YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

また 有川浩

2013-08-24 22:29:21 | Weblog
『ラブコメ今昔』

まだベタ甘にはまっています(笑)

では、書き出します。
『古女房、漬かったほどに味がしみ』

『「お気遣い頂いてすみません」「出来れば、そこ、ありがとうで聞きたかったですね」』←よく「ありがとう」の代わりに「すみません」とか「ごめんなさい」って言う人がいる。それを言う時は本当に悪い事をした時で、お礼、感謝の言葉は絶対に「ありがとう!」だと私も思う!

静かに話したりそばにいいるだけでお互い落ち着くような誰かがいてくれたらって』

『これから家庭を作っていくお二人ですから意見が衝突する事もあるでしょう。
しかし、新婦の美奈子さんは、どんなケンカを前日の晩にしても、
翌日の朝は必ず笑顔で送り出してあげてください。
いついかなる時に、いかなる事態に陥るかわからないのが我々自衛官です。
いざという時にお互い悔いを残さないためにも、ケンカは翌日に持ち越さない。
これだけは上官として自衛官として、なにとぞよろしくお願いします』←これは自衛官に限らず、全ての人達に言えると思う。大切な事です!

誉田哲也の解説から
『辛い事、悲しい事、残酷な事を描くのは簡単だ。
これでもか、これでもかと文を叩いて切り刻んでやればいい。
実際、そういう小説も少なくない。すれ違いの末に実らなかった恋。
愛した人を失くす悲しみ。さけようもない暴力、消えない罪、心の闇。
だが、その先に「答え」が無ければ、それはただ言葉遊びに終わってしまう。
正解の無いクイズみたいなものだ。そうなったら、いくら丁寧に書いたところで「綺麗事」は「偽善」としか受け取られまい。
しかし、有川作品にはある。
なかなか結論の出ない難題に、しっかりと答えを出している』