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2019年度<合格体験記>(49)(英語)
●植山先生
この度、3度目の受験で合格することができました。
この資格に興味を持ってから書店で過去問や紹介本を買い、図書館で本を借りましたが、一向にどのような対策が有効なのかが分からない試験でした。
そんな中で、ネットを検索していて偶然「ハロー通訳アカデミー」にたどり着き、無料のテキストを各分野ごとにプリントアウトしファイルしたのが私の勉強の始まりです。
試行錯誤をしながらの勉強でしたが、3度目の挑戦で合格することができました。
ありがとうございました。
●英語(メルマガ読者、セミナー参加者、動画利用者、教材利用者)
① 受験の動機
会社の仕事の中で外国人とのやり取り及びアテンドなどの機会があり、そのノウハウを高めたいと思ったため。またその経験を公的な資格で証明できる形にしておきたかったため。外国人に日本のことを語れないことに情けなさを感じたから。
② 第1次試験対策
<英語>(免除) (1年目63点2年目71点合格3年目前年合格免除)
TOEICのスコアーが690点程度で何度受験しても700点が達成できないレベルからスタート日常の仕事の中で英文のメール作成及び会話があり。
1年目
〇全国通訳案内士過去問→各社予備校から無償ダウンロード傾向を実感するために必須、ただしH29年度の試験から英文整序問題がなくなるなど直近でテストの内容が変わってきていることに注意!
〇全国通訳案内士試験英語1次、2次直前対策語研
〇日本的事象英文説明300選
音声データをオーディオに入れ繰り返し聞く、英文を暗記等
※過去問と対策本を繰り返し演習したが、1年目の受験で試験傾向が変わってきていることを実感した。
2年目
〇ハローの過去の英語テキスト(英文読解)の問題集
〇日本の観光名所100選〇日本文化必須表現グループ100語研
〇英語で日本紹介ハンドブックアルク
※2次対策向けの日本文化の説明という部分も意識しながら、日本文化を英語で説明するための表現と文章読解の練習を繰り返した。それぞれの人の英語のレベルによると思うので対策が難しい。
とにかく“日本を英語で説明する。”という部分で必要になる単語や熟語、文化的な知識を身に着ける。
<第1次筆記試験【問題】>→ https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/711462afa4fdc4cd349cf4ad68891db8
「日本的事象英文説明300選」(本+CD)→ https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154
<日本地理>(91点) 1年目43点2年目63点3年目91点合格)
1年目
〇過去問及びハローのマラソンセミナーテキスト読み込み
2年目
〇1年目と同テキスト+項目別地図帳+白地図を使って暗記
3年目
アウトプットの訓練ができていないと思い、下記問題集を購入。虫食い問題を繰り返しアウトプットの演習を実施。白地図への書き込み実施。
また写真入りのガイドブックなどを買う、借りる等して文字情報で覚えたものを写真などで補完。
旅行会社の全国分のパンフレットをファイルし、観光地内での位置関係や交通ルートを確認
〇完全制覇国内旅行地理一橋書店
〇JTB社の旅行パンフレットをファイル(各名所の見所や交通手段が一番分かり易い)
〇旅地図日本昭文社
以下参考図書(ビジュアルで理解するため通し読み)
※地図で訪ねる歴史舞台日本(歴史と絡めた問題には最適)
※日本百名山成美堂出版
※日本の祭り百選宝島社
※伝統工芸品の本同友館
※日本の100名城へ行こう学研
⇒理想を言えば話題の観光名所にはすべて行ってみて回れれば良いですができなければ本、Youtube,
TV(ブラタモリや旅番組)でビジュアル的に覚えることが大切だと思います。
<第1次筆記試験【問題】>→ https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<最重要事項のまとめ> → http://www.hello.ac/matome.geo.pdf
<直前対策セミナー>(日本地理資料)→ http://www.hello.ac/2019.7.6.pdf
<項目別地図帳> → http://hello.ac/geography/map.pdf
<都道府県別地図帳> → http://hello.ac/map.prefectures.pdf
<特訓1800題>を使い倒せ! → http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/56e18e234050ec5f9ab991de649627c2
<Flashcards Deluxe>(暗記カードアプリ)を使い倒せ! → https://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/8241111d973c4517667a7e470e4ed105
<日本歴史>(免除)(1年目83点2年目前年合格免除3年目センター試験60点以上免除センター73点)
1年目
〇ハローアカデミーのマラソンセミナー
