暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#182

2021-03-25 08:26:34 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • ガラッとセンチメントが変わった米とEU(EUでのコロナ再拡大etc. で)。⇒”良いとこどり相場”の終焉、しかし、インフレ懸念は強まっている。⇒∴”金余り相場”上昇は、もう長続きはしない?(そもそも、FRBのその金はどこから出てるのか(答:日本と中国))。 &今夜のバイデン就任後初の記者会見に注目。

…ガラッと変わってきたマーケットのムード。”ワクチン接種だけで景気回復、それホント?”的ムードも加わってきて、リスクオフ気味ゆえの円高。

米5年債入札も軟調からの、株売り債券買いだったNY(期末での債券のリバランス買い(SLRで売った分の)の割合が大きいと見られていました)。

SMBC日興証券のアクツさんは「今回の金利上昇においては、金利が上がっただけではマクロ経済は簡単には崩れない」と見ていましたが。大和証券CMアメリカのシュナイダーさんも「金利上昇で金融セクターが買いと見る」と(今回のSLR終了は、銀行の資本比率にはそれほど大きな影響はない、と大和証券アメリカ)。4.5月の経済指標は、前年ベース比ゆえの急上昇値が出てくると見られていますが、4月末~の決算には注意、とも。

マーケットの注目は、「パウエル議長がいつ”今のインフレ容認”姿勢から”インフレ懸念”へと変化してくるか”に移ってきました。前年比ベースゆえ、「インフレは一時的」を継続し続けるパウエルさん。①中国経済堅調、②FRBの歴史的マネーサプライ、での”良いとこどり相場”でしたが、「6月のFOMCで、金融緩和縮小を示唆してくるだろう」と、大和証券アメリカは見ていました。

<野村証券:高田さん>

「CTA(ヘッジファンド)が、中国から投資資金を引き上げている」(CTA=いろんな投資商品に手を出している。メインは短期取引)

…①米の中国株価指数、②CTAの中国関連先物・ポジション指数、⇒連動している。

…2018年のVIXショックやトランプがけしかけた米中対立を先読みしていたCTA。

…去年11月から、中国マーケットへの投資etc. リスク資産を買い始め、積み増していたCTA。⇒それを変更していると見られる今。

…⇒IMFの世界経済成長率見通し

                • 中国:今年の成長率を8.1%とした(高水準に引き上げた(上方修正))
                • 米:見通しを引き下げられた

⇒∴米経済は剥げてくると見ての、

⇒CTAのようなマクロ経済を見て動いているヘッジファンドは、”景気が良い時に勝負をかけてくる”が鉄則なので、∴既に中国投資資金を手仕舞ったと見られている。

…スエズ運河での座礁コンテナは、正栄汽船所有(愛媛県)のコンテナ船。復旧には時間がかかる見通し。世界の大動脈なので、世界的にも影響が出ると見られています。スエズ運河は1日に50隻が行き交う過密スケジュール&中東が近く、天然ガス・油・海運賃価格高騰故の、価格転嫁からの、部下上昇圧力⇒∴インフレ懸念が更に上昇、というとんでもない事をしちゃった正栄汽船。中国経済への影響があると、また問題が出てきそうです(ファンド投機筋が中国投資への見直しを始めている、と日経FTとしまさん)。

…テスラは「BTCでテスラ車購入できるようになった」と。しばらくは米国内のみ適用。⇒年内には海外にも適用とも。中国の外交カードにされているテスラ。

…独メルケル首相。「イースター時の再ロックダウンは撤回する」と、一夜で考えを一変させた昨夜の報道で、ユーロポンドはユーロ買い方向へと。社会不安懸念からだそうです。「EU vs 英」ですが、ワクチンでは共同歩調をアピールしてきています。

 

 

 

 

 


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株価予想日記#181

2021-03-24 08:06:47 | 日記

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<今日の私的材料>

  • バイデン大統領の”次の厳しい金融規制”に要注意!(FRBのバランスシートの安定感が無くなってくると見られているので)(バイデンは本来、金融規制に厳しい人)

