今日4月19日は旧暦3月3日にあたります。同時に、潮で言うと一年で最も潮が引く日となります(最大干満差は250センチ超)。なので、ひな祭りの風習がないここ沖縄では、古くから、旧3月3日は浜に下りて身を清めるという風習がありました。それを「浜下り(ハマウリ)」と呼んでいます。浜に下りるのは、「女性だけ」という慣わしもの地域もあれば「老若男女」という地域もあり、狭い沖縄でも異なるようです。現在は、家族みんなで夕食のオカズを採りに、というのが一般的な捉えかたです。ハチロー夫妻が行ったのは、おなじみ海中道路沿いの干潟。約100名ほどの人が、潮干狩りを楽しんでいました(下写真)。
※ところで全国ニュースにもなっていたので、ご存知の方も多いと思いますが、昨日浜下りに行った計14名が満ち潮に巻き込まれ、3名が死亡しています。干満の差があるということは、満ち潮のスピードも尋常でない、ということを強く自戒しておかねばなりませんね。
1時間ほど、暖かい海水に足を浸しながら、潮干狩りを楽しんだハチロー(紫外線に弱ハチロー妻は30分で車中に逃げ込みました)。収穫はというと、何とゼロ。 ゼロですよ、ゼロ! こんなことってあるんですか? まぁ、たとえ貝とか海藻を採ったとしても、帰宅してどう調理していいか分からないので、「採る」というより「海散歩」の気持ちでいたのは確かですが、あまりに寂しい結果に(笑)。確かにこの干潟は海藻がメインらしいのですが、採り方ってものがあるんでしょうねぇ。100円ショップで買ったバケツに入ったのは、カニ2匹(右写真)。
スって言うほどの獲物じゃありませんが(笑)。
しかし温かな太陽と海水、心地いい海風に吹かれ、年に一度の 浜下りを満喫した一日でした。海は潜るだけなく、歩くだけでも十分楽しいものですね。
左写真は紫外線から逃れ、車中の助手席に隠れていた妻が撮影した干潟風景です。遠くまで干上がっているのが分かりますね。ちなみに一番手前の白い帽子をかぶって、だらだら歩いているのが、その夫です・・・。
こちらもクリッと!人気blogランキングへ