やむをえない事情で本屋の前からタクシーで帰宅しました。この「やむをえない事情」は恥ずかしくて絶対ここでは書けません。ともかく、携帯からタクシーを呼び、乗り込んだ訳です。
タクシーの運転手さんは50代後半くらいの穏やかな男性でお天気の話などあたりさわりのない話題に終始し、私はなぜあんなところからタクシーに乗ったのかに触れられないよう気を使っていました。
「いや~、今朝は寒かったねえ。出勤前に自分の車の窓の氷を溶かして、会社に着いたら今度はタクシーの窓だよ。」
「大変でしたね。私も今日は朝早かったからいっぱい着こんじゃいましたよ。」
「遠くからいらしたんですか?」
「えっ?いえ、そうじゃないけど・・・(まずい、どんな用事か聞かれたら困る・・・)」
なんとかごまかしながら、もうじき到着という頃、運転手さんが
「○○さんは出版社の人?」と聞くのです。
(えっ、何で私の名前を知ってるの?)と一瞬、パニック・・・・。
(あっ、そうか。タクシーを頼む時名前を言ったんだっけ・・・)
私は「出版社の人」より名前を言われたことに驚いていたのですが、答えない私に運転手さんは
「いえね、本屋の前から乗ったから出版社か本屋の人かと思って・・・・。」
その本屋は広い駐車場があり、ほとんどの客は自分の車でやってきます。そんなところからタクシーに乗る客はそういないでしょう。
「いえ、そうじゃなくて・・・・」としかたなく運転手さんにタクシーに乗った訳を話しました。運転手さんはにこやかに
「それは、それは・・・。でも、おかげで私はいい商売ができました。ありがとうございます。」
(お礼を言われてもうれしくない!!私は1500円も損したんだから!!)
結局運転手さんには「恥ずかしくて言えないやむを得ない事情」を言ってしまいました。みんなには絶対内緒!!
※やっぱり書いた以上は「内緒!!」にはできませんね。fujiminoさんへのコメントにも書きましたが、「やむを得ない事情」は以下のとおりです。
午前中で息子たちの受験の付き添いを終え、最寄の駅に着きました。バスは1時間に1本なのでたいていは30分以上待つことになる(そんなには待てないのでそんなときは最初からタクシーです)のに、この日は後15分ほどで来るのです。程なくして目的の路線のバスが来たので乗り込みました。
疲れが出たのかすぐうとうとしてしまい、「次は△△小学校前です。」というアナウンスで目が覚めました。
「んん?△△小学校?」(これは隣町の小学校です。)
「しまった!!間違えた!!!!」
駅ではバス停は1箇所しかなく、路線も2つしかないのでやってきたバスが自分の乗りたい路線だったので何も考えず乗ってしまいましたが、この路線は私の降りた駅は通過点だったのです。つまり、私はA地点行きのバスに乗らなければならなかったのにB地点行きに乗ってしまったのです。
時計を確認するとちょうどA地点行きのバスの発車時刻でした。時刻表を見た時は自分の乗るバスしか気にしていなかったけど、よく見ていればB地点行きのバスが少し前に来ることが分かっただろうに・・・・。
その停留所は降りる人も乗る人もいないらしく、そのまま通り過ぎました。
「ど、どうしよう・・・。」
バスはその間もどんどん家から離れて行きます。あと2時間ほどしたら息子たちが帰ってきます。それを私は駅まで車で迎えに行くことになっています。なんとか早く家に帰らなければ!!
といっても何もない所でそのままタクシーに乗って帰るのも癪なのでもう少し先に最近できた大型書店があることを思い出し、せめてそこで立ち読み?でもしてから帰ろうと決めたのです。もちろん、何も買いませんでした!!(あっ、トイレを借りました)
タクシーの運転手さんは50代後半くらいの穏やかな男性でお天気の話などあたりさわりのない話題に終始し、私はなぜあんなところからタクシーに乗ったのかに触れられないよう気を使っていました。
「いや~、今朝は寒かったねえ。出勤前に自分の車の窓の氷を溶かして、会社に着いたら今度はタクシーの窓だよ。」
「大変でしたね。私も今日は朝早かったからいっぱい着こんじゃいましたよ。」
「遠くからいらしたんですか?」
「えっ?いえ、そうじゃないけど・・・(まずい、どんな用事か聞かれたら困る・・・)」
なんとかごまかしながら、もうじき到着という頃、運転手さんが
「○○さんは出版社の人?」と聞くのです。
(えっ、何で私の名前を知ってるの?)と一瞬、パニック・・・・。
(あっ、そうか。タクシーを頼む時名前を言ったんだっけ・・・)
私は「出版社の人」より名前を言われたことに驚いていたのですが、答えない私に運転手さんは
「いえね、本屋の前から乗ったから出版社か本屋の人かと思って・・・・。」
その本屋は広い駐車場があり、ほとんどの客は自分の車でやってきます。そんなところからタクシーに乗る客はそういないでしょう。
「いえ、そうじゃなくて・・・・」としかたなく運転手さんにタクシーに乗った訳を話しました。運転手さんはにこやかに
「それは、それは・・・。でも、おかげで私はいい商売ができました。ありがとうございます。」
(お礼を言われてもうれしくない!!私は1500円も損したんだから!!)
