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2024年度<合格体験記>(6)【10:00~11:00】(その2)(オーバーツーリズム)(ポルトガル語)
●植山先生
三冠(英語、スペイン語、ポルトガル語)達成できました!
三冠(英語、スペイン語、ポルトガル語)達成できました!
ポルトガル語の試験は、三言語の中で最も自信が持てませんでした。
そんな中で、植山先生の折々のユーモアあふれる激励をいただき、さらに、メールマガジンで紹介されていた「人事を尽くして天命を待つ!」という言葉に励まされ、メンタル面の最終調整を行うことができました。
先生の言葉に背中を押されるような気持ちで試験に臨むことができ、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
そんな中で、植山先生の折々のユーモアあふれる激励をいただき、さらに、メールマガジンで紹介されていた「人事を尽くして天命を待つ!」という言葉に励まされ、メンタル面の最終調整を行うことができました。
先生の言葉に背中を押されるような気持ちで試験に臨むことができ、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
●これまでの受験歴を振り返ると、五戦三勝です。
2017年度→筆記試験 不合格
(※その後、一時的に海外在住となり受験できず)
2021年度→筆記試験 不合格
2022年度→スペイン語 合格!
2023年度→英語 合格!
2024年度→ポルトガル語 合格!
2021年度→筆記試験 不合格
2022年度→スペイン語 合格!
2023年度→英語 合格!
2024年度→ポルトガル語 合格!
一次試験に泣かされ、諦めかけた期間もありました。
そして、はじめは「無料のハローは大丈夫だろうか…?」と思っていました。
しかし、2022年の<模擬面接特訓>で植山先生にはじめて実際にハロー迎賓館でお目にかかり、通訳案内士試験における面接の対策法をご指導いただき、また、合格後の祝賀会で「無料で行っているのは資本主義へのアンチテーゼ」という言葉を伺い、長期にわたり安心して利用させていただくことができました。本当にありがとうございました。
そして、はじめは「無料のハローは大丈夫だろうか…?」と思っていました。
しかし、2022年の<模擬面接特訓>で植山先生にはじめて実際にハロー迎賓館でお目にかかり、通訳案内士試験における面接の対策法をご指導いただき、また、合格後の祝賀会で「無料で行っているのは資本主義へのアンチテーゼ」という言葉を伺い、長期にわたり安心して利用させていただくことができました。本当にありがとうございました。
今年も、完全合格の万歳三唱を聞けるのをとても楽しみにしております!
(二言語目以上の受験生の方は、きっと同意していただけるのではないでしょうか? これも試験のモチベーションの一つでした!)
(二言語目以上の受験生の方は、きっと同意していただけるのではないでしょうか? これも試験のモチベーションの一つでした!)
●ポルトガル語(メルマガ読者、無料動画利用者、無料教材利用者、<傾向と対策シリーズ>利用者、<2次セミナー>利用者)
【1】受験の動機
今回あらためて、前回・前々回の合格体験記を振り返ってみました。
私のモチベーションは、以下の4つでした。
私のモチベーションは、以下の4つでした。
- スペイン語、ポルトガル語、英語を活かして仕事ができる可能性を広げたかった。
- 日本のどこにいても、外国語を使う仕事を得るための足掛かりが欲しかった。
- 家族の関係や、妊娠・育児などで仕事にブランクがあっても、次の仕事につなげられる資格が欲しかった。
- 大学で始めたスペイン語やポルトガル語を、自分の強みとして確立したいという思いがあった。
そこで今回、三言語目のポルトガル語にチャレンジしました。
学業や仕事を通じて、中南米とご縁が多く、主に仕事で使うのはスペイン語でした。
その次に関わる機会が多かった言語が、ポルトガル語でした。
その次に関わる機会が多かった言語が、ポルトガル語でした。
これまでにポルトガル語を何度か勉強する機会はあったものの、続けなければレベルが落ちることの繰り返し。
そこで、一念発起し、もう一度しっかりと学び直そうと決意しました。
そこで、一念発起し、もう一度しっかりと学び直そうと決意しました。
ブラジルは、音楽をはじめとする文化、地理、歴史的多様性にあふれた、非常に興味深い国の一つです。
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの際には、事前準備や現地でポルトガル語を磨く機会がありました。
その経験を活かし、もう一度しっかり使えるレベルにまで引き上げ、通訳案内ができるレベルまで維持していきたいという思いから、今回の受験に至りました。
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの際には、事前準備や現地でポルトガル語を磨く機会がありました。
