折々のうま-当たらぬでもなし

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橋下・特区「あいりん地区」は結核蔓延地区

2012年02月04日 23時39分53秒 | 健康
橋下・特区構想の「あいりん地区」結核発症深刻
(読売新聞に接続されます)

 結核撲滅は1年や2年じゃできないぞ。
 私はINH、RFP、SMの3者併用で6月、INH、RFPで2年飲まされて、
5年は半年ごとにX-P、CT、PCRで経過観察だ。
 結核患者相手の仕事だったので、覚悟はしていたが、ショックだった。
 大阪市保健所はDOTSなどできることはやってきたが、府の福祉事務所は患者
を市管理下のあいりん地区にぶち込んで事足れりなので、賽の河原の石積み
と揶揄される状態だった。

 大阪市における地域DOTSの変遷とその成果

 こんなところに乳幼児を呼び込むなんて、何を考えているのだ。
 そのうち、あいりん地区の浄化と称した浮浪者狩りが始まるだろう。
 ホロコーストにならなければいいが。
 市職員はあいりん地区に強制移住なら、21世紀のゲットー、ハシズムの
面目躍如だ。

 繰り返し言う。結核撲滅には強制収容しない限り最低5年かかる。
 私が生き証人だ。
 ちなみに私は結核菌の排菌がなく、胸部異常陰影の再検で内視鏡生検のみでの
検出でこれくらいだ。
 付け加えれば労災にもならなかった。因果な商売だ。
 排菌は3者か4者(私が飲んだのに加えEBかPZA)で治療すれば、早ければ
2週間で止まるが、我慢して3月、残り3~9月を2者(INH、RFP)飲まない
と多剤耐性菌を生成する。
 よって、外来治療でいいのだが、浮浪者はまず薬を飲まない。
 とにかく面前で飲ませるのがDOTSだ。
 小児結核は粟粒結核や髄膜炎、脊椎カリエスに至ることがある。子供には絶対
近づけてはならない。
 私も化学療法中は子供には絶対近づかなかった。

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コメント
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