HANAのしみじみデジタル日記

静岡でのんびり・・・

「清張さんと司馬さん」

2005-11-09 | 読書
 宮部みゆきの「誰か」を買った時、一緒に買ったのが「清張さんと司馬さん」。半藤一利(はんどう・かずとし)という文藝春秋の編集長だった方が書いた作品です。  文庫の帯のコピーは  -編集者として間近に接した著者だから書けた-           二人の巨人の等身大の実像  私はこの方のものは初めて読んだのですが、「日本の一番長い日」とか「ノモンハンの夏」などの戦争物、「漱石先生ぞな・もし」「永井 . . . 本文を読む

宮部みゆき

2005-11-02 | 読書
 新書版はまず買わないんですが、この間つい買ってしまったのが宮部みゆきの「誰か」  宮部みゆきは好きな作家の1人ですが、今度はどれ?という感じでずいぶんジャンルが違います。  私が一番好きなのは「火車(かしゃ)」。また、中学生ぐらいの子供が主役の「今夜は眠れない」「ステップファザー・ステップ」などの軽いものも好きです。超能力物と時代物は今ひとつ乗り切れません。  今回の「誰か」はジャンル分け . . . 本文を読む

探偵 浅見光彦

2005-10-21 | 読書
 作家よりも有名になった探偵というと、明智小五郎、金田一耕助、そしてシャーロックホームズなどが挙げられます。浅見光彦もそのうち作者の内田康夫より有名になるのかしら?(すでになってる?)  ところで、私の記憶にある浅見光彦は「33歳、独身。フリーライター。そして刑事局長の兄は13歳上。」ですが、この年齢は作品ごとに進んでいるんでしょうか?最初の妹の事件の時はいくつだったのかしら?それから既に20年 . . . 本文を読む

石垣りん

2005-07-01 | 読書
 もう2編、石垣りんさんの詩をご紹介しておきたいと思います。 -朝のパン- 毎朝 太陽が地平線から顔を出すように パンが 鉄板の上から顔を出します。 どちらにも 火が燃えています。 私のいのちの 燃える思いは どこからせり上がってくるのでしょう。 いちにちのはじめにパンを 指先でちぎって口にはこぶ 大切な儀式を 「日常」と申します。 やがて 屋根という屋根の下から顔を出す こんがりとあたたかい . . . 本文を読む