その経験を活かし、もう一度しっかり使えるレベルにまで引き上げ、通訳案内ができるレベルまで維持していきたいという思いから、今回の受験に至りました。
<参考>
2022年スペイン語合格レポート
2023年英語合格レポート
【2】第1次試験対策
<ポルトガル語>(ポルトガル語)(自己採点:84点)(合格)
<日本地理>免除
<日本歴史>免除
<一般常識>免除
<通訳案内の実務>免除
<試験会場、試験の様子>
同じ教室の 受験者は10人に満たないようでした。イタリア語などと同じ教室でした。解答用紙の色が受験言語によって違います。
試験の難易度は、昨年よりも難しく感じました。
特に難しかった点は、大問4の日本についての問題で、通訳案内士として知っておくべき良い問題だったと感じています。引っ掛け問題も多く、ポルトガル語の知識だけでは太刀打ちできないものでした。文法的な間違いに気づければ、それで選択肢を減らす方法もあったかもしれないのですが、試験中は内容に集中しすぎてその点は失念していました。
ポルトガル語は年度によって難易度の差が大きいのですが、おそらく昨年と同じ出題者のように感じました。
<勉強方法>
2016年リオデジャネイロオリンピックの際は④⑤で勉強し、一通り会話が成立する程度までのレベルには達していました。しかし、その後使う機会が極端に少なく、だいぶん忘れており、文法書を見ても新しく学ぶ単元のように感じることも多々ありました。
筆記試験の2週間ほど前に、NHK出版で下記の①が発売されたことを知り、すぐに教科書を切り替えました。
スペイン語版を持っており、よくまとまっていると信頼しているシリーズでした。
安心して取り組める参考書のおかげで、効率よく文法の総復習ができ、一通りはやったという気持ちで挑めました。良い決断をしたと思います。
また、<Flashcard Deluxe>でポルトガル語の単語帳を作る、Duolingoでポルトガル語のアウトプットの練習をするなども行いました。Amazon Primeで見れるポルトガル語映画や動画、YouTubeなどを浴びるように見て、少しでも自分のポルトガル語経験値を増やすよう努めました。
文法の参考書:
① これならわかる ブラジル ポルトガル語文法: 入門から上級まで 福嶋 伸洋 著 NHK出版
② 世界の言語シリーズ 11 ポルトガル語
平田惠津子,鳥居玲奈,ロジェリオ・アキチ・デゼン 著 大阪大学出版会
③ スペイン語からポルトガル語へ 富野幹雄 著 大学書林
④⑤ ブラジル人による生きたブラジルポルトガル語 初級・中級の二冊
兼安 シルビア典子 (著) 同学社
単語:
ポル語る ポルトガル語学習サイト
魚の名前、調理器具の名前、病名など、現地で使われている単語集が役に立ちました。
たまたま知り合いのポルトガル語の先生も監修に名を連ねておられたので、安心して活用できました。
ハローの資料:
単なる外国語だけの試験ではなく、日本に関する知識も必要となるため、全体的な復習と傾向把握のために直前資料を全て確認、視聴しました。特に世界遺産関連のまとめに重点を置いて復習しました。
映像資料:
外務省監修 Japan Video Topics - Português
(下記を利用しました)
●<第1次筆記試験問題>
●<Flashcards Deluxe>(暗記カードアプリ)を使い倒せ!
●第1次筆記試験<合格体験記>(2019年度~2023年度)
●<最終合格体験記>(2018年~2023年)
●2024年度受験用<日本地理>の傾向と対策(資料)
★2024年度受験用<日本地理>の傾向と対策(動画)【YouTube】(約56分)
●2024年度受験用<日本歴史>の傾向と対策(資料)
★2024年度受験用<日本歴史>の傾向と対策(第1講)(動画)(約1時間43分)
★2024年度受験用<日本歴史>の傾向と対策(第2講)(動画)(約2時間4分)
●2024年度<一般常識>の傾向と対策(資料)
●2024年度<一般常識>の傾向と対策(補足資料)(その1)
●2024年度<一般常識>の傾向と対策(補足資料)(その2)
【3】第2次試験対策
●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:
まじめそうな、30代前後のスーツの男性で、少し声が小さめ、とても丁寧に日本語の訳を読んでくれました。
②外国人試験官の特徴:
面接官は大学教授風の40代から50代と思しき男性で、とても丁寧に話をしてくれた。会話の中で「ブラジルでは…」とおっしゃっていたのでブラジル人と思われる。
ブラジル人試験官の反応が非常に素直だった一方で、日本人試験官は「本当にこれで終わりでいいのすか?」という表情をしていたように見えました。結果については、このような状況では何とも言えないというのが正直なところです。
●試験官からの注意事項など
朝一の回で試験官同士が動き方の確認をしており、説明にあることを読む以外には、あまり細かい注意点はなかった。
●<プレゼン>のテーマ
①唐招提寺
②北陸新幹線
③醤油←これを選択しました!
