合格者数47年連続全国第一位校!

累計1万人の合格実績! 教材・動画すべて無料!

2024年度<合格体験記>(4)【11:00~12:00】(人力車)(英語)

2025年02月14日 12時05分53秒 | ●2024年度<最終合格体験記>
2024年度<合格体験記>(4)【11:00~12:00】(人力車)(英語)

●植山先生
二次試験に合格しました!
初めて<模擬面接特訓>でお会いした際に、通訳ガイドとしての心構えを教えてくださった植山先生のおかげでもあると思っています。試験までの残り1ヶ月で何をすべきかなど、貴重なアドバイスをいただき、本当に感謝しています。全く自信がなかっただけに、合格できてとても嬉しいです。

●英語(メルマガ読者、無料動画利用者、無料教材利用者、<傾向と対策シリーズ>利用者、<模擬面接特訓>受講者)

【1】受験の動機
通訳ガイドは昔から憧れの職業でした。さまざまな職業を経験する中で、最終的に挑戦したいと思ったのが全国通訳案内士でした。英検1級を持っているため一次試験の英語が免除されること、また歴史検定2級の資格も活かせることから、受験を決意しました。

【2】第1次試験対策
(1)<英語>(免除) (英検1級)
(2)<日本地理>(免除) 
(3)<日本歴史>(免除)(歴史検定2級)
(4)<一般常識>(免除)
 
(5)<通訳案内の実務>(自己採点;46点)(合格)
一次試験は独学で、ハローの教材をメインに勉強しました。「2024年度受験対策<通訳案内の実務>の傾向と対策」を視聴しながら、対応する資料を読み込みました。「2024年度受験用<観光庁研修テキスト>」の解説動画を視聴し、ハイライトしている部分に注意しながら何度も精読しました。その後、過去問に取り組んだところ、ほぼ満点を取ることができました。間違えた部分はテキストをしっかりと読み直し、理解を深めました。この方法で十分に対応できたと感じています。

(下記を利用しました)
2024年度受験用<通訳案内の実務>の傾向と対策(資料)
★2024年度受験対策<通訳案内の実務>の傾向と対策(動画)(約1時間8分)
2024年度受験用<観光庁研修テキスト>
★<観光庁研修テキスト>を印刷の上、<観光庁研修テキスト>の解説(動画)(約56分)

【3】第2次試験対策
●試験官の特徴
①日本人試験官の特徴:
40代くらいの女性で、おかっぱ頭をした、穏やかで優しげな雰囲気の通訳案内士のような方でした。

②外国人試験官の特徴:
30代半ばくらいの細身のアメリカ人男性で、英語は訛りがなく、聞きやすかったです。

●試験官からの注意事項など
長テーブルの上にはメモ用紙1枚とボールペンが1本置かれていました。試験官に自分のボールペンを使っても良いか尋ねたところ、机の上にあるものを使ってくださいと言われました。

●<プレゼン>のテーマ
①南海トラフ地震
②三三七拍子←これを選択しました!
③飛騨高山

●<プレゼン>の後の試験官との質疑応答
(試験官)三三七拍子はいつ使いますか?
(私)例えば、家族や友人が何かを始める前に、励ますために手を叩いて送り出すことがあります。
(試験官)舞台が終わる時にも使うと言っていましたが?
(私)はい。舞台が終わった後に役者やスタッフが感謝の気持ちを込めて、観客と一緒に締めとして三三七拍子をして舞台の成功を祝うこともあります。
(試験官)では、始まる前と終わった後ではどちらで使いますか?
(私)両方で使われます。それぞれの場面で「応援」や「感謝」といった気持ちを手を叩くことで表現します。
(試験官)わかりました。

<外国語訳>(確定版)
人力車は、二つの大きな車輪と客席を備えた乗り物です。車夫が人力車を引いて動かします。明治時代から昭和初期にかけて、現在のタクシーのような役割を果たしていました。現在では、浅草などの観光地で乗ることができ、車夫は伝統的な衣装を着て観光案内をしながら街を巡ります。

(英語訳例)(確定版)
A rickshaw is a vehicle with two large wheels and a passenger seat. It is pulled by a rickshaw driver. From the Meiji era to the early Showa era, rickshaws were used like taxis today. Now, you can enjoy a rickshaw ride in tourist areas such as Asakusa. The rickshaw drivers wear traditional clothing and guide you through the city while telling interesting stories about the area

<シチュエーション>(確定版)
外国人旅行者の三人家族(夫婦と小学一年生の子供)が、人力車に乗って観光地を巡りたいと希望しています。しかし、人力車の乗車定員は二名のため、車夫から「三人一緒に乗ることはできない」と説明されました。家族は「子供がまだ小さいので、できれば三人一緒に乗り、観光地巡りをしたい」と強く希望しています。あなたは通訳案内士としてどのように対応しますか。

<条件>(確定版)
お客様は、ヨーロッパから初めての観光客で、家族構成は両親と子供1人。人力車で観光地巡りすることを楽しみにしている。

●<条件><シチュエーション>に対するあなたの回答
ご家族が一緒に人力車に乗りたいという意向を伺い、お子さんの年齢と背丈について質問しました。もしお子さんが小柄であれば、一緒に乗れる可能性もあるのではと思い、その場で車夫に電話して確認する旨を伝えました。その時点でシチュエーションが終わったと思っていたところ、外国人試験官から「電話してくれましたか?」と聞かれました。「電話を待っています」と言って、電話の音を「トュルトュル」と演技して真似たところ、日本人試験官が大笑いしました。嵐山のツアー中、人力車を何度も見かけた経験から、実際に3人が乗っているところを一度も見たことがなかったため、「申し訳ありませんが、通常は2人までしか乗ることができません」と状況を丁寧に説明しました。

