YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

有川 浩

2013-08-10 20:41:01 | Weblog
『別冊 図書館戦争 Ⅱ (図書館戦争シリーズ⑥)』

ふうぅ~!

今、読み終えました全6巻のところ1巻抜けて全5巻!!

良かったよ~! 久々に興奮した(笑)

最後の別冊2巻は本当にベタベタな恋愛物なんだけど、
ベタベタだけどスッキリしてて気持ちいい!

『言いたくなくて先延ばしにしたら何か解決するの?』

『心が振れない』『でも、どんな方とお会いしても彼より心が振れないんです』

『嫌いになったんじゃない。
分かれるときも好きで、今でもまだ好きで。
でもその時は分かれるしかなかった。』

『穏やかで激しい人ね。素敵な女性だったわ』←こういう女性、私の憧れ!…ちょっと…遅すぎ?(笑)

『保身で部下を切り捨てる奴は、部下に切り捨てられる。それだけだ』

『なんだかんだと言いつつ互いを大切に思っている空気は自然に伝わってくる』

『あたしもお互い大事にし合えるような恋がしたかったの。やっと今そういう人といるなって。
今まで意地になって認めなかったけど、自覚したからもうブレーキかけないの。
あたし手塚がすごく好きで、すごく大事にしたい』

『どの本を書いたときも必ずその時の全力だったと言う事が自分を信じる根拠になります』

『あの頃は、あなたたちがそれぞれの場所に立ったまま人生を縒り合わせることは難しかったかもしれない。
しかし、今ではそれが可能なのではないですか?』←『心をよりあわせる』って言葉、最高!!

『…彼らを『今さら』と呼びますか?』

『人間同士の精神的なやり取りを書こうとすると、言葉が唯一の手段であり、武器になりますよね。
そういう意味で、言葉は必殺技っていう気持ちがあるんです』

『言葉ってほんとに、人を抱きしめる手段にもなるし、人を傷つける凶器にもなるんです。
なのでその言葉の持っている力と恐ろしさを、もう少し意識して貰いたいですよね。
何の気なしの言葉でも、すごく人を傷つけるし、これぐらい大丈夫だろうって思っても、相手には大丈夫じゃないこともあるわけです。』←私は…歳を重ねる毎にストレートな言葉に磨きがかかって行ってるから…言葉の暴力団員かも…(^^;)

『きちんと言葉を届けるためには伝えたい相手に丁寧に「尽くす」事が大事ですよね』

最後の3っつは作者の言葉です。
作者の心、優しさ、そして強さが感じられます。
彼女の心の描写はいつもいつも分かりやすくて素敵でした!

私は…
玄田と折口の恋が…好き (#^3^#)

ニム氏~!
第3巻がなかったけど、私の中でとっても気持ちよく素敵に完結できたから…
もう、第3巻はいらないよ~ (^^)/~
久しぶりにちょっとくすぐったい感動をありがとう!