目)。「景気回復に自信ある」とのパウエル議長発言や、1.9兆$の追加経済対策etc. で(23年まで利上げ無いとも言ってるし)⇒110円前後まである、と三菱UFJモルガンスタンレーの上野さん。1.9兆$とパッケージのインフラ投資がインフレを呼ぶ、とも。⇒副作用の資産インフレが続くと見られる。年後半にかけ、更にパワーupで。⇒サマーズ氏「Too BIg」、バイデンとFRB「Go BIg」。(※サマーズ氏…民主議員。エリートエスタブリッシュの代理店的役割を担っていると言われている。1.9兆$追加対策に反対している。⇐民主内で争いが激化している)

…中東産原油・LPGが、原油:1年1ヵ月ぶり、LPG:2年5ヵ月ぶりの大幅高に。⇒景気の下押し要因になると見られている。

…継続性が無かった先週の1.6%までの金利急上昇。昨日の夜MX・ワールドマーケッツで、NYの滝澤さんが仰っていた事をまるっと。

「これからは株を見るときはクレジットマーケットも見ること(クレジットマーケットの暴落が無いか)。⇒株高コモ高の中、一番上げているのは実は社債なので(まだ1度も調整が入ってない、KOYO証券の二本柳さんは「弾けるならコモマーケット」と)、今後どうなっていくかに注目」と(去年で言えば5月半ばに、サウジが大底で大量の株買いをした時、BRは大量の社債(HYも)を購入(3月~米$買いに集中していて、5月半ばの大底時(2番底)は米金利も高かった(=売られていた))⇒翌6月からクレジットマーケットが上昇基調となり、BRは天井の7月15日らへんで売り抜けた(ピークは8月半ばだった)。⇒今回は2/26らへんに仕込んでいる投機筋だと思うので、2ヵ月の社債マーケットに注目か?)。

 

 

 

 

 

 


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