象徴天皇制への確信的挑発（２）

山本太郎「全て話します！“大新聞は報じてくれない”天皇陛下へ直訴した深意」（1)
（アサ芸プラス）

「じゃあ、天皇制って、何なのよ」
うちの母の率直な疑問である。

陛下はそのような世俗の課題には関与しない。
陛下のお仕事は国家の安寧を祈ることと、悩める国民への慰撫である。
陛下が国政への関与をするとすれば「玉音放送」クラスの事態である。

この波紋は戦後象徴天皇制と議院内閣制の分立体制を、
無意識のうちに是認、体験してきた両親の世代にも広がっている。

やはり「上様直訴」の時代錯誤よりひどい、象徴天皇制への確信的挑発である。