折々のうま-当たらぬでもなし

競馬記事で埋めちゃうから、随想に心打たれた人はブックマークだ。

「直結式」の魅力

2009年10月27日 12時29分45秒 | 競馬
コースごとの適性で儲かる「直結式」馬券術(奥田隆一郎 著:東邦出版)

後半は表が多く、手にとって放り出した人も多いだろう。
これは、読み方が非常に大切な本だ。
私が受けた印象は「風水」「陰陽五行説」だ。
活用法は読んで頂くとして、

2・3歳限定、古馬下級、古馬上級に分かれているが
直結コースのリストはステップレースの常道の選び方、
意外な好走ステップのリストになっている。
下級条件はこんな前走から流れてきているのだな、といった馬の流れ、
脈々とクラシックに至るレースの本流から傍流まで、一連の流れが感じ取られる。

このレースを勝った馬は、ここでも勝つと言った短絡的な捉え方ではなく、
このレースを勝ったら、次はここで勝ちたいという陣営の思惑。
伏線を敷きながらも、流れに乗れる馬、志半ばで沈んでいく馬。
ドラマを感じるところまで行けたら、競馬の楽しみもより深まるというものだ。
(あえて勝てるようになるとは言わない)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする