暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価用日記#372

2022-01-14 08:37:42 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 米PPIもインフレ鈍化傾向。→米長短国債共に買われた(金利⇓)。なのに何故ナスダック下落?

…昨夜NYでは、ブレイナードさんのFRB副理事承認の為の上院での議会証言がありました。ハト派なブレイナードさんがタカ派発言に終始した事での金利上昇(ハトなのに『高インフレ懸念』発言。∴FRBの利上げ・QT体制が整ったことを表している、と日経FT)

今朝モーサテ:大和証券CMアメリカのシュナイダー恵子さんの分析は「ブレイナードさんのタカ派で一気に金利上昇へと。&割高ハイテクが売られたが(+来週からの決算要員もあっての売り)、『一巡した』と。→QTも浸透済みだし、パウエルも『年内にQT』に言及アピールしてるし(マーケット好反応だった)。→∴①営業利益率上昇、②賃金コスト増加率が低下のIT株(大型成長株。GAFAM)が優位となる」と。(大和:今年のナスダックは18000と見ている)

今朝の日経FTでは「シャルマ氏(著名投資家)が挙げた今年の経済トレンド」という特集。「エブリシングバブルの終焉」と(借金してまで参加していた個人投資家が退散していると見られる)

…為替:$円は、来週の日銀の展望レポートが非常に注目されています。

インフレについての見通しを修正すると見られ、政策変更があるとも見られている、と野村証券後藤さん。(も、インフレ率を上げても1.5%位だろう、2%とはならないと見ている、とも)

→∴これを意識している今週の日本の債券市場。長期金利10年債利回り(←政策金利のベースとなる)は一時0.15%超え(昨夜は0.130。米金利スピード違反だった昨年3月以来)

日銀には政府用口座と各銀行用口座があります。銀行向けの金利をワザとマイナスにして、銀行が資産を抱え込まずにちゃんと市中にお金を回していく為に取られた作戦が、いわゆる”黒田バズーカ”(『金利がマイナス』とは、お金を支払って預金をするという事)。終焉となるか。

も、”黒田総裁後任”材料etc. 「$円の動きは限定的になると見ている」とも。

昨夜MX:WORLD MARKETZでは、マネックス証券吉田さんが「ここのところのユーロ高と原油の連動性」について。

→リビア(施設がよく止まる)、&カザフスタン(OPECプラスメンバー。実はウラン採掘量も世界有数)、&寒波、からの今の原油⇑。

今後の下落因は、①FRBの利上げでのブレーキ、②春先に向かい寒波緩やかになる。∴調整あるが「1月2月は高い」と今朝モーサテ:新村さん。

&「米名目金利上昇(年率2%・ガソリン49%上昇。高インフレ・労働力不足による)で$高へと」とも。

→シャルマ氏「高インフレの因」。※今年は過激なインフレとはならないと見ている。

              1. 労働力人口の減少。
              2. 米財政支出の拡大(も、FRBはもう資金を捻出できないので。→∴新たな財政出動は出来ない。→∴インフレは落ち着く)
              3. 米国債残高の増加。

…台湾TSMCが過去最高の利益となった決算ですが。「2ナノ品」(2世代先)に注力している今。

昨夜MX:WORLD MARKETZでは米ブロードコム推しだった森崇さん(ブロードコム:シンガポールの企業。も、本国での認可が下りず、米で上場したという経緯アリ)

          1. 無線送信の技術(ワイヤレス電流)が世界シェアNo.1。
          2. 顧客は大物ばかり(apple・サムスンetc. )
          3. 連続増配・フリーキャッシュフロー爆増。
          4. なのに未だ注目されていない。∴買い場は1月・3月のFOMCの”利上げ宣言”直後のみ、と。

この巨人TSMCが「設備投資に5兆円(設備投資は年2兆円という目標だったのに)」という報道。

FTは「半導体の需要頭打ちなのに、TSMCは積極投資」と報道。「売り上げが伸び、強い需要アリ」と見ての積極投資。エヌビディアetc. との競争があるものの、OEMなのでやはりTSMCの方が強いという結論になる、と日経FTトシマさん。

  • 今日のナスダック「14806(↓381)」の謎。(ストックボイス:野村G山越さん)

…ブレイナードさんのタカ派発言が「予想外」なら、米10年債利回りも上昇したはず(なのに10年・2年債共に利回り低下(買))

→今までは利回り低下ならナスダックは買われていた。しかし今日は大幅な売りへと。

→因としては↓↓↓

            1. 米3連休前の利確売りによるもの?
            2. ロシア外務次官発言?(1/13の『米の態度が変わらなければ、キューバとベネズエラにロシア軍を派遣する』という発言)


よろしくお願いいたします。



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