折々のうま-当たらぬでもなし

泉下で涙する杉浦 千畝

「当たり役」は役者の分身

2012年01月31日 00時53分18秒 | 芸能
人気ドラマ「家政婦のミタ」 続編の「願望ある」と日テレ社長が実現に含み
(MSN産経ニュースに接続されます)

 産休明けのリスクを冒し、日本テレビは松嶋菜々子を起用した。
 いささか値切り過ぎの感もあるが、スポンサーサイドの意向も考えれば、
やむなしとしなければならない。
 願っても当たり役に恵まれることは少ない。
 居心地のいいところに逃げたり、イメージの固定を嫌うのも分かるが、
たとえ続編を断ったところで、当たり役の呪縛からは逃れられない。
 似たタイトルのドラマが嫌なのも分かるが、社会現象にまでなったドラマを
うち捨てるのは、女優としての幅をむしろ狭くしてしまうのではないだろうか。
 明るいキャラも魅力的だが、あの役の陰影は私の心を捕らえて放さない。
 日本テレビのためでなく、テレビの前の視聴者への恩返しと考えたら
どうだろう。
コメント
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