〇山川の日本史総合図録
⇒もともと歴史が好きだったせいか、大河ドラマを毎年見ていたことがよかったのか1年目から合格点到達。テストをやって思ったのは間違いなく、日本の観光の流行とリンクした問題がでること大河ドラマで話題になった場所や世界遺産登録された場所、外国人が注目する歴史上の人物など。
⇒歴史に関しては、センター試験と案内士試験両方を常に受け続けてもよいかと思います。
後述する一般常識と合わせて夏と冬に試験があるという感じです。
センター試験では基本となる知識が問われそのまま、通訳案内士の試験に必要となります。
案内士の試験では、基本+流行の知識という形になるため話題になっている人物や場所などを+α押さえる必要があります。
以下は、センター試験対策での参考書(各受験予備校が徹底的な対策をしており使いやすいです。)
〇日本史B1問1答東進ブックス(これの星2つ難度くらいまでで十分)
〇超速!日本文化史の流れブックマン社
その他参考書
※元祖日本史の年代暗記法旺文社(時系列を並べる問題対策)
※風呂で覚える日本史年代教学者
※日本史歴代内閣図解整理ハンドブック旺文社
(近代史はほぼ内閣と歴史的な背景を元に出題されるので整理の為
また戦後の歴史は、一般常識問題との関連もあり)
<第1次筆記試験【問題】>→ https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<最重要事項のまとめ> → http://www.hello.ac/matome.his.pdf
<直前対策セミナー>(日本歴史資料)→ http://www.hello.ac/2019.6.30.pdf
<マラソンセミナー>(日本歴史)(12講義24時間)→https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
<一般常識>(免除)
(1年目55点2年目26点/50点満点中3年目センター試験80点以上免除、センター試験91点)
案内士試験の中でも悪名高い難問、奇問の宝庫。出題範囲が経済政策、歴史、観光政策、流行の映画、バンド、フェスなどにまで及ぶ。例年出題される統計問題はほぼ出るところが決まっているので対策は可能であるがそれ以外は、何を勉強すればいいのか絞れません。
基本的に歴史と同様、センター試験との年2回受験をお勧めします。
しかもセンター試験対策は問題集1冊+過去問で対策完了です。(大学受験生の中でも短期間で対策ができやすいとされており、3-4ヶ月で80-90点確実に狙えます。)
〇ハローセミナーの資料
〇センター試験現代社会集中講義3訂版旺文社
(この本の付属の1問1答冊子を繰り返しやって、テキストを読むのが良いです。)
<第1次筆記試験【問題】>→ https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<最重要事項のまとめ> → http://www.hello.ac/matome.gen.pdf
<直前対策セミナー>(一般常識資料) → http://www.hello.ac/2019.7.21.pdf
<マラソンセミナー>(一般常識)(12講義24時間)→ https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/aa9caa987007e8ef9f390a0a88c6e667
<平成31年度観光白書(要旨)→ https://www.mlit.go.jp/common/001294574.pdf
<通訳案内の実務>(免除)
(1年目なし2年目40点/50点満点中3年目前年合格免除)
こちらは、ハローセミナー植山先生の作成された直前対策セミナーの資料のみで対応できました。
直前セミナーを受講しヤマをしっかり意識して勉強すれば突破できます。
<第1次筆記試験【問題】>→ https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/18b0340041ceb26d8959b2c775736ffe
<最重要事項のまとめ> → http://www.hello.ac/matome.jitumu.pdf
<直前対策セミナー>(通訳案内の実務資料) → http://www.hello.ac/2019.8.5.pdf
<観光庁研修テキスト> → http://hello.ac/jitumu.122.pdf
③ 第2次試験対策(3年目初挑戦合格)
初挑戦で何とか突破、(以下自分の試験体験)
※訳文は、寿司の紹介⇒長文の最後のセンテンスを丸々忘れてしまった。訳出80%程度か?
※プレゼンはタピオカを選択
⇒竿灯まつり、ごみの分別との三択でかすかに知識のあったタピオカを選択。ただし知識としてあったのは、「台湾がオリジナル」「日本で流行中」「若い世代だけでなく、老年世代にも流行中」くらいであとは一般的な日本の流行現象の傾向を組み合わせて回答。
※外国人試験官からの質問は、「日本オリジナルの味が出ているのを知っているか?」
⇒抹茶、チョコなどのテイストがある、日本人はこういうあたらしいアレンジを加えるのが得意かつ好む。その話をしていたら自分も食べたくなったと話しました。
※質疑は、生ものが嫌いな家族と寿司を食べたい本人をどこに食事で誘うか?