…「SLRの延長なし」でも金利上昇とはならず。

マネックス吉田さん「今回は、典型的な”噂で買い、事実で売れ”だった。『延長はない』と見ていたヘッジファンドが、”延長なし”正式決定後に一気に米国債買戻しに動いた」と分析。(すでに売り込んでいた。先々週からの米金利上昇はそれだったのか)

「米10年債利回りは頭打ち。90日移動平均線と10年債利回りの乖離では、10年債利回りが1.2%まで下がってもおかしくない。52w移動平均線から見ても、106円方向へ向かっている」と。

…しかし、パウエルさんは「急激なインフレの可能性は低い」と。& イエレンさんも「1.9兆$の巨額財政出動は、2022年中には完全雇用へと押し戻すだろう」と。 vs 「金利を上げていかないとマズいだろう」とまともなマーケット。

「マクロ経済への影響が見えてこない相場」とは日経FTのトシマさん。

モーサテでも、パリバ中空さん・ドイツ証券ワコウさんが「今はとても難しい相場なので、①資金が集中しているマーケット・投資商品。②新興国・資源国。③今後のバイデン政権。”金融規制”に動いてくると見られているので、今の「イールドを取りに行く」姿勢、諸々、危険。∴「全てを疑ってかかれ!」と。

…3兆$(本当は4兆$を見込んでいた)のチャイルドケア & ヘルスケア & グリーン投資 & インフラ投資 を打ち出したバイデン政権。

これらを賄う資金は、法人税増税分から & 富裕層の所得税増税分から。”増税込み”の3兆$追加経済対策。

今週内(25日か)にも言及があると見ているマーケット。しかし、この「チャイルドケア&ヘルスケア&グリーン投資&インフラ投資(ニューディール)」はウォール街大手銀行からは反対の声が大きいのだそう(SLRを延長しないのに、米国債を銀行に売りつけるバイデンなので)。

…中国・ロシアチーム vs 米・EU・英・加チーム。地政学リスクの規模が大きい今、要注視。(北が先週末に飛翔体数発を発射していた。米への威嚇で)

…JCRファーマ:ハンター症候群の治療薬について、厚生労働省から製造販売承認を取得。”有効成分が脳に届く”薬の、世界初の実用化。静脈注射のみで薬効を脳に届けられる。∴認知症薬への応用が期待されている。発売は5月以降。希少難病領域専門の医薬企業。

…SLR終了決定で、$資金プレミアムが急上昇な今。「銀行の貸し渋り・貸し剝がしが増加」⇒「年末に向け$調達市場の緊張が高まる」とブルームバーグ。ボラも上昇(∴危険)と。⇒ドイツ証券「2022半ばまでは米$安定基調」と。⇒しかし、円とフランに対してだけ米ドル安。⇒投機筋の円買いポジションがついに解消 ⇒105円方向へ行く。とドイツ証券。

JPモルガン「終了はデリバティブ市場の摩擦を高める」。⇒昨夜のNYはリバランス。米国債が買われ、原油が売られ(EUでのコロナ再拡大で)。

注意点は、高リスクな米エネルギー企業が、HY債・証券で巨額資金調達をしているという事。⇒それをファンドがメチャクチャ買っている今。⇒原油が下落方向であれば、FRBのシナリオが崩れる。

∴「売り」となるような材料を探し始めた米マーケット。

しかし、原油は強気を維持していくと見られています(中国etc. 景気強いので)。

            • SKEW:143.44 (⇓2.70 ⇓1.85%)
            • VXN:27.83 (⇑1.13 ⇑4.23%)
            • LME銅:9108.50 (⇑51.50 ⇑0.57%)
            • VIX:20.30 (⇑1.42)

 

 

 

 

 

 


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株価予想日記#180

2021-03-23 08:59:32 | 日記

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<今日の私的材料>

  • 中国人民銀行の発言から、”早急な金融引き締め論は後退した”と受け止めた昨日の上海マーケット⇒大幅上昇へと。&25日のバイデン演説のインフラ投資・法人増税に言及があるか。

…EU・米・加・英が強調して、中国へ人権問題圧力をかけ始めている今。EUは約30年ぶり(天安門事件以来)の対中制裁(しかし、中国の国自体には影響ないが、トランプのように貿易で強硬になると見られている)。ロシア&中国&イラン、北朝鮮がウゴウゴしていますが。

