今の平均配当って、私らが勝手にやってるからあれだが、
企業別に平均給与出して、企業数分、足して割ってるようなもんだ。
平均配当(レースベース)
平均配当(的中券ベース)
の2種類ある。
的中票数は公表されてるので、
2019年のG1でざくっと計算作業中だ。
Q(Quinella):馬連
・1頭指名の場合は馬名の後にQを付した◎または★から各印へ流します。
(◎または★が複勝下限6倍以上の場合、または各印への流しのうち、
馬連で50倍以上の組み合わせが半分以上ある場合に指定します。)
(◯以下に★に加えQが付された場合は本線とならないため、馬単(E)は指定しません)
・◎本命⇔◯対抗が馬連で50倍以上となる場合は、◎◯にQを付し、
馬連◎◯1点が推奨となります。3連単は▲がない場合は◎◯2頭軸表裏から各印を推奨します。
(3連単は◎◯2頭軸表裏から各印のフォーメーションで最大10点となります。)
・◎本命⇔◯対抗が馬連で50倍以上となり、Qに加え★が付されている場合は、
1番人気が3着となった場合。馬連>3連複の可能性があるものです。
馬連◎◯1点のほか、1番人気の集中度・信頼度に応じて、
3連複は◎◯2頭軸から1番人気を除いた各印のフォーメーション(4点)
または◎◯1着から1番人気を除いた各印のフォーメーション(16点)
3連単は◎◯2頭軸表裏から各印のフォーメーションを推奨します。
(3連複は最大4点が推奨となります。)
(3連単は◎◯2頭軸表裏から各印のフォーメーションで最大10点となります。)
・複勝下限6倍以上の馬を軸とし、各印に流してワイド下限50倍以上の組み合わせが複数ある場合は、
ワイド(Quinella Place)も推奨し、Q&QPと表示します。
(Qを付した◎または★が各印の馬の中の最低人気以外の場合に指定します。
最低人気の場合で馬単の全部の組み合わせが100倍以上となる場合は、馬単(E)も推奨し、
E&Q&QPとします。)
本命サイドと最低サイドでは的中票数が10倍以上違うのに、
1件のデータとして集計されてしまう。
1レースでそれくらいずれるのに、
全レースになるとかなりのずれになる。
やはり全レースの当該券種の総配当/総的中券数(以下「加重平均」)が必要だ。
2014年の棟広 良隆 氏のデータだが、参考までに上げる。
素人さんのために平均値(平均配当)は分かると思うが、
中央値は全データを順に並べて真ん中になる値だ。
3つのデータなら2番目、4つのデータなら2番目と3番目の間だ。
平均値は的中券配当の単純平均で、全レースの当該券種の総配当/総的中券数ではないため、
かなり高めにずれる。
高配当は的中券数が少ないが低配当は的中券数が多い。そこを見ていない。
平均の平均を取っても意味は無い。中央値の方が感覚的な出現率に近い。
3連単平均値148,189円、中央値30,590円
3連複平均値 24,057円、中央値 5,370円
ワイド平均値 1,953円、中央値 850円
馬単 平均値 11,940円、中央値 3,410円
馬連 平均値 5,837円、中央値 1,920円
複勝 平均値 367円、中央値 210円
単勝 平均値 1,038円、中央値 490円
控除率が変わったので、馬連、ワイドは上昇、3連単、3連複は低下だが、
中央値は数パーセントの増減だろう。平均値は荒れると高めに出る。
当ブログの推奨馬券は馬連5,000円、馬単10,000円である。
正直バカじゃないの、狙いすぎと思ったかも知れないが、
意味は無いと言いつつ、平均配当を目安にしている。
平均値(平均配当)はレースの平均、中央値は的中馬券の票数を加味した平均だ。
全レースの当該券種の総配当/総的中券数(以下、「加重平均」)なら、
G1、極論すればダービー、有馬記念に引っ張られるような気がする。
JRAは年度代表馬の発表あたりに各券種の平均配当、中央値、加重平均を
公表して欲しいものである。
ご託を並べているが、どうしても平場のレースを買いたいときは
どうしたらいいのか。
私はG1くらいしか買わないなどとは逃げない。
迷える子羊を丸焼きにして食ってしまうような残酷なことは私はしない。
血統か、持ち時計か、それとも調教か、距離・コース適性か。
私は基本的にはオッズと考えている。
オッズが先にあり、先の要素と比べて妥当かということである。
平場のレースを買うときは専業者以外は詳細な検討は厳しい。
それでも、本命、対抗ぐらいは検討して欲しい。
馬連1点買いで10倍を超えるのか。
超えれていれば、さらに本命単複の採算ラインの検証だ。
複勝の低い方が3倍を超えていれば、単1:複2の割合で購入だ。
複勝3倍以下では如何ともしがたい。
単複が採算ラインでなかった場合は馬連の検討だ。
迷った▲があれば3点ボックス。
◎が堅ければ、5~6点流すが、
3倍以下の貯金馬券が入ってくる場合はどうするか。
3連複のBOXもいいだろう。
以前は毛嫌いしていたが、買い手の習熟で3連単が3連複の6倍を超えないことが、
下位人気→上位人気馬の決着でも出てきた。
再三言っているので食傷気味だろうが、実質5頭立て以下になると
3連複より馬連の方が配当が良くなる。
上位人気5頭のBOXなら買わない方がよい。
地方の2倍未満は危険。
穴からワイドで流すか、
穴を軸にして馬連、3連複を流す。
さすがに今回は頭に来た人もいるのではないか。
当ブログ馬券工学の不毛の論争に答える(3連複の欠陥)の想定どおり、
2013宝塚記念では、2番5番1番人気での決着のため、
馬連5,150円に対して、3連複2,910円のヘタレぶりだ。
4頭ボックスなら狙い目だとも書いたが、
③④⑩⑪なら馬連6通り、3連複4通りである。
これでも理論値4/6を3連複は下回っている。
それもそうだが、④-⑩1点買い4,000円は買えても、
④-⑩-⑪6,000円は心理的に厳しいだろう。
④-⑩なら2,000円をワイド、1,000円を馬連という
バリエーションもある。
私は③④⑩⑪3連単BOX+①⑥のフォーメーションと
⑩からの1着固定だったので、ナイスチャレンジ、
馬連も良かったかなくらいで済むが、
散らしに散らして3連複トリガミではやってられないだろう。
私の予想実績でも3連複なら的中(いわゆるタテ目)はほとんどなく、
当てにくさは3連単の半分以上、配当は馬連に負けることもあるという、
3連複の嫌らしさが出たレースだ。
頭から否定はしないが、4頭BOXなら馬連との比較は必須だ。
馬単は論外だ。