・私のプレゼン内容
醤油 (molho de soja))は、日本ではとても一般的な調味料です。寿司や刺身など、多くの日本食と一緒に使われます。
もしお土産に持ち帰りたい場合は、さまざまなサイズのものがスーパーやお土産屋で購入できます。また、地域ごとに特色のある醤油もありますので、ぜひ各地のお土産屋を訪れてみてください。
ちなみに、醤油を含む日本食は、2013年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。日本滞在中に、たくさんの美味しい日本食を味わっていただけると嬉しいです。聞いていただき、ありがとうございました。
●試験官との質疑応答
(試験官)醤油を土産に買って帰りたいのですが、スーパーにはたくさんありすぎて、どれを買ったらいいかわかりません。どうすればいいでしょうか?ブラジルだと2、3種類しかありません。
(私)メーカーとして間違いないのはキッコーマンですが、地方に行った際には、その地域特有の醤油を買うのもおすすめです。地域ごとに味や特徴が異なるので、旅の思い出にもなりますよ。
(試験官)しかし、具体的にどういうものを買ったらいいのでしょうか?
(私)例えば、私なら500円から1000円くらいのものを選びます。この価格帯であれば、だいたい質の良いものが手に入ると思います。
●外国語訳の日本文(確定版)
近年、世界のニュースやSNSで「オーバーツーリズム」が取り上げられることが増えています。特に春や秋の観光シーズンには、多くの観光地で渋滞や長い行列が発生し、観光客の期待を損なう状況が生じています。こうした問題が指摘される中、観光業界や自治体では、持続可能な観光の在り方について議論が進められています。
●<シチュエーション>(確定版)
日本を初めて訪れた老夫婦が、2週間の旅行で東京、京都、大阪、広島などの有名観光地を巡りました。しかし、どこも混雑しており、少し疲れを感じています。旅行の最後の数日間は、静かで落ち着いた場所でゆっくり過ごしたいと考えており、都会の喧騒を離れた農村や地方のおすすめの観光地を探しています。あなたは、通訳案内士としてどのように対応しますか。
●<条件>(確定版)
日本を初めて訪れた2人連れの老夫婦。
●<条件><シチュエーション>に対するあなたの回答
ゲストの好みを確認しながら、東京から少し離れた観光地を紹介。
●試験官との質疑応答
(試験官)なかなか疲れているのですが、どこがおすすめですか?
(私)どんな場所がお好きですか?
(試験官)自然が好きで、ゆっくりできるところがいいです。
(私)あとどれくらい滞在の時間がありますか?
(試験官)日本滞在はあと2日間です。最後の日はお土産を買ったりしたいので、明日1日で行けるところがいいです。
(私)それでしたら、例えば電車で1時間ぐらいの場所はどうですか?
