おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- バイデン大統領の”次の厳しい金融規制”に要注意!(FRBのバランスシートの安定感が無くなってくると見られているので)(バイデンは本来、金融規制に厳しい人)
…「SLRの延長なし」でも金利上昇とはならず。
マネックス吉田さん「今回は、典型的な”噂で買い、事実で売れ”だった。『延長はない』と見ていたヘッジファンドが、”延長なし”正式決定後に一気に米国債買戻しに動いた」と分析。(すでに売り込んでいた。先々週からの米金利上昇はそれだったのか)
「米10年債利回りは頭打ち。90日移動平均線と10年債利回りの乖離では、10年債利回りが1.2%まで下がってもおかしくない。52w移動平均線から見ても、106円方向へ向かっている」と。
…しかし、パウエルさんは「急激なインフレの可能性は低い」と。& イエレンさんも「1.9兆$の巨額財政出動は、2022年中には完全雇用へと押し戻すだろう」と。 vs 「金利を上げていかないとマズいだろう」とまともなマーケット。
「マクロ経済への影響が見えてこない相場」とは日経FTのトシマさん。
モーサテでも、パリバ中空さん・ドイツ証券ワコウさんが「今はとても難しい相場なので、①資金が集中しているマーケット・投資商品。②新興国・資源国。③今後のバイデン政権。”金融規制”に動いてくると見られているので、今の「イールドを取りに行く」姿勢、諸々、危険。∴「全てを疑ってかかれ!」と。
…3兆$(本当は4兆$を見込んでいた)のチャイルドケア & ヘルスケア & グリーン投資 & インフラ投資 を打ち出したバイデン政権。
これらを賄う資金は、法人税増税分から & 富裕層の所得税増税分から。”増税込み”の3兆$追加経済対策。
今週内(25日か)にも言及があると見ているマーケット。しかし、この「チャイルドケア&ヘルスケア&グリーン投資&インフラ投資(ニューディール)」はウォール街大手銀行からは反対の声が大きいのだそう(SLRを延長しないのに、米国債を銀行に売りつけるバイデンなので)。
…中国・ロシアチーム vs 米・EU・英・加チーム。地政学リスクの規模が大きい今、要注視。(北が先週末に飛翔体数発を発射していた。米への威嚇で)
…JCRファーマ:ハンター症候群の治療薬について、厚生労働省から製造販売承認を取得。”有効成分が脳に届く”薬の、世界初の実用化。静脈注射のみで薬効を脳に届けられる。∴認知症薬への応用が期待されている。発売は5月以降。希少難病領域専門の医薬企業。
…SLR終了決定で、$資金プレミアムが急上昇な今。「銀行の貸し渋り・貸し剝がしが増加」⇒「年末に向け$調達市場の緊張が高まる」とブルームバーグ。ボラも上昇(∴危険)と。⇒ドイツ証券「2022半ばまでは米$安定基調」と。⇒しかし、円とフランに対してだけ米ドル安。⇒投機筋の円買いポジションがついに解消 ⇒105円方向へ行く。とドイツ証券。
JPモルガン「終了はデリバティブ市場の摩擦を高める」。⇒昨夜のNYはリバランス。米国債が買われ、原油が売られ(EUでのコロナ再拡大で)。
注意点は、高リスクな米エネルギー企業が、HY債・証券で巨額資金調達をしているという事。⇒それをファンドがメチャクチャ買っている今。⇒原油が下落方向であれば、FRBのシナリオが崩れる。
∴「売り」となるような材料を探し始めた米マーケット。
しかし、原油は強気を維持していくと見られています(中国etc. 景気強いので)。
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- SKEW:143.44 (⇓2.70 ⇓1.85%)
- VXN:27.83 (⇑1.13 ⇑4.23%)
- LME銅:9108.50 (⇑51.50 ⇑0.57%)
- VIX:20.30 (⇑1.42)
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よろしくお願いいたします。