&今日のイスラエルの選挙には要注意。ネタニヤフ首相が続投できるかどうか。できなかったら”世界のパワーバランス”に影響が出てくるのか。

…覇権争いが激しいカーボンニュートラル。日本への復讐(ハイブリッド車をEUに普及させたことへの、EUの恨み節)などもあり、「ハイブリッド車を潰しに来る」と、モーサテでニッセイ基礎研ヤジマさん。

日銀点検には、多数のアナリストが「日銀がESG投資の買い入れ・購入の姿勢を見せなければ、日本にESG投資は普及しない。&カーボンニュートラルの覇権も取れないだろう」と言われていましたが、「ESG」の名は点検には登場しませんでした。

…パウエルさん「米経済は予想より早く持ち直すだろう」との議会証言。しかし、「雇用回復は鈍く、労働市場回復も鈍く、(∴テーパリングには)程遠い」とも。従来見解は変えなかったパウエルさん。

このところの「パウエル議長の失策」というマーケットの評価。パウエルさんの「今はインフレではない」が、

①”米国債不信認”を招き(米通貨も不信認となり、ドル安へと)、故に米は”悪い物価上昇”(ドル安からの、輸入品価格高騰からの、悪い物価上昇)を招く。

②パウエルさん「インフレではない」なので、「ジャブジャブ金融緩和継続」で、個人貯蓄・個人所得etc. が増え、故の良い物価上昇。

もし①が来れば、「米国債が見切られるタイミングはいつか?」が鍵になってくると(投売りのタイミング)。

⇒②なら、パウエルさんの「2023年末までゼロ金利維持。利上げはしない」と明言しているが、”好景気で前倒しテーパリングをせざるを得ない”とも見られているので、これも米国債売り因へと。

…「トルコショック」再来に注意:過去の”トルコショック時”にはユーロ・他新興国通貨の下落を招いた経緯があるので、今回も懸念されています(米ドル高に注意)。

…3/25のバイデン演説に注意(就任してから初)。法人税増税etc. ”増税”に言及するかどうか。共和党は反対しているが、民主党左派の力が強い現況だそうで。しかし、来年の中間選挙を見据えて(所得税⇑は避けたいが)メキシコ国境問題に注力のバイデンな今。(子供だけでメキシコから米へ密入国しようとする事案が激増しており、その対処が問題となりつつあるバイデン政権)

…SMBC日興セキュリティ・アメリカの大塚さんは、ブルームバーグ・バークレイズ米国債指数に注目、と。

直近では米国債を買う動きが見られており、∴ハイテク(ナス・グロースetc. )に有利な動きになってくると見られている、と(∴金利⇓へと)。

しかし、サウジの原油増産姿勢はまだ見えてこないので(「4.5月は減産維持」と表明してるサウジなので)、やはり”サウジ系の大きい投資資金”の流れを確認してからでないと「金利頭打ち」とは言い切れない不安有。

& 独の再ロックダウンetc. での、昨日のEU圏内航空株の下落。去年、サウジ資金が流入してきた辺りは「ハイイールド債・航空株の大底(厳密には2番底)(∴金利天井)」時だったので、直近欧米航空株は重要な金利頭打ち指標なのでは。海運は6月ごろまでは運賃の急騰が続くと見られています。

トルコのエルドアン大統領による中銀総裁解任は(この2年で3回目)、自身の選挙対策としての”利下げ路線アピール”と見られていましたが。

日本の政局にも注意。デジタル法案を国会で成立させた後の「4月下旬解散・5月投開票」シナリオが直近で浮上してきた日本(責任感強いスガさんの引責)。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#179

2021-03-19 22:47:09 | 日記

こんばんは。

 

<気になる情報>

  • FRBリリースで、3月末でSLR終了、と。米長期金利急上昇な今。FTだけが当てた(SLR終了を)。

…要注意な状況な今。米銀行のリスクアセットが増え(∴銀行の自己資本比率が減少し)、銀行という米国債の買い手がいなくなることから、これから米国債が買いづらい展開となり、バイデンの1.9兆$経済対策資金を捻出する術が無くなる & 赤字国債発行による米財政赤字膨張を呼ぶ状況になると見られています(悪いどころじゃない金利上昇)。来週は米2年債・7年債の入札があります&パウエルの発言も連日のようにあります。

