冒頭でお断りさせていただきますが、巷で話題の庵野秀明(あんの・ひであき)氏にブログ更新を外注したわけではありません。
冗談はさておき・・・。梅雨入り宣言早々にからっ梅雨真っ盛りの沖縄です。出勤途中の公園で見かけたホウオウボクをパチリ。
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気温は30度を超えるようになりました。もう猛暑日シーズンの始まりです。美しい青空とのコントラストも一枚入れておきます。
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3度目の挑戦となる中小企業診断士1次試験の試験日まで、あと100日を切りました。想定外の延期となる前の3月にいったん書いたテーマではありますが、頭を整理する意味で今回改題し、老体にムチ打って再びラストスパートをかける心意気と戦略を書き残しておきたいと思います。これからの100日間は2次試験の勉強は休止し1次試験に集中します。今回は個人的な頭の整理のため、勉強時間について書き残しておきます。スキルアップカテゴリーに興味のない方は全く面白くないので、ページアウトください。本題に入る前に関連話題を2つです。
1次試験の受験申込が始まったので、会社近くの郵便局で受験料を支払ってきました。1万3千円です。妻には「今年で最後にしますから」と誓いを立てて(笑)。
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ところで納付書は過去2年とも所定の事務所まで取りに行っていたのですが、1科目合格者には郵送しているようですね。自宅ポストに入っていたのでびっくりしました。その辺りも独学者には分からないんですよ。不安だったので、郵便局での支払いの際も「ATMでも支払えますよ」と言われましたが、念には念を押す意味で窓口で受け付けてもらいました。これで決戦の舞台へのエントリーを済ませました。7月20日以降に受験票が届くのを待つことになります。本番に向けて時間をめいいっぱい使うことに集中します。
もう一点は、1次試験に集中する前に、ネット評で必須とされる2次試験の関連テキストをアマゾンで購入したということです。過去問10年分なので厚さ3㌢ほどあります。このテキストの存在は当初から分かってはいたのですが、高価(¥4,950)なので無視していました(笑)。しかしネットで「1次試験後には売り切れる可能性がある」と書かれていたので購入を即決。自分への投資と考えるしかありませんね。もちろんこれを使うのは1次試験後になります。
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想定外の延期でいったんふらつきましたが(その間に予備校通いで家事負担がない若者受験生たちにかなり抜かれたような気がします・・・)、腰痛を忘れてラストスパートモードに入ります🔥
さて、本題です。中小企業診断士試験に合格するには一体何時間勉強すればよいのか? ということについて8郎なりの考えをまとめておきます。試験挑戦を思い立った3年半前は、1次2次ともに1000時間の計2000時間に個人的な倍数をかけて「 長くても2400時間」と考えていましたが、その後勉強ペースが滞り、その時間に達するまでには50歳になっていそうだという危機感が強まっているところです(笑)。
ある関連サイトでは、合格までの必要勉強量として1次試験1000時間、2次試験550時間を目安にしています。過少でも過多でもないので、8郎はこれをベースに計画を立てています。極端に少ないサイトは間違いなく予備校系もしくは炎上系です。「1次に200時間で受かった」という元銀行員の方のチャンネルがあり、どんな勉強をしたかという内容を公開しているのですが、参考にしようと見てみると「こんな量、絶対に200時間で出来ねー!」という量です(笑)。内容自体はしっかりしているチャンネルです。ネットの世界は見てもらわなければ金にならないという事情があるので、どうしても「盛らなければならない」のでしょう。あ、当ブログに関してはご安心ください。盛っているのは冒頭のようなオヤジギャグだけです(そもそも不要?)。
現状ペースから予想すると8郎は1次試験に1800時間費やすことになりそうです。しかし、その1800時間は診断士の重要科目「運営管理」でいう「正味時間」ではありません。Youtubeなどサイトチェック、過去問印刷、ものかんげー(思考)、たまにブログ更新(!)など「余裕時間」も含んでいるからです。「運営管理」にならい、1800時間を「標準時間」とし、それに0.7をかけた約1200時間を「正味時間」とします。0.7という値は8郎が勝手に決めた比率です。いくら集中力のない自分でも7割は机に向かって集中していただろう、いや、していてほしい!という希望が込められています(笑)。
ということで、サイトが示す目安の1000時間に対し8郎の正味時間は1200時間なので、つまるところ8郎はネット目安に比べ約1.2倍の勉強量が必要という自己分析をしています。
