現在の情勢
①共産は反小野寺で結束。当選阻止のため独自候補取り下げも。「共産の小野寺アレルギー」
②木村 次郎 代議士は父、木村知事の怨恨で「三村アレルギー」。三村知事が後継指名すれば両刃の剣。
便宜上、投票率は2022参議院議員選挙程度
③三村知事は小野寺市長を後継指名。
④立憲は自主投票とする。
宮下 宗一郎 272,435票(52%)
小野寺 晃彦 250,865票(48%)
宮下候補はむつ下北で7割の得票に、弘前市7千、八戸市1万のリード積み上げ。
小野寺候補は地盤の青森市で思わぬ苦戦、ほぼ互角の戦いを許してしまう。
津軽の郡部で55%の得票も、南部では互角で、全県の市部のリードで宮下氏が逆転。
開票2時間は小野寺氏リードが続くも、なぜか宮下氏に当確。
自民にとっては参院選の悪夢再びである。
宮下氏は青森高校出身なのが大きい。
小野寺氏は青森市議会で露骨な共産敵視のおちゃらけ答弁が自民系議長から叱責される始末。
同情票を追い風に共産全員当選の市議会改選後、
多数派を形成できず議長は共産主導で選出された。
予算成立も厳しく、いわば「敵前逃亡」である。
立憲が宮下推薦なら、さらに3~5%上積み。30万票の大台を窺う。
三村後継指名は木村王国:津軽では反動・反発も根強く、自民票の減衰を考えれば、大勢に影響なし。
小野寺市長が暫定(骨格)予算か専決処分に追い込まれれば「8時当確」の可能性も。
小野寺氏の勝機は共産候補擁立頼みという皮肉な状態。