結局運転手さんには「恥ずかしくて言えないやむを得ない事情」を言ってしまいました。みんなには絶対内緒!!
※やっぱり書いた以上は「内緒!!」にはできませんね。fujiminoさんへのコメントにも書きましたが、「やむを得ない事情」は以下のとおりです。
午前中で息子たちの受験の付き添いを終え、最寄の駅に着きました。バスは1時間に1本なのでたいていは30分以上待つことになる(そんなには待てないのでそんなときは最初からタクシーです)のに、この日は後15分ほどで来るのです。程なくして目的の路線のバスが来たので乗り込みました。
疲れが出たのかすぐうとうとしてしまい、「次は△△小学校前です。」というアナウンスで目が覚めました。
「んん?△△小学校?」(これは隣町の小学校です。)
「しまった!!間違えた!!!!」
駅ではバス停は1箇所しかなく、路線も2つしかないのでやってきたバスが自分の乗りたい路線だったので何も考えず乗ってしまいましたが、この路線は私の降りた駅は通過点だったのです。つまり、私はA地点行きのバスに乗らなければならなかったのにB地点行きに乗ってしまったのです。
時計を確認するとちょうどA地点行きのバスの発車時刻でした。時刻表を見た時は自分の乗るバスしか気にしていなかったけど、よく見ていればB地点行きのバスが少し前に来ることが分かっただろうに・・・・。
その停留所は降りる人も乗る人もいないらしく、そのまま通り過ぎました。
「ど、どうしよう・・・。」
バスはその間もどんどん家から離れて行きます。あと2時間ほどしたら息子たちが帰ってきます。それを私は駅まで車で迎えに行くことになっています。なんとか早く家に帰らなければ!!
といっても何もない所でそのままタクシーに乗って帰るのも癪なのでもう少し先に最近できた大型書店があることを思い出し、せめてそこで立ち読み?でもしてから帰ろうと決めたのです。もちろん、何も買いませんでした!!(あっ、トイレを借りました)
一体どんな事情があったのでしょう。
今夜は気になって眠れそうに無いです・・・・。
でも、やっぱり恥ずかしい・・・。
ちなみにこれは息子の入試の日の出来事です。
友人のsatokeさんはもしかしたら見抜いてしまうかも・・・。
安眠を妨害したのなら申し訳ありません(笑)
真相を知ったら「やっぱりHANAはどうしよもないおっちょこちょいだな・・・」とばれてしまいます。
やっぱり内緒!!
すごく気になるじゃないですか。
そんなこと言われると・・・
せめてどこの本屋か教えていただければ
なにかヒントがつかめるかも・・・
今度内緒で教えてね
入試当日、午後担当の保護者と交代し、もう一人の保護者とも駅で別れ・・・・その後、私はなぜか1号線沿いの○田書店にいたのです。
午後の当番の人と交代した後の事なのですね。
本屋さんで時間を潰して息子さんと一緒に帰ろうと思っていたのに
本に熱中し過ぎて息子さんの方が早くバスに乗っちゃった…?
まさかね(爆)
前後の行動が書かれていないので、色々な推定が出来ますが・・・。
タクシーに乗らなければならなかった理由は正直言って分かりません。
色々と考えてみました。
間違って行き先の違うバスに乗り、気がついて、途中で降りて戻るなんて事もありますが、この場合、急いで帰宅するなら別ですが、そのような状況には思えないし、それなら、バスで元に戻り乗り換えれば良いわけです。
大きな本屋さんならバスも頻繁にあるはずですし。
財布にお金が無いことに気がつき、仕方なくタクシーに乗り自宅で払う方法も考えられますが、文章からはその匂いが感じられません。
こうなると、理由は2つ、そっこくそこを立ち去りたかったか、バスに乗ってはいけない理由しか考えられません。
何故バスに乗れないのか、すると服装しか思い浮かびません。
気がつくと、自分の服装に可笑しなところがあることに気が付き、タクシーなら後部座席に座るので気が疲れないなんてことしかないのですが・・・。
しかし、何故その本屋さんで急にそんなことに気がついたのか、気がつくならもっと前に気がついてもなんて思うし、即刻立ち去る理由でうっかりしたミスとは、つい忘れて本をもって表に出てしまい、万引きと間違われてしまった。なんてことも考えられますが、どう見てもそんな感じの分使用ではないし・・。
常識では起こりえない何かなんて思ってしまいます。
申し訳ないわ・・・。
ゆきさんの推理は今回ははずれだけど、ありえることです。
実はこの本屋は最寄の駅から私の家とは反対方向にある駅・・・・。
行くつもりもなかったのに・・・・。
でも、fujiminoさん、田舎を甘く見ていますね!!
田舎の大きな本屋(本屋に限らず、あらゆる大型店)はなぜ広い駐車場があるかというと自家用車の他に交通手段がないからです!!
私の家の最寄の駅もバスは2路線しかありません。家に行くのは当然そのうちの1路線のみで、しかも昼間は1時間に1本です。
そう、その貴重な1本を私は乗り間違えたのです!!!
しかも、あと2時間ほどで受験が終わった息子を車で迎えに来なくてはならないという状況なのにです。
時間があればそのバスにそのまま乗ってもう一度折り返してくるという手もあったのですが、それでは息子を迎えに行けない!!
それならば、せめて本屋にでも寄ってからにしようと思ったのです。