で、2次試験のサイト目安550時間に1.2掛けすると約700時間となります。その他の受験生たちのネットから分析しても、大体の方が1次より2次の勉強時間が短いので妥当な時間かと思います。8郎が3月からメインにやってきた2次試験の勉強は90時間(相変わらず目標を大幅に下回っています。泣)。1次試験合格後の8月末から勉強を再開したとしても、本番の11月7日までによくいって300時間でしょうか。標準目標700時間の半分にも足りません。0.7という数字から逆算すると1000時間必要という分析も成り立ちますし。
今年2021年は、昨年コロナで受験を控えた多くの1次合格者が満を持してリベンジに燃えていること、1次合格者への新名称制度がらみの変化(爆弾科目がなくなり1次合格者が増える可能性等)などもあって〝史上最も過酷な2次試験〟になると言われています(8郎はなんて試験運が悪いのでしょう)。8郎の勉強量では早くとも来年合格を目指すほうが現実的です。来年なら時間があるので「50歳までに取得」という目標を49歳でギリギリゴールできる、カタチになります。
しか~し! 時間が足りない、ライバルが多いからと言って、8郎が今年の2次試験一発合格を本当にあきらめたかと言うと、決してそうではありません。もし本当にあきらめていたら、県外の受験地までのホテルパックを買う(そう、かのなんちゃって背水の陣)なんて暴挙は取りませんから。【追記】この日、2次試験会場の地にも緊急事態宣言が発令されました。ホテルパック予約時は一けた台だからこの地を選択したのですが・・・。感染が予想以上に拡大しています(汗)。
というのも、2次筆記試験には8郎なりのアドバンテージがあるからです。
それはスバリ、2次試験に必要な能力が、
① 問題文の真意をつかむ読解力
② 回答文章を早く正確に書く力
だということです。
そうです。上記①②を見て分かる通り、2次試験はザ・国語の試験なのです(※最重要科目である財務会計の「事例Ⅳ」だけは計算問題ですが)。過去問をやってみて分かるのですが、1次試験までに得た診断士としての知識は意外なほど使いません。まったく別の試験と考えたほうがいいですね。もちろん、経営コンサルとしてのセンスを持った上で、の国語の試験という意味ですが。
思い返せば、人生を通して国語だけは常に得意だったミスター文系こと8郎。恥ずかしながら3回も受けた大学入試センター試験でも国語だけは毎年9割以上の得点でした(しかもほとんど勉強せずにです。答えはすべて問題文に書いてあるあらに、という認識でした。現代文は3回ともほぼ満点)。それなのに国立最安易のR大に2浪もしてしまったのは、数学バカヤロー(笑)のせいです! そのバカヤロー科目を3年目にやっと5割くらい得点できたので、文系科目様のカバーの上に合格することができました。「微分・積分」の問題を前に「こんな知識いつわーの人生の役に立つばー」とイラついていた高校、浪人時代を思い出しますね。まさか20数年後にこの科目に取り組むことになるとは当時想像もつきませんでしたが・・・(昨年合格した「経済学」の範囲です)。
ほろ苦い思い出話はさておき、つまり8郎は国語(現代文)が得意だということです。さらにプラスαがあります。それは職業として過去に、文章を早く正確に書く訓練を10年ほど積んできた経験値があるということです。それはもう1分1秒を争う中で状況を正確に把握し読みやすい文章に書き記す、というハードな業務でしたから。その経験はほかの受験生にはそうそうないでしょう。「企業経営理論」のSWOT分析で言う8郎の「強み」だと考えています。
以上が、必要勉強量が達成できそうにないにもかからわず〝史上最も過酷〟と言われる2次試験にアラフィフサラリーマンがプラス志向で臨める理由です。
と、かっこよく書いたものの、90時間かけて過去問を5年分さわってみた感触としては、やはり難しいですね~。まさに、つかみどころのない試験、です。3回受けてもだめで1次試験からやり直したという悲惨な受験生がいるというのもうなずけます。国語が苦手で、この方式に合わない人は何年やっても合わないでしょうね(酷)。この2次試験の勉強法は、知識の習得というより、試験本番用の文章の読み方・書き方と、時間配分法を習得することにある、と言っても過言ではないようです。1次試験で得た知識を背景に、訳あり企業にペーパーベースで分析、提案を報告する、イメージでしょうか。※先述の通り最重要科目「事例Ⅳ」だけは国語ではなく計算問題なので、現在、財務会計の問題を毎日解いているのはそのためでもあります。
ズレた話を8月の1次試験に戻します。
当面のスケジュールとしては5月末に大手予備校の1次試験模試(在宅受験)があります。そこで4科目ともB判定を狙います。前回も書いたように模試は問題レベルを極端に難しくするので、判定はあまり当てになりません(昨年はほとんどの科目がE判定で総合がFのまさにFラン受験生でした)。さらに今回は想定外の本番延期もあって模試のタイミングが早すぎるのです。でも、自分の位置を知ることでモチベーションの維持につなげたいと思います(もう申し込んだし)。そして7月末までには、やるべきことはすべて終え、8月は本番までの残り3週間で最後の微調整をするイメージです。
4科目別100日間のタスクとしてはこうなります。
①「財務・会計」⇒2年連続想定外の28点。実力と反比例していることを証明するために今年こそ名誉挽回の70点を目指す!
