折々のうま-当たらぬでもなし

競馬記事で埋めちゃうから、随想に心打たれた人はブックマークだ。

全く使い物にならなくなった中央競馬全重賞DATAFILE

2010年01月09日 22時55分04秒 | 競馬
今さらの感もあるが、笠倉出版社の
「中央競馬全重賞DATAFILE」の話題だ。
一言で言うと「馬鹿じゃねえのか」だ。

まずデザインが「中央競馬重賞競走データBOOK」
(日本文芸社)と紛らわしい。
ずっとパステルカラーできたのだから、それで通せ。
日本文芸社の方だと思って買わずにいて、
WEBサイトで発売中の広告を見てびっくり、
笠倉出版社の方がパクリだから、どうしようもない。

中身は大した違いがないから実質倍の値上げだ。
しかも年鑑としての価値がなくなった。

私の使い道としては、本場やウインズでパラパラとめくるのに
都合が良かったし、次の年は保存版になる。

私の年間スケジュールとしては前半は中央競馬全重賞DATAFILEで
秋のレース結果を眺めて、直近のステップ検証だ。
高松宮記念でいえば前年データよりも、CBC賞、スプリンターズS、
阪神Cあたりだろう。
春天でいえば、前年データや阪神大賞典よりも、前年の京都大賞典だろう。
京都絡みは最低限、京都記念、春天、京都新聞杯、京都大賞典は
グルグル見るものだ。

もっとも後半戦になれば前半のステップは同様の問題が生じるが、
今後は通年で問題発生、要は全く使い物にならなくなったということだ。
私はG1に関しては週刊競馬ブックを買うので影響はないが、
ライトファンは不便になっただろう。

こんな体たらくだから、編集部の買い目はほとんど当たらないのだ。

おまえも似たもんだろうと言われれば、反論としては、
私は3連単の予想だから、こんなものだが、
馬連ベースではそこそこの的中率だ。
有料サイトなら馬連ベースでもっと買い目も絞ってやろう。

笠倉出版社にお願いしたいのは、どうせなら3分冊にして、
1月中旬「前年全重賞結果編」、3月頃「春夏展望編」、9月頃「秋冬展望編」
これぐらいやったらどうか。

結果編はもちろん買うし、展望編はタイムラグがない分、
精度が上がれば確実に買うだろう。
馬名まで出せればいいのだが、伝説の新馬戦みたいのがあったら、
ピックアップしてみてもいい。

笠倉出版社はド素人丸出しの編集方針だ。

出先でモバイル端末をいじっているやつを見て、
あんな高いものを持ち歩いていては、
予想に集中できないだろうと思っていたが、
いよいよ検討の時期が来たのか。

しばらくは携帯サイトを探してみよう。
全くろくでもない編集変更だ。
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海のトリトン

2010年01月09日 07時51分56秒 | テレビ
先日、BSで海のトリトンを見た。
半分小馬鹿にして、半分懐かしさで見ていたが、
次第に不覚にも胸にこみ上げるものがあった。

私は「まんが日本昔ばなし」がゴールデンから消えて、
人心の荒廃が始まったと吹聴している。
これは復活させれば済むという単純な話ではなく、
スポンサー、視聴者、ひいては制作側にも受け入れるだけの土壌が
なくなったということだ。

私の子供の頃には、「アルプスの少女ハイジ」などの日本アニメーション
制作の名作アニメがあった。カルピスの提供が多かった気がする。

上場企業の経営者がこのブログを読んでいるとは思えないが、
御社の提供番組は寸暇を惜しんでご覧になった方がいい。
親の世代になっても、かつてのイメージはこのように生きているのである。

SFものや実写ものには、今見ると苦笑するよりほかないものもあるが、
懐かしさで胸がいっぱいになるものがある。

うちの甥はまだ「ドラゴンボール」シリーズの虜だが、
無理に名作アニメを見せると、文句をたれつつも次第に見入っている。

名作アニメはSFものや実写ものに比べ、臨場感が色あせない。
まさにエバーグリーンだ。

私は名作アニメの黄金期に生で見ることができた。
思えば私の子供時代は幸せだった。
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