しかし、歴史的に見てもまだ低すぎる米長期金利なので、更なる上昇余地があるので⇒∴今夜の米金利は更に上昇していくと見る、とマネックス吉田さん。

⇒銀行はバランスシートの健全性を保つために国債を売る必要が出てくるので、FRBが一昨日・昨日のFOMCで金融緩和を維持すると言っていたのは、このSLR終了を織り込んでの発言だったと見られる。

⇒∴今夜、FRB手腕を試すことになる米マーケット。

      • 米10年債金利と90日MAからの乖離率は異常値(60%近辺)な今なので、今夜でもう米10年債金利の天井は終わる、とも。BTCでも乖離率が50%を超えると1か月以内には⇓だったので ⇒∴米金利上昇は一旦ピークアウトして、今後は下がると見られる。
      • 過去の金利急騰場面では、FOMCを前後して金利天井クライマックスを迎えてきていた過去の米なので。⇒∴行き過ぎた金利上昇というのはFOMC後に必ず下落している(今日の米は昨日の1.75%は超えず、今日は2番煎じとなり、ピークアウトとなる⇒来週からは金利は⇓へと向かう、と見られている)。⇒∴ドル円が日米金利差に連動している(=米金利と連動)。⇒∴$が下がっていくと見ている、とも吉田さん。
      • 今回の金利上昇がスピード違反だったので、トレンドを考えると今重要な分岐点と見るので(52週MA)、
          • 2002⇒2005($底105円)
          • 2007⇒2011($大底80円)
          • 2015⇒2021($底106円)

⇑米10年債利回りと52週MAの乖離が「5%以上が1か月以上」続いたとき。

吉田さん曰く、先行きの見立てとしては、

          1. 3月後半から末にかけて、106円を下回る展開が来るか。
          2. 更にもう一段のドル安。1月に付けた102円。⇒新たなドル高トレンドが始まっている可能性がある今なのか。

⇒今日の東京の状況では105円の方向に行く感じはしなかったのだけれども、SLRが3月末で終了というFRBリリースで、10年債金利上昇となると見るので、

⇒3月後半にも106円を下回ると、次は102円が大底となるので、継続的なトレンド転換に変わってくる可能性があると見ている、と吉田さん。

FRB「終了するが、景気を阻害しないように、銀行を傷つけないように、FRBは頑張る」とリリースあり。

しかし、「FRBは23年までに完全雇用を定着させると言っているのに、23年末まで金融緩和維持・ゼロ金利などありえない」というWSJ記事から、マーケットはパウエル議長を信用しなくなった。⇒∴昨夜のNYから10年債金利上昇へと。⇒∴インフレ懸念が強まってきた昨日今日。

∴ドル高トレンド転換に要注意。

 

 

 

 

 

よろしくお願い致します。


株価予想日記#178

2021-03-19 08:02:18 | 日記

おはよう御座います。

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<今日の私的材料>

  • パウエル議長の一昨日の発言に反して、マーケットは「インフレ懸念がある」と見ての、昨夜の金利上昇NY。米10年債金利は一時1.75%(2020.1月以来)、30年債金利も2.5%を突破(2019.8月以来)。政策金利を反映する2年債金利も大幅上昇。⇒パウエルさんを無視してインフレ観測が高まっている米マーケット。

…金利上昇からの、ナスダックは3%超のマイナスだった今日。一昨日のFOMC発表でパウエル議長が「2023年末までゼロ金利を継続する」と明言したにもかかわらず、マーケットは足元の人件費高騰・輸送費高騰etc. インフレへと繋がる材料が多いと見ての、「FRBは臨機応変に対応を変えてくる(テーパリングを始める)」予測からの、金利上昇へと繋がった模様で。