② 「企業経営理論」⇒昨年も善戦(56点)した一番の安定科目。この科目も1次の「国語試験」と言われているので! 過去問を地道に繰り返せば合格点は向こうからやってくるはず。
③「運営管理」⇒毎朝バス内でテキストを読んでいますが、まだつかみ切れていません。7月からは暗記部分に絞ります。
④ 「中小企業経営・政策」⇒問答無用の暗記科目。独学の身には怖い科目(最新情報が入りにくい)だが、努力次第で得点源にもなる。6月から全力投入!
⑤ 上記4科目ともに、死んでも足切り(40点未満)に引っかからないことです! これをやっちゃ、すべてがお・し・ま・い DEATH!💀
戦略は以上デス!
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さて、1次試験合格へ向けて学習以外でも注意点はあります。前にも書いた通り、不慮の災難に巻き込まれない危機管理意識も重要です。特にコロナや交通事故ですね。品行方正、無病息災で生き抜きます。
あとはサラリーマンの宿命である人事ですね。8郎が勤める会社も株主総会に連動した臨時的な人事(権力者によるイエスマン厚遇に伴う単なる玉突き)が行われるのですが、ヒラ社員8郎もそのあおりを食らう可能性があります(年度末から警戒していましたが)。もはやこの会社の人事には何の期待もしていないので、正直どこでもいいのですが、この時期での部署移動は4年かけて積み上げてきた受験計画に悪影響を与える恐れがあります。リーマンにとって仕事第一ではありますが、この試験だけはそうも行きません。いずれ仕事に必須なスキルだからです。どういう結果になろうと、絶対合格という路線を踏み外さずに歩いていきます。
ご承知の通り1次試験絶対合格に向けて背水の陣も敷きました(退路ありですが)。『シン・僕だけの百日間戦争』というストーリーの結末は合格というハッピーエンドにほかなりません。応援のほど、よろしくお願いいたします。
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さて、ブログチェッカーのみなさんには全く興味のない上に長文となってしまったスキルアップカテゴリーは以上にして(笑)、8郎家の近況を報告して終わります。
先月11歳になった愛息10郎に誕生日プレゼントを買ってあげました。本人希望のバッティング練習ネットです。市内のスポーツ店より安いアマゾンで購入。8350円でした。写真には写ってませんがティースタンド付きです。やる気満々の10郎はイチローポーズでビシっと決めてくれました。
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いざ! パシッ。
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しかし、10郎のミート力を高めようとあえて小さめにしたカラーボールが網目をくぐり抜けます。あまり意味ねぇ~(笑)。大きいボールも買おうっと。
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素振りだけでは飽きるので気分転換にもよさそうです。何より、誕生日プレゼントにゲーム関連商品を希望しなかったことが親として一番うれしかったですね。野球サイコー! ひじを痛め練習ではキャッチボールを自粛している10郎ですが、月内の大会には外野で出場するそうです。妻によると監督が『うちの4番をスタメンから外すことはできません』と言ってくれたそうです。期待に感謝ですね。
最近は「俺、プロ野球選手が終わったら何しようかな」とリタイア生活まで真剣に考え始めた11歳です。まずは目の前の宿題を終わらせてくれ!
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さて、次のブログ更新時に8郎は48歳になっているでしょう。お祝いの言葉などいりませんよ。50歳まで残り2年を切り、不安と危機感が増しているのですから。年々体力、というか体そのものの衰え、老化を感じています。毛のない頭部(泣)ですら白いものが増えたのを痛感しています。筋トレをすればまだまだ筋肉は太くなりますが、内臓の回復力、関節の可動域、肌のハリなどは若いころに比べると完全に初老の域ですね。脳みそまで老化していないことを願うばかりです。
しかし、これからは人生100年時代です。まだ40代です。40代のうちにしかできないことがあります。それをやり遂げたいと思います。有名な言葉「これからの人生で今日が一番若い日」を肝に命じてます。40代前半の8郎を支えてくれた林修先生の名言「いつやるか? 今でしょ!」とともに年々重みを増す言葉ですね。心まで老いてしまったときに人生も終焉が見えてくるのでしょう。
さて、卒業したはずの80㌔の世界に戻ったどころか、居座りつつある47歳出っ腹野郎です。3㌔も太りました。大型連休のやーぐまい中に食べまくった証拠ですね(学童野球にも参加していないことも大きいですが)。鉄板ワードですが言わせてください。70㌔の世界、いずこ!
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50歳目前にしてコロナ禍の昨今、つくづく感じます。人生とは健康第一だということを。
健康であれば何でもできる!🔥
みなさんも、体を、そして一日一日を大事にしていきましょう!
【追記】難病と高齢を理由に入院中のアントニオ猪木氏の一日も早いご回復をお祈りいたします。戦後焼け野原から生き抜いてきた昭和世代の同氏だからこそ説得力がある名ぜりふ『元気があれば何でもできる!』をもう一度聞かせてほしいものです。イノキ! ボンバイエ!