⇒回転すしで、カレーやパスタなどを頼めるところを選べば家族皆が楽しめると回答
寿司の質もかなり良くなっている。シェフに直接オーダーできるので生もの無しで注文できる。と回答。
2次試験を通して感じたのは、“コミュニケーション力の確認”もしくは“就職面接”であるということ。
基本的な英語の会話はできる前提で、知識とキャラクターを見られるという感覚。プレゼンも知識自体よりもどのように伝えてコミュニケーションをとるかを重視されていると感じました。
外国人試験官との間にどのような関係を作れるかを見られていると思います。そのため素の会話力を鍛えるのが前提です。
またちょっとした冗談や笑いを取るくらい余裕が必要だと思います。このような試験は国内では通訳案内士のみではないかと思います。
<対策>
1次試験が終わった後、即CEL及びPEP英語塾の2次対策講座を受講
(それぞれ通訳案内士予備校。かなり早い時期に2次試験の概要説明講座有り。)
CEL⇒2次対策で問われること=英語力ではなくコミュニケーション能力
PEP⇒和文英訳の技術に関しての分析は非常に役に立った。
上記を念頭に下記の参考書を使用して勉強
〇ハローセミナー提供2次試験過去問
→I-phoneで和文のテキストを読み上げさせて和文英訳演習
→各年度のプレゼンテーマを時間を測りながら声を出してプレゼン演習
その後再度プレゼン内容を見直し、関連知識を調べながらプレゼンのブラッシュアップ
(模範解答を見ながら自分の言葉で話せる内容にアレンジ)
〇通訳案内士試験英語2次口述パーフェクト対策DHC(CELの講座を受けるともらえる)
〇通訳案内士試験英語2次口述三修社(true japan school)
→付属CD音源をオーディオプレイヤーに入れて和文英訳演習
→掲載テーマに関して時間を測ってプレゼン実施→実施後プレゼンのブラッシュアップ
※プレゼンは暗記ではなくその場で話す練習をするのが重要。日本語で説明できることを英語で2分にまとめては話す練習を繰り返す。自分なりのプレゼンの型をつくる。
〇(某予備校)の模擬面接を3回ほど受講。
→自分の弱点は客観的に見てもらわないと絶対にわかりません。
「日本的事象英文説明300選」(本+CD)→ https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/1c2c0c0d82c19d1e7ad24fda018d2154
「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題> → http://www.hello.ac/teppan128.pdf
第2次口述試験対策<切腹鉄板予想問題70題> → http://www.hello.ac/teppan70.pdf
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題 → http://www.hello.ac/yosou60dai.pdf
「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」 → http://hello.ac/troubleshooting.pdf
④ ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
まず通訳案内士試験とはどういう試験なのかということを理解するのに植山先生の講義を受けることが早道だと思いました。
過去問で対策をしようとしていましたがここ3年くらいで大きく傾向が変わったと感じます。
英語の整序問題が苦手で大学受験の参考書を使い対策しましたが自分が受けた年から一切出なくなりました。
また6-7年前の地理の問題ででていた地図や地図記号の問題も今後出ることはないかと思います。通訳案内士の試験は、近年の観光政策の変化に大きく影響を受けて年々変わっていると感じます。
ぜひこれから受験をされる方も植山先生の助けを借りて、無駄な回り道をせず合格を手にされること願っております。
以下参考にさせていただきました。
〇基本的な出題内容の理解→マラソンセミナー
〇各直前講座→絶対にプロの予想をあてにしたほうが良いです。
〇通訳案内士試験関係のニュースやヤマに関する情報→メルマガ
〇300選の音声データ、フラッシュカードなど
⑤ 今後の抱負
現在、通訳案内士の資格は通訳ガイドという部分にかなり強調されていると感じますが、自分は現職の仕事の内容から+αの資格であると感じています。
現在の受験者は年齢層が高めですが、今後は現役のビジネスマンが現在行っている仕事の専門性+英語通訳ということでより専門性を増すと思います。私自身は今後の日本企業の海外への進出や外国人への国内での対応を主導する役割をになえればと考えています。
以上