暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#180

2021-03-23 08:59:32 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 中国人民銀行の発言から、”早急な金融引き締め論は後退した”と受け止めた昨日の上海マーケット⇒大幅上昇へと。&25日のバイデン演説のインフラ投資・法人増税に言及があるか。

…EU・米・加・英が強調して、中国へ人権問題圧力をかけ始めている今。EUは約30年ぶり(天安門事件以来)の対中制裁(しかし、中国の国自体には影響ないが、トランプのように貿易で強硬になると見られている)。ロシア&中国&イラン、北朝鮮がウゴウゴしていますが。

&今日のイスラエルの選挙には要注意。ネタニヤフ首相が続投できるかどうか。できなかったら”世界のパワーバランス”に影響が出てくるのか。

…覇権争いが激しいカーボンニュートラル。日本への復讐(ハイブリッド車をEUに普及させたことへの、EUの恨み節)などもあり、「ハイブリッド車を潰しに来る」と、モーサテでニッセイ基礎研ヤジマさん。

日銀点検には、多数のアナリストが「日銀がESG投資の買い入れ・購入の姿勢を見せなければ、日本にESG投資は普及しない。&カーボンニュートラルの覇権も取れないだろう」と言われていましたが、「ESG」の名は点検には登場しませんでした。

…パウエルさん「米経済は予想より早く持ち直すだろう」との議会証言。しかし、「雇用回復は鈍く、労働市場回復も鈍く、(∴テーパリングには)程遠い」とも。従来見解は変えなかったパウエルさん。

このところの「パウエル議長の失策」というマーケットの評価。パウエルさんの「今はインフレではない」が、

①”米国債不信認”を招き(米通貨も不信認となり、ドル安へと)、故に米は”悪い物価上昇”(ドル安からの、輸入品価格高騰からの、悪い物価上昇)を招く。

②パウエルさん「インフレではない」なので、「ジャブジャブ金融緩和継続」で、個人貯蓄・個人所得etc. が増え、故の良い物価上昇。

もし①が来れば、「米国債が見切られるタイミングはいつか?」が鍵になってくると(投売りのタイミング)。

⇒②なら、パウエルさんの「2023年末までゼロ金利維持。利上げはしない」と明言しているが、”好景気で前倒しテーパリングをせざるを得ない”とも見られているので、これも米国債売り因へと。

…「トルコショック」再来に注意:過去の”トルコショック時”にはユーロ・他新興国通貨の下落を招いた経緯があるので、今回も懸念されています(米ドル高に注意)。

…3/25のバイデン演説に注意(就任してから初)。法人税増税etc. ”増税”に言及するかどうか。共和党は反対しているが、民主党左派の力が強い現況だそうで。しかし、来年の中間選挙を見据えて(所得税⇑は避けたいが)メキシコ国境問題に注力のバイデンな今。(子供だけでメキシコから米へ密入国しようとする事案が激増しており、その対処が問題となりつつあるバイデン政権)

…SMBC日興セキュリティ・アメリカの大塚さんは、ブルームバーグ・バークレイズ米国債指数に注目、と。

直近では米国債を買う動きが見られており、∴ハイテク(ナス・グロースetc. )に有利な動きになってくると見られている、と(∴金利⇓へと)。

しかし、サウジの原油増産姿勢はまだ見えてこないので(「4.5月は減産維持」と表明してるサウジなので)、やはり”サウジ系の大きい投資資金”の流れを確認してからでないと「金利頭打ち」とは言い切れない不安有。

& 独の再ロックダウンetc. での、昨日のEU圏内航空株の下落。去年、サウジ資金が流入してきた辺りは「ハイイールド債・航空株の大底(厳密には2番底)(∴金利天井)」時だったので、直近欧米航空株は重要な金利頭打ち指標なのでは。海運は6月ごろまでは運賃の急騰が続くと見られています。

トルコのエルドアン大統領による中銀総裁解任は(この2年で3回目)、自身の選挙対策としての”利下げ路線アピール”と見られていましたが。

日本の政局にも注意。デジタル法案を国会で成立させた後の「4月下旬解散・5月投開票」シナリオが直近で浮上してきた日本(責任感強いスガさんの引責)。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。