迅速な啓蒙を旨とする当ブログは悩める大衆に答えねばならない。
それでは答えよう。
1.金属等やむを得ない箇所以外はハイター消毒に切り替える。
希釈はSERSの消毒方法を参照。
トイレなどはむしろハイターが適では。
2.お勧めはしないが、耐熱性・安全性などを確認の上、80℃10分熱水洗浄という荒技がある。
スチームクリーナー、モップタイプは福音となるかも知れない。
3.残念だが高温洗濯機以外は洗濯機が80℃10分熱水洗浄の洗濯には耐えられない。
たらいバケツレベルしか無理だ。
80℃10分熱水洗浄は煮沸か蒸気洗浄をイメージ願いたい。
所詮消毒は殺菌ではない。頻度、精度、管理が問題だ。
ほかに留意点を挙げる。
①アルコールはあくまでもリリーフと考え、流水洗浄を原則とする。
当然手は荒れるので、手袋装着が無理なら
勤務終了・就寝時のローション・ジェル保湿を絶対に行う。
私はニベアの保湿ジェルシリーズを愛用している。
手荒れの洗浄時間はひどくなると倍は必要になる。
液体石けんがお勧めだ。香料の関係もあるが、臭いが泡石けんは落ちない。絶対怪しい。
②アルコール耐性も念頭に入れなければならない。
よってハイター消毒と交互に行うことを推奨する。
(ノロウイルス予防にもなる)
医療機関は午前午後で変えるのが望ましいが、
隔日交換(1日おきに交互使用)でも良い。
福祉系・介護施設できれば商業・公共施設も隔日交換でやって欲しい。
くどくなるが、1日目アルコール、2日目ハイター、以下繰り返しだ。
非営業日は省略可だ。
③体液、排泄物はノロウイルスの処理方法に準ずる。
④うがいは水が良い。イソジン使用は咽頭腫脹時のみ。
帰宅時、食事前は絶対に行う。
⑤ロスナイ(熱交換型換気扇)は知見がないので言及しないが、
あれで良ければヘパフィルターはいらないだろう。
過信しないことだ。
⑥迷ったらB型肝炎の消毒、感染予防に戻る。
HIV、エボラ出血熱よりも感染力自体はB型肝炎の方が強い。
換気系は結核のガイドラインだ。(重くなるので貼らない)
悲観するな。
ガイドラインさえ守ればパチンコ屋とカラオケ屋以外の日常生活の支障は少ない。