(試験官)それなら大丈夫です。
(私)東京から1時間ほどで行ける場所で、東京の横の神奈川県に、大山という今なら紅葉が楽しめるスポットがあります。東京のように混雑していることもなく、静かに過ごせると思います。
(試験官)いいですね。それにします。
※あとで調べると、東京から大山は電車で2時間半でした…
(1)ご自分の勉強法
ハローの直前対策はすべて確認し、全体的な復習を行いました。
過去2年分の<外国語訳>問題については、ChatGPT を活用してポルトガル語の模範解答を作成し、自分が言いやすいように内容を修正しました。
また、過去数年分の<プレゼン>問題を紙に書き出し、実際にプレゼンを行う練習もしました。
また、過去数年分の<プレゼン>問題を紙に書き出し、実際にプレゼンを行う練習もしました。
さらに、ブラジル人ネイティブ講師とのオンラインレッスンを6回受講し、プレゼンや通訳問題の内容を添削してもらいました。
その他の対策
- Japan Video Topics - Português を多数視聴し、日本を説明する表現の知識を深めました。
- 自分でわからない単語を単語帳にまとめ、<Flashcards Deluxe>を使って単語一覧を作成し、隙間時間に確認するようにしていました。
- 昨年・一昨年のスペイン語と英語のハロー<模擬面接特訓>の資料を改めて読み直し、当時まとめていたプレゼン用の資料も最後にじっくりと見直しました。
- 先生の「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を思い出し、メンタル面での最終調整を行い、試験に挑みました。
また、ハロー通訳アカデミーのYouTubeチャンネルにある2022年度合格体験談(https://www.youtube.com/watch?v=sUQLx93WwTI)を参考にしました。
YSさんが「面接では質疑応答を重点的に行い、試験官に話してもらう時間を増やした」とおっしゃっていたことをヒントに、シチュエーション問題ではこの作戦を活用しました。
YSさんが「面接では質疑応答を重点的に行い、試験官に話してもらう時間を増やした」とおっしゃっていたことをヒントに、シチュエーション問題ではこの作戦を活用しました。
<2次試験で役に立った参考書>
・文法の参考書:
① これならわかる ブラジル ポルトガル語文法: 入門から上級まで 福嶋 伸洋 著 NHK出版
② スペイン語からポルトガル語へ 富野幹雄 著 大学書林
・映像資料:
外務省監修 Japan Video Topics - Português
・世界遺産まとめ関連の動画
・ハローの資料:
単なる外国語だけの試験ではなく、日本に関する知識も必要となるため、全体的な復習と傾向把握のために直前資料を全て確認、視聴しました。特に世界遺産関連のまとめに重点を置いて復習しました。
(下記を利用しました)
・<2次セミナー>のまとめ(2022年度~2024年度)
・<第2次口述試験対策>のまとめ(2023年度~2024年度)
・第2次口述試験問題のまとめ(2013年度~2023年度)
・第2次口述試験<出題予想問題><決定版><厳選125題>
・<プレゼン><外国語訳>質疑応答<予想問題60題>
・ガイドマニュアルのまとめ(富士・箱根ツアー、日光、鎌倉・横浜ツアー)
・<2次レポート>のまとめ(2018年~2023年)
・「日本的事象英文説明300選」の出題実績(2006年度~2023年度)
・<最終合格体験記>のまとめ(2019年度~2023年度)
・<模擬面接特訓>ご感想のまとめ(2016年度~2024年度)
・ハッピー・ガイド・ナビ(Happy Guide Navi)(第2次口述試験攻略法)
・<外国語訳問題>の後の<質問の類型>
・<外国語訳問題>の出題分析
・<Flashcards Deluxe>(暗記カードアプリ)を使い倒せ!
【4】メルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと
ハローの直前対策や、<2次セミナー>の動画をすべて視聴したことで、全体的な復習を終えたという納得感を得ることができました。
また、昨年・一昨年のスペイン語と英語のハローの<模擬面接特訓>の資料やご指導いただいた内容を改めて読み直し、当時まとめていたプレゼン用の資料も最後にじっくり見直しました。
毎年見直しているものなので、知識が自分の中にしっかりと定着している部分もあり、これまでの積み重ねを実感しました。
さらに、メールマガジンで紹介されていた「浮き足立っていませんか?」という絶妙なタイミングでの応援メッセージや、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉に励まされ、メンタル面の最終調整を行い、背中を押してもらった気持ちで試験に臨むことができました。
【5】ご意見、ご感想、ご希望
長期に渡り、非常にお世話になりました。
ありがとうございました!
【6】今後の抱負
スペイン語、英語、ポルトガル語の三つの資格を大切にしながら、自己研鑽を継続していきたいと考えています。
三言語のレベルを維持・向上させることは容易ではありませんが、ゲストに楽しんでいただけるよう、特にポルトガル語の運用能力をさらに高めていきたいと思います。
三言語のレベルを維持・向上させることは容易ではありませんが、ゲストに楽しんでいただけるよう、特にポルトガル語の運用能力をさらに高めていきたいと思います。
本当は、言語への興味が尽きないので、時間が無限にあればあと二~三言語ほど学びたいところです。
しかし、人生において今すべきことの優先順位を考え、目標を明確に定めながら取り組んでいきたいと思います。
しかし、人生において今すべきことの優先順位を考え、目標を明確に定めながら取り組んでいきたいと思います。
【7】我、かく戦えり!
(1)私の<1次レポート>
(2)私の<1次合格体験記>
(3)私の<2次レポート>(ポルトガル語)
(4)2022年スペイン語合格レポート
(5) 2023年英語合格レポート
以上