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2021年度<敗軍の将、兵を語る>(9)【10:00~11:00】(人気キャラクター)(フランス語)
●植山先生
合格体験記をお送りするべく、この1年間がんばってきましたが、今回は残念ながら「桜散る」でした。
幸い1次試験は免除になりますので、来年度、再度チャレンジいたします。
今年も植山先生には、たいへんお世話になりました。
引き続きよろしくお願いいたします。
●フランス語:(メルマガ特別会員、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者)
①受験の動機
海外駐在(フランス、ハワイ)のときに、現地の方にたいへんお世話になったので、ぜひ恩返しをしたい。また、若いころから観光ガイドに興味があったため。
昨年度、本試験に英語で合格したものの、コロナ禍のため、通訳案内業の仕事は見込めない。そこで、思い切って、以前勉強したことがあるフランス語でも受験することとしたもの。
②第1次試験対策
<フランス語>
本年度から、外国語試験はすべて多肢選択式(マークシート方式)、試験時間は(これまでの120分から)90分とする、との変更が通知された。
本年度は、過去問を確認できた過去31年間(1989年以降)で、初めてフランス語の試験がマークシート方式に変更となった大変化の年である(2015年に、英語でマークシート方式が採用されたことに匹敵する変化)。
新形式では、これまでもマークシート方式を採用している英語の問題に倣ったものになると予想し、フランス語の基礎学習の傍ら、近年の英語問題の形式を確認した。結果的には、大問2~4は、いずれも英語に範をとった問題であった。
なお、今年のフランス語問題は、昨年度以前のものに比べて明らかに易しくなったといえる。
今年の受験生の平均点は大きく上昇することが想定されるので、来年度の試験内容は、今年よりは難化するのではないか。
ちなみに通訳案内士試験であるので、外国語試験においても、日本歴史、日本地理、一般常識、通訳案内の実務への目配りは当然必要である。
<日本地理>(免除)
<日本歴史>(免除)
<一般常識>(免除)
<通訳案内の実務>(免除)
③第2次試験対策
2次試験は面接のため、他人に客観的に評価してもらう必要がある。
フランス語は英語と異なり情報が少なく、自主学習が難しいので、語学学校の通訳案内士対策講座を2種類受講するとともに、個人授業を受けた。
・通訳案内士対策講座(1月~3月、5月~12月)
語学学校の2つの対策講座は、いずれも全国通訳案内士試験の形式に準拠したものであり、参考になった。
たとえば、日本的事象の2分間スピーチとそれに対する質疑応答、および和文の通訳演習である。
講師はいずれもフランス人であるが、日本文化についての造詣が深いので、たいへん勉強になった。
ただ、9月の第1次試験終了後は、受講生の数が増えたため、ひとりひとりの発言の機会が少なくなった、という問題があった。
. オンライン個人授業(10月~12月)
上記の問題に対応するため、10月から週1~2回のペースで、オンラインによる個人授業を受けた。
形式は本番の試験さながら、11分間にわたって行われ、その後、発音、文法および内容についてのコメントを受けるという実践的なものであり、本番に向けて「度胸」をつけるのに大いに役立った。
講師はフランス人で現役の全国通訳案内士であるので、「フランス語圏の観光客が、日本のどのような事象に興味を持つのか」という視点でのプレゼン力を鍛えられた。ポイントは、「奇をてらわないで、基本的な観光情報を提供すること」(例えば、「日本の湖」というお題であれば、富士五湖と芦ノ湖を紹介すれば十分)などを学んだ。
なお、この先生からは「日本的事象英文説明300選」の内容を仏訳して勉強することを勧められた。
*ハローの下記教材は、最後まで参考にさせていただきました。
「日本的事象英文説明300選」
●植山先生
合格体験記をお送りするべく、この1年間がんばってきましたが、今回は残念ながら「桜散る」でした。
幸い1次試験は免除になりますので、来年度、再度チャレンジいたします。
今年も植山先生には、たいへんお世話になりました。
引き続きよろしくお願いいたします。
●フランス語:(メルマガ特別会員、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者)
①受験の動機
海外駐在(フランス、ハワイ)のときに、現地の方にたいへんお世話になったので、ぜひ恩返しをしたい。また、若いころから観光ガイドに興味があったため。
昨年度、本試験に英語で合格したものの、コロナ禍のため、通訳案内業の仕事は見込めない。そこで、思い切って、以前勉強したことがあるフランス語でも受験することとしたもの。
②第1次試験対策
<フランス語>
本年度から、外国語試験はすべて多肢選択式(マークシート方式)、試験時間は(これまでの120分から)90分とする、との変更が通知された。
本年度は、過去問を確認できた過去31年間(1989年以降)で、初めてフランス語の試験がマークシート方式に変更となった大変化の年である(2015年に、英語でマークシート方式が採用されたことに匹敵する変化)。
新形式では、これまでもマークシート方式を採用している英語の問題に倣ったものになると予想し、フランス語の基礎学習の傍ら、近年の英語問題の形式を確認した。結果的には、大問2~4は、いずれも英語に範をとった問題であった。
なお、今年のフランス語問題は、昨年度以前のものに比べて明らかに易しくなったといえる。
今年の受験生の平均点は大きく上昇することが想定されるので、来年度の試験内容は、今年よりは難化するのではないか。
ちなみに通訳案内士試験であるので、外国語試験においても、日本歴史、日本地理、一般常識、通訳案内の実務への目配りは当然必要である。
<日本地理>(免除)
<日本歴史>(免除)
<一般常識>(免除)
<通訳案内の実務>(免除)
③第2次試験対策
2次試験は面接のため、他人に客観的に評価してもらう必要がある。