●試験官との質疑応答
(私)ご家族で人力車に一緒に乗りたいとのことですね。かしこまりました。お子さんはおいくつですか?
(試験官)6歳です。身長はこのくらい(110cm)です。
(私)お子さんはまだ小さいですね。場合によっては、車夫(driver)に相談すれば3人で乗れることもあるかもしれません。ただし、地域によっては乗車人数が2人までと規則で決まっている場合もありますので、車夫に電話して確認します。
(試験官)電話してくれましたか?
(私)はい、確認したところ、嵐山では人力車は基本的に2人までと決まっているそうです。申し訳ありません。
(試験官)そうですか。わかりました。

●ご自分の勉強法
一次試験合格後は、通訳案内士試験道場の二次試験対策コースを受講し、「英語でガイドする関東の観光名所」を読みながら学習しました。
しかし、メンタル面でのサポートがなかったため、11月下旬から独学で対策を進めました。植山先生の<模擬面接特訓>でいただいたアドバイスを意識しながら取り組み、さらに<二次セミナー>の資料や動画およびハローの「鉄板厳選128題」を活用し、自分なりにノートをまとめて学習しました。

(下記を利用しました)
<2次セミナー>のまとめ(2022年度~2024年度)
<第2次口述試験対策>のまとめ(2023年度~2024年度)
英語第2次口述試験対策<特訓セミナー>【動画】【音声ファイル】
第2次口述試験<出題予想問題><決定版><厳選125題>
<プレゼン><外国語訳>質疑応答<予想問題60題>
ガイドマニュアルのまとめ(富士・箱根ツアー、日光、鎌倉・横浜ツアー)
「日本的事象英文説明300選」<鉄板厳選128題>
「日本的事象英文説明300選」の音声ファイル(mp3版)

【4】メルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと
全ての資料が無料で提供されている点が非常に素晴らしいです。ハローの教材と動画があれば、他の参考書は特に必要ないと感じました。過去問も最後のページに含まれており、確認することができました。さらに、<2次セミナー>では、過去に出題された問題がカテゴリー別に整理されており、どの問題が何年に何回出題されたかまで教えていただけたので、とても役立ちました。

【5】ご意見、ご感想、ご希望
二次試験直前にスマホで見た植山先生の「特に緊張しやすい方への<特別アドバイス>」の中の、「自分の実力が100%発揮できたらそれで大満足!」という言葉がなければ、前回の不合格を引きずり、「今回は絶対にうまく対応しなければ」というプレッシャーのあまり、メンタルが崩壊していたかもしれません。救われました。ありがとうございました。

【6】今後の抱負
まず大学院を卒業して、通訳ガイドとして活動する準備を進めていきます。

【7】我、かく戦えり!

(3)私の<2次レポート>

【8】<模擬面接特訓> 受講の感想(2024年 11月3日)
植山先生
本日はお忙しい中、日曜日にも関わらずお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。
正直なところ、不安が募り<模擬面接特訓>会場の部屋に入るまで、模擬面接で上手くできるだろうか、「あなたには無理だから、二次試験を受けない方がいい」と言われたらどうしようと、ついネガティブな想像をして心臓が高鳴っていました。
そんな中、奥から先生が柔らかな笑顔でご登場され、ご親切にお茶までご用意くださいました。和やかな雰囲気で始まりましたが、私の課題について話が及び、特に好きなテーマのプレゼンで時間内に収まらない点をお話しした際、先生の表情が真剣になりました。
「時間を守らないのは、ガイド試験のルールを無視した自己中心的な行為だ」というご指摘をいただき、身が引き締まる思いでした。遠方から参加して本当に良かったと感じています。
そもそも「ガイドとは何か」を本当に理解していれば、外国人観光客(面接官)に不要な情報を提供することはなかっただろうと思います。昨年の二次試験が不合格だったのも、ガイドとしての基本的な心構えが不足しており、甘えがあったからだと反省しました。日本の素晴らしい歴史や文化をどう伝えるべきか、またガイドとしての姿勢の重要さについて考えさせられました。「日本的事象英文説明300選」を暗記しても、ガイドとは何か根本的なことを理解していなければ合格できないとおっしゃった先生の言葉に、目が覚める思いでした。自己紹介もただ型を覚えれば良いのではなく、宮本武蔵のように常に真剣勝負の気持ちで、澱みなくスラスラと話せるように毎日練習することが本番での真剣勝負に繋がると実感しました。
そのほか、発音の重要性、具体的な数値や世界遺産の特徴などを盛り込んだプレゼンの要素についても指導いただき、「自然が美しい」だけでは具体性が足りないことに気づかされました。「ガイドとは何か」を意識しながら、残り1ヶ月、全力で取り組みます。先生からこのように貴重な<模擬面接特訓>の個人指導を受けられたことは、私にとって本当に幸運でした。そうでなければ、来月の二次試験でまた同じ過ちを犯していたかもしれません。ここまで的確に前回の二次試験の敗因を指摘してくださったのは、先生だけです。植山先生、叱咤激励と貴重なセミナー資料をご提供いただき、心より感謝申し上げます。

以上


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。