人件費・輸送費の高騰が価格へと転化される事態を材料にし始めてきたマーケット(悪いインフレ材料)。しかし、午後には金利上昇は一段落しましたが、SLR措置延長するかどうかという爆弾も残っているし & 景気期待で買われていた原油もここのところ5日続落(在庫が4週連続で増加している)ですが、短期的にはコモ&BTCは強く、ここの資金がどこにどう流れていくのか。∴「将来のインフレを高めてしまうのではないか」と、まともなマーケット。

…      ①フィスコNYの平松さんは、

          • 米10年債金利の上昇観測は根強く、$は底堅いと見られる(ドル高)。
          • 英イングランド銀行政策決定会合で「金融引き締めはしない」と明言し、∴ポンドは売り優勢へと(”インフレ対策で引き締めをしてほしい”が最近のマーケットの共通事項。もう”助けてくれる”がマーケット上昇因とはならなくなってきた?他力本願ではなく、まともになってきたマーケット)。
          • 米の21年経済成長見通しを6.5%へと引き上げたOECD&FOMC。∴米10年債金利上昇の一因となったのですが、ここにバイデンの1.9兆$経済対策も加わるので、&パウエルの”金利上昇懸念はない”的発言だったので、$買いは続くと見られるが、「米約7%の経済成長は続かない」と、持続は不可能、と平松さん。

②バンカメストラテジストの山田さんは、

          • 世界経済はV字回復と見る⇒∴景気敏感株が活況な今。セクターローテーションが上手く回っていて、マーケットに買い安心感が広がっている今。
          • しかし、企業業績はピークな今(6月が天井と見られる)。⇒「年後半は減速する」とも。
          • 最大のテールリスクは、コロナウイルス<米の金利上昇(インフレによる金利上昇)。

去年:コロナ禍でのFRBゼロ金利政策による低金利で、ナスダック成長株に資金が大量流入した。

今年:10年債金利上昇がネガティブ因となってくる懸念。⇒∴米マーケットは10%⇓の調整が入ると見られる。

          • 米10年債金利の危険水域は「2%」と見る向き多勢な米マーケット(バンカメは1.8~2.0%。適正は1.5%と見ている)。⇒FOMC後のパウエル会見で米国債の需給バランスを説明しなかったことが、昨夜NYの金利上昇因とも。
          • 年末予測は、米SP500:3800 &グロース売り(リスクオフでの)。日本:32000。⇒SP500に流入しやすいが、やや弱く、米1.9兆$での景気の良さ(CPI⇑)は年後半に日本に優位性が移ってくると見られる、と。
          • 為替:バイデン1.9兆$での金利上昇からのドル高 ⇒しかし、”財政赤字・貿易赤字”拡大での「双子の赤字」で、年央にかけて調整が入ると見られている。

③野村証券の池田さんは、

「すぐには引き締めには転じない」を明確にしたFOMCパウエル議長。

⇒真に受けると、”流動性相場から、緩やかに業績相場へと移行していく”と見られる。

⇒∴日本のリビジョンインデックス(上方修正ー下方修正)の値が高い今、更なる上方修正圧力が続くと見ての(米失業率が増加しても、FRBが金融緩和を続けるので)、夏までに日経平均31000に迫る、と。

米ISM・フィラデルフィア製造業景況感が良。金利上昇は鎮静化へと見ての。

…米中外相会談がアラスカで始まりましたが。バイデン政権1年目は”米中対立”を演じ、その後は徐々に距離を縮めていく(融和へと)、と見透かしているマーケット。

EUと一緒に人権問題で対中制裁をしていくとした米ですが、世界がこぞって”インド太平洋”を狙っているのは習近平”後”か。

…仏・パリetc. での再ロックダウン(第3波)&変異種ウイルス感染拡大中の米。

NY昨夜の金利上昇の因でもあった仏の再ロックダウンですが、EU当局が英アストラゼネカを「安全」と発表 ⇒伊・仏・独etc. アストラゼネカのワクチン接種再開したものの、インドでの生産に遅れが生じている。

…海底光ケーブルの入札で、最安値を提示した中国企業の入札を無効にしていた日米豪。⇒∴米 vs 中国&FBの対立が鮮明になってきた、との報道。

…地銀株250億円を売却へ~日本生命。(8割を純投資している日本生命)

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。