フランス語は英語と異なり情報が少なく、自主学習が難しいので、語学学校の通訳案内士対策講座を2種類受講するとともに、個人授業を受けた。
・通訳案内士対策講座(1月~3月、5月~12月)
語学学校の2つの対策講座は、いずれも全国通訳案内士試験の形式に準拠したものであり、参考になった。
たとえば、日本的事象の2分間スピーチとそれに対する質疑応答、および和文の通訳演習である。
講師はいずれもフランス人であるが、日本文化についての造詣が深いので、たいへん勉強になった。
ただ、9月の第1次試験終了後は、受講生の数が増えたため、ひとりひとりの発言の機会が少なくなった、という問題があった。
. オンライン個人授業(10月~12月)
上記の問題に対応するため、10月から週1~2回のペースで、オンラインによる個人授業を受けた。
形式は本番の試験さながら、11分間にわたって行われ、その後、発音、文法および内容についてのコメントを受けるという実践的なものであり、本番に向けて「度胸」をつけるのに大いに役立った。
講師はフランス人で現役の全国通訳案内士であるので、「フランス語圏の観光客が、日本のどのような事象に興味を持つのか」という視点でのプレゼン力を鍛えられた。ポイントは、「奇をてらわないで、基本的な観光情報を提供すること」(例えば、「日本の湖」というお題であれば、富士五湖と芦ノ湖を紹介すれば十分)などを学んだ。
なお、この先生からは「日本的事象英文説明300選」の内容を仏訳して勉強することを勧められた。
*ハローの下記教材は、最後まで参考にさせていただきました。
「日本的事象英文説明300選」
「通訳案内の現場で必要とされるトラブル対応方法」
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
第2次口述試験対策<切腹鉄板予想問題70題>
●プレゼンのテーマ
①里山←これを選択しました!
②七福神
③わらびもち
●プレゼン後の試験官との質疑応答
(試験官)里山の定義がよくわからなかった。再度説明願いたい。
(私)個人の住居のそばにある山のことである。
(正確には、「山のふもとにある農村。田んぼや、植林された山も含む」などと回答すべきであった)
●外国語訳の日本文
アニメ・漫画・ゲームなどの人気キャラクターは、商品になっていたり、洋服にプリントされていたりするなどとても人気がある。色々な店がアニメ商品を取り扱っており、人気キャラクター商品は、もともと子供向けでしたが、今では大人向けの商品も増えてきており、幅広い年代の人々向けに商品化することが浸透してきている。
●<シチュエーション>
シンガポール人の夫婦の個人客。孫からアニメのキャラクターをお土産に買ってきてほしいと言われている。あなたは、通訳案内士としてどのように対応しますか。
●<条件>
明日昼の飛行機で帰るので、明日は時間がない。今は東京のホテルに滞在している。
●外国語訳の後の試験官との質疑応答
(私)今、我々は東京駅そばのホテルにいるので、秋葉原でいろいろ買える。
秋葉原には、JRで2駅なので、ここから近い。
ところで、具体的に、だれのフィギュアが欲しいのか?
(試験官)それはわからない。何がお勧めか?
(私)「鬼滅の刃」は、人気があるがどうか?主人公が、鬼を退治する話だが、昨年、日本で大ヒットした。
(試験官)それは、私の国でも放映されているのか。
(私)はい、そうだと思う。女の子向けならキティちゃんが人気がある。
(試験官)キティちゃんは、聞いたことがある。
それでは、それを買いにいこう。フィギュアは、いくらくらいするのか?
(私)大きさにより、まちまちだが、小さいものなら5~600円位で買える。
(試験官)それはユーロならいくらくらいか?
(私)4~5ユーロである。
④ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
「ハロー通訳アカデミー」の無料メルマガは、1次試験対策同様、たいへん役に立ちました。
今年度も、「プレミアム特別メルマガ会員」(旧「専用メルマガ特別会員」)が発刊され、貴重な情報を毎日のようにいただき、とりわけ、試験直前にメンタル面が厳しくなってきたときは、ありがたい励みになりました。
⑤今後の抱負
今年の敗因は、まずはプレゼンでの失敗が挙げられる。
里山、七福神、わらび餅、いずれも事前に準備したことにないテーマのため、見たとたんにパニックになってしまった。
なんとか話せそうな「里山」をテーマに話したが、我ながら深みがない内容のプレゼンで、「これではダメだ」となってしまった。
直前に植山先生から、「通訳士の立場でプレゼンすること」という有難いアドバイスを頂戴していたが、これもできなかった。
続く通訳問題、シチュエーション問題でも、プレゼンの失敗を引きずってしまい、失点を挽回するに至らなかった。
考えてみると、「七福神」は定番のテーマであり、これができなったのは、明らかに準備不足と言わざるを得ない。
この面接試験に対応するには、どのようなテーマでも対応できるように、多くの「引き出し」を持つ以外にないので、引き続き勉強を続けます。
我、かく戦えり!
・私の<1次レポート>(合格)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/87ac060aafbe9d10ad9a33a79819908e
・私の<1次合格体験記>(合格)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/a7cdf06845f12ca6abce1c20e7f2178c
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/87ac060aafbe9d10ad9a33a79819908e
・私の<1次合格体験記>(合格)
https://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/a7cdf06845f12ca6abce1